歩歩是道場

日々の暮らしが学びの場。小さな一歩を積み重ねていくブログです。

普段のおやつはフライパンがお手軽。おからパンケーキ作り。

おからケーキを作りたいと思い、12月に生おからを買いました。

型でオーブンで焼くおからケーキはこれまでも作ってきましたが、最近はそこまでして作る気力がなかなか湧きません。

もっと手軽におやつを作れたら‥と、フライパンで作ることにしました。

今回は、材料を混ぜて焼くだけの、おからパンケーキを作ったお話です。

日常のおやつはラクにお腹を満たせてなんぼですね。

 

 

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おからパンケーキのレシピ

購入した生おからの様子

今回作ったおからパンケーキのレシピをご紹介します。

おからを一袋(250g)一気に使いたかったので、ボリュームたっぷりのおやつになっています。

購入したおからの量に合わせて、他の材料を適当に調整して作れば、おからを一気に使えて食品ロスになる心配もないかと思います。

 

材料(直径24㎝のフライパンで作りやすい大きさ)

卵2個、生おから250g、きび砂糖40g、サラダ油大さじ2、牛乳大さじ2、ベーキングパウダー小さじ1/2

 

作り方

  1. 卵・きび砂糖・サラダ油・牛乳を加えて、泡だて器でよく混ぜる。
  2. 生おからとベーキングパウダーを加えて、さらに混ぜる。
  3. 弱火に熱したフライパンに入れて形を整える。
  4. 蓋をしていい色がつくまでしばらく焼く。
  5. ひっくり返してしばらく焼く。楊枝で刺して、何もついてこなければOK。
  6. 切り分けて、好みではちみつなどをかける。

 

おからパンケーキの材料の検討

以前おからケーキを作ったときのレシピを元に、材料を考えました。

おからケーキのレシピはこちらです。

neutrallife.hatenablog.com

 

今回は生おからが一袋250gだったので、卵を2個にしました。(おからケーキではおから100gに対し、卵1個にしていました)

きび砂糖はケーキのときの量のままの40gです。5人家族なので、一人あたり8gの砂糖です。

 

サラダ油はケーキ作りのときは40gにしていましたが、今回はパンケーキっぽく作ろうと思ったので、量を大さじ2に減らしました。

我が家では、パンケーキを作るときにサラダ油を大さじ2入れいているので、今回そうしましたが、パンケーキのレシピを眺めていると油を入れていないものも多いですね。

 

少し固めな感じがしたので、その分牛乳大さじ2加えてみました。 

先ほどのサラダ油を入れずに、その分牛乳を大さじ4(60ml)入れてみてもいいかもしれません。

次回作る時の調整ポイントとします。

 

パンケーキはもっと牛乳を入れて、おたまで生地をすくって焼くというイメージですが、今回はそこまで柔らかい生地にはしませんでした。

おからは小麦粉とは違い、グルテンが発生しません。

小麦粉の場合は、小麦粉のタンパク質と水が結びついて、網目状の構造(=グルテン)をつくります。

それがケーキの形をキープさせるのにも役立っているのですが、おからにはこの性質がありません。

今回形をキープするのに役立つ材料は卵だけとなるので、牛乳を多く入れすぎると形を作れなくなる可能性があるため、水分量は控えめにしました。

 

おからパンケーキ作りレポート 

卵に砂糖を加えて混ぜている様子

卵に砂糖を加えて混ぜている様子です。

筆者は、砂糖を入れて混ぜて、そこに油を入れ混ぜて、さらに牛乳を入れて混ぜる、と段階的に混ぜましたが、一度にいれて混ぜてもよいです。

日常のおやつは、なるべく簡単に、ラクに作りたいですね。

 

その後に、おからとベーキングパウダーを入れて、ゴムベラで混ぜました。

ボウルの中である程度まとまってきたら、フライパンに入れます。

フライパンの中でゴムベラで形を整えて、蓋をして弱火で焼きます。

フライパンに生地を入れて整えた様子。

 

蓋をしてしばらく焼いていたら、いい匂いがしてきました。

焦げ目ができていたので、蓋を利用して、ひっくりかえしました。

具体的には、フライパンに蓋をしたままひっくり返し、蓋の上にのったパンケーキをスライドさせながらフライパンに戻した、ということです。

スパニッシュオムレツみたいな色ですね。

ひっくり返した様子。焦げ目があります。

 

さらに蓋をして焼きます。

楊枝をさして何もついてこなかったら完成です。

切り分けたいので、まな板の上でフライパンをひっくり返しましたが、そこで割れ目が入ってしまいました。

小麦粉なしでおからだけで作るとボロボロしやすくなり、ケーキの形を保つのがやはり難しいですね。そこは今後の課題です。

まな板の上のパンケーキの様子。少し割れました。

 

一人前に切り分けた姿はこちらです。

ケーキっぽく切り分けた姿。

 

これだけでもほんのり甘味がありおいしいですが、長女と筆者ははちみつをかけて、次男はチョコジャムをつけて食べていました。

 

けっこうなボリュームのおやつでした。

この3時間後の夕飯も、子どもたち残さず食べていたので、成長期ってすごいことですね。これからの食費はどうなることでしょう‥。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、自宅にある生おからでおからパンケーキを作ったお話でした。

ずっしりとした食べ応えのあるケーキになっています。

あまり頑張りすぎることなく、気軽に作れるおやつレパートリーを増やしていきたいなと思います。

 

ジュニア向けのスニーカーを履いて5か月。履き心地を振り返る。

2020年8月に、自分用に、ジュニア向けの『瞬足』というブランドの運動靴を購入しました。

お手ごろ価格なのに機能性が高く、子どもたちに大人気のスニーカーなので、これを選ぶのは合理的な選択だと思ったのです。

neutrallife.hatenablog.com

 

それからほぼ毎日履き続け、5か月が経ちました。

今回は、現在の靴の状況や、これまで履いてきて自分自身どう感じていたか振り返っていきたいと思います。

 

 

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購入した駿足の靴 

Amazonで下記の靴の黒色を購入しました。当時の価格で2285円でした。

 

足のサイズは24.5㎝なのですが、足先に1㎝程度の余裕があるほうがよいということで、25.5㎝を購入しました。

面ファスナーのものを購入したのは、外反母趾のためです。

足が靴の先に滑って指が曲がった状態になるのを防ぎたいので、履く度に甲をしっかり押さえたいと思いました。

紐のものでも甲をしっかり抑えられますが、子どもが小さいうちはいちいち結ぶのが面倒‥。

そこで、ラクに履けるようにと、面ファスナーにしました。

 

5か月めの靴の状態 ~親指根元の内側が傷んできた~

親指の付け根の左右で当たる部分が少し傷んでいる様子

5か月履いたスニーカーの状態をみると、親指根元の内側が傷んできています。

先述の通り、筆者は外反母趾があるめ、靴は親指の根元部分が擦れて傷んでくることが多いのです。このスニーカーでもやはりその部分から傷んできました。

ほぼ毎日履いて、ときにはこれで公園遊びもしていたので、しょうがないですね。

表面に縫い付けられているものが擦れているだけで、穴が空いているわけではないので、まだまだ履こうと思います。

 

良かったところ ~ラクに豪快に履けた~

5か月履いた靴の様子

購入当初の期待通り、紐靴でなく面ファスナーであったことは、楽に履くことができて良かったです。

面ファスナーがだめになるかなと思いましたが、今でもきちんと止められ、甲を抑えることができています。

 

あと、値段の高い商品ではないため、どこでも躊躇なく行けるところも良かったです。

砂場にも草っぱらにもガンガン入っていけます。 

高価だったりお気に入りの靴すぎると、傷めたり汚したくないと無意識のうちに行動が抑制されてしまいそうですが、そこの心理的な制限が自分の中で全く生じなかったところが良かったです。

穴が空いたらまたすぐ買える金額であることが、気楽ですね。

 

満たされなかったところ ~ファッションへの想い~

シンプルな黒なので無難なのですが、おしゃれに対する気持ちは封印していたように思います。

好きなファッションでいる日に感じる、ウキウキした感じはありませんでした。

筆者の中でどれだけ合理性を理解していても、ファッションに対する想いを捨てきることは難しいのだなと思いました。

 

あと、黒は汚れが目立たないと思っていましたが、公園遊びでの砂ぼこりは、黒だとかえって目立つような気がしました。

少しグレーがかっている色のほうが、汚れが目立たないかもしれません。

 

見た目以外にも、一点あります。

途中で一度NIKEのスニーカーを履いたのですが、NIKEの低反発なソールがとても良かったです。

NIKEのスニーカーは昔買った24.5㎝のものです。筆者の足にはピッタリすぎて指に負担がかかるため、普段履きはやめていました。

ファッション的にこのスニーカーを合わせたくて履いたのですが、足先の負担はあるものの、ソールの足裏にフィットする感覚がとても良かったです。

サイズさえ適切なものを買っていれば、このソールでなら、たくさん歩いてもより疲れにくいだろうなと思いました。

値段の差は、こういうところにあるのでしょうね。

 

瞬足の靴は安心材料になる

瞬足の靴は、ファッション面やソールのフィット感では大満足とは言えませんが、面ファスナーで履きやすいところやお値段面では大変満足しています。

特に子どもが小さいうちは、気楽に履ける靴があるということは、行動が制限されなくてとても良いです。

良かったところと満たされなかったところを考えて、良かった面が上回るので、次も購入することは十分にあり得ると思いました。

 

むしろ、2000円ちょっとという金額で、これだけ履きやすいスニーカーを提供してくれていることは、ありがたいことですね。

この瞬足のスニーカーは、筆者がスニーカー選びで困った時に「これを買えば大丈夫」という、安心材料になりました。

 

ただ、もう少しいろんなスニーカーも試してみたいので、安心材料はありつつも、他も見てみようと思います。

汚れが目立たなさそうな、ダークグレーで見つかるといいですね。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、筆者が自分用に購入した『瞬足』のスニーカーを履いてみての、振り返りでした。

よい品が高いのは当たり前だと思います。自分が心から納得のいく「よい物」ならば、それ相応の代金を支払っても満足するでしょう。

ですが、「この価格でこれだけいいものを作れている」というものも、それもまたとても魅力的なことです。

そういうものを見つけると、節約生活も楽しく取り組めるのではないかなと思います。

 

ところで、瞬足の靴を買った当時、「息子たちと同じブランドの靴を履いていることがちょっと楽しい」と述べましたが、長男(小6)の足が大きくなり、この度筆者と全く同じ黒の瞬足を買うことになりました。

これで、足元が完璧にお揃いになりました!

息子とお揃いなんてなかなかないことだと思うので、しばらくは母子ペアルックを楽しみたいと思います♪

全く同じ靴が二足ある様子

小さな楽しみです♪

 

鏡餅を下げながら感じた、物は移ろいゆくということ

1月11日は鏡開きです。2021年は、成人の日と重なりましたね。

新成人の皆様、ご家族の皆様、おめでとうございます。

 

我が家では年末に2種類の鏡餅を飾っていました。

ダイソーで買った小さな鏡餅に、自分で三方などを作って飾っていたものと、娘が幼稚園で作った紙粘土の鏡餅です。

今回は、鏡餅を下げながらふと感じた、「移ろいゆく物」のお話です。

 

 

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きちんとしまうと次も気分よく使えます

紙粘土の鏡餅と、ダイソーで買って飾りつけした鏡餅の様子。

新年の気分もひと段落。リビングの鏡餅を下げることにしました。

画像左が娘が幼稚園で作った物、右がダイソーで買ったお餅に筆者が飾りをつけたものです。

 

娘が幼稚園で作った紙粘土の鏡餅は、来年もまた飾りたいと思います。

紙粘土の「橙」「餅二つ」、牛乳パックで作られた「三方」は、壊れないように緩衝材で作った袋に入れました。

先生方が作ってくれた厚紙の「裏白」「四方紅」「御幣」は、折れないように保管しておきたいので、適当なサイズにカットしたクリアファイルに入れました。

手作り鏡餅を分解して袋やファイルに入れた様子

 

これらをひとまとめにして、押し入れの上にしまっておきます。

きちんとしまっておくと、次のお正月で飾る時に心がシャキッとして、新年を気持ちよく迎えられる気がします。

紙粘土の物も、丁寧に扱うことで、なんだかありがたく感じてくるものです。

 

今年度限りの物は処分しました

ダイソーの鏡餅のお飾りは、幼稚園で作った鏡餅の真似をして、自宅にある材料で筆者が作った物です。

橙は丸めたティッシュをオレンジ色の折り紙でくるみ、御幣は白の折り紙と赤で塗った折り紙で、裏白は緑の折り紙で作りました。

三方は牛乳パックで作っています。

これらのお飾りは元々今年度限りのつもりだったので、処分しました。

 

鏡餅のセットのような物は、いつからか購入しなくなりました。

これは、きれいな状態のお飾りをすぐ処分してしまうことに躊躇してしまう、筆者のもったいない精神のためです。

かといって、取っておくのもそれはそれで負担でした。

そこで、最低限のお餅だけ購入して、飾りは自宅である物で準備しようと考えるようになりました。

自宅にある物で飾りつけた鏡餅なら、飾りつけをする楽しみもありますし、処分の負担感も減る気がします。

幼稚園で鏡餅を作ってくるとは思っていなかったので、今回は小さいシンプルな物をダイソーで購入していたのでした。

 

次のお正月では、娘の手作り鏡餅飾りがあるので、鏡餅を買わなくていいかもしれません。

ここのところ自分の中で、「年神様に供えてお迎えする気持ち」と「もったいない精神」とのせめぎ合いだったのが、娘が作った鏡餅の飾りがあることで一件落着するかもしれないな、と思いました。

 

寄せ集めの材料で鏡餅というものになる

鏡餅を下げていて、思い出した歌があります。

 

 引き寄せて 結べば柴の庵にて

 とくればもとの 野原なりけり

 

庵(いおり)とは草ぶきの家のことです。

柴を引き寄せて結ぶことで「庵」という場所を作っていますが、とけば庵はそこにはなく、野原があるだけです。

 

幼稚園で紙粘土で作った鏡餅、ティッシュや折り紙、牛乳パックで飾り付けた鏡餅、あちこちのいろんな材料が寄り集まって、我が家の鏡餅になっていました。

家を神聖な場所にしてくれるような存在ですらありました。

そして鏡開きで、お餅を食べたり、お飾りは処分したり、幼稚園で作った鏡餅はしまいました。

部屋は普段どおりの様子になりました。

 

まさに上の歌のようだなと思いました。

寄せ集めてお正月らしく飾っていましたが、今は片付けて元の部屋のままです。

 

他の物に関してもそうですね。

服を例にとってみると、元々綿花などであったものが、生地になり縫製されて服という形になります。

それが販売されて、たまたま自分が購入して使っています。

服として着なくなったものは、リメイクして活用したり、ウエスにして掃除として使用したりして、最終的には処分します。

 

そう考えると、物というものは存在し続けるわけではないので、執着しすぎることはないかなと思います。

一方で、物が移ろいゆく中でたまたま縁があって手元にあると思うと、とても貴重なもののようにも思えます。

 

寄せ集めの材料で鏡餅を作り、それを手放すまでの一連の流れを終えて、どのような物も移ろいゆくものだということを感じたのでした。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、鏡餅を下げながらふと思った、物の存在について感じたことを書きました。

抽象的な話は、文字にすることが難しいですね。

鏡餅のようにその時期だけに飾るようなものに労力や時間をさくことは、文化であり、とても人間らしい行動だと思います。 

区の成人式がオンラインになり、近所の公園には、お友達と約束をしたと思われる晴れ着姿の方々がいました。

華やかな姿に、こちらまで気分が晴れやかになりました。

 

うさぎのホームステイで感じた、うさぎの魅力と大変なところ

冬休みの6日間、幼稚園のうさぎを預かりました。

昔実家のうさぎを一年間預かったことがあり、久々にうさぎが身近にいる生活を送り、こんなにも心がほっこりするのかと実感しています。

今回はうさぎのホームステイを通じて、筆者が改めて感じたうさぎの魅力と、お世話する上で大変な点について取り上げます。

家族の中で「飼いたい」なんて話も出てきました。今の我が家で飼えるのかについても、ここで考えいきたいと思います。

 

 

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うさぎの魅力

撫で心地が良い

うさぎを撫でている様子

うさぎはけっこう撫でられるのが好きなようで、おでこのあたりや、体を撫でるととても気持ちよさそうにしています。

ある程度の大きさがあるので、撫でているとこちらもうさぎのぬくもりをたっぷり感じられます。癒されますね。

筆者はメダカとドジョウを飼っていますが、直に触れ合えるというところは、魚の飼育にはない魅力だと思います。

 

時々感情がわかる

うさぎは鳴くことはあまりありませんが、行動から感情が読み取れることがあります。

このうさぎが我が家に来てしばらくは、耳をピンと立てて警戒している様子でした。

耳を立てて警戒している様子

ちょっと警戒モード

 

慣れてくると、次第に耳が後ろに倒れてきて、目をつぶってリラックスしてきました。 

体をのばしてリラックスしている様子

リラックスモード

 

うさぎを抱っこしてゲージの外に出したときに、あまり外に出してほしくなかったのか、自らゲージの中に戻っては後ろ足で「タン!」と足を踏み鳴らして、ちょっと怒った様子でした。

あまり怒らせるのはよくありませんが、うさぎなりに精一杯の感情表現しているところも、とてもかわいいです。

 

人に慣れる可能性がある

我が家に来た初日こそ耳を立てて警戒していましたが、二日目には筆者がゲージに近づくと「なでて~」と言わんばかりに、こちらに近づいてきました。

以前筆者が預かっていた実家のうさぎは警戒心がとても高く、人から逃げてばかりでした。

うさぎの方からこちらに来るとは、意外でした。

幼稚園のうさぎは普段から園児に囲まれた生活を送っているので、人慣れしているのかもしれません。

 

うさぎの警戒心に関しては個体差があるようで、YouTubeでうさぎ飼育の動画を見ていても、飼い主さんに寄っていく様子が見られたりします。

とにかく筆者にとって、うさぎの方から人に寄ってきてくれたことは、今回のうさぎ飼育の中で一番キュンとした瞬間でした。

人に慣れてくれると、「一緒に暮らしている家族」という感覚が芽生えてきそうですね。 

 

においが少ない

うさぎは草食動物のため、フン尿があまりにおわないように思います。

夫が独身時代からフェレットを飼っており、結婚後もしばらく飼っていましたが、肉食だからかフンのにおいがありました。

それに比べると、よっぽどにおいません。筆者は全く気になりません。

 

静かであること

うさぎは声帯をもたないので、とても静かです。

鳴き声がないので、マンションにお住まいの方にも、飼いやすいと思います。 

給水ボトルでお水を飲むときのカタカタした音くらいかなと思います。

 

お世話する上で大変なところ

フンがけっこうこびりつく

うさぎはコロコロしたフンの他に、軟らかいフンをします。

軟らかいフンには栄養が含まれており、うさぎはこれを食べる習性があります。

そのときのフンが、ゲージに敷いた「すのこ」にこびりついていました。

 

お風呂場でたわしでこすり洗いし、ベランダで干して、きれいにしたのですが、その翌朝にもこびりついていました。

この掃除を頻繁にするとなると、けっこう大変だと思います。

うさぎにとっては大事な栄養なので、飼うならば軟らかいフンの掃除のこともできないといけないなと思いました。

 

毛が抜けるのでアレルギー体質には辛いかも

撫でたときに毛が抜けたり、抱っこした後に服に毛がつきました。

子供たちはアレルギー性鼻炎があるので、今回はたまたま症状がでませんでしたが、毎日いた場合どうなるだろうと思いました。

 

年をとっていき、いつか死んでしまう

年をとっていくにつれて、昔できたことができなくなることがあります。

先述の軟らかいフンですが、実家のうさぎは年をとるにつれて、このフンが後ろ足にこびりついていることがしばしばありました。

フンのついた足を洗っても、しばらく経つとこびりついていたので、今思うと、食べる力が衰えてきていたのでしょう。

 

そして、この実家のうさぎは、11歳で亡くなりました。

人間の年齢に置き換えると100歳になるので、大往生だと言えます。

そう頭で理解しても、ぬくもりを感じていた子が冷たくなっていくことは、悲しいことでした。

 

今回は6日間のホームステイだったので、老いる様や死の場面に遭遇することはありません。

実際に飼うとなると、そこを避けて通ることはできません。

丸ごと受け止める覚悟が飼い主にも必要ですね。

 

今はホームステイがちょうどいい

今回、子どもたちの様子を見ていると、自発的にうさぎの様子を見に行ったり、撫でたりエサをあげたりして、いい感じに絡んでいました。

前回うさぎを預かったときはまだ子どもたちも小さかったので、こちらがおぜん立てをしてようやくうさぎと接する、という具合でした。

その頃と比べると、受け入れる子どもたち側も、以前よりも成長して受け入れ体制ができてきたかなと思います。

 

あまりのうさぎのかわいさに、次男が「飼いたい」と言ってきました。

筆者もその気持ちわかります。本当にかわいかったので。

お世話する上で大変なところをあげましたが、かわいい子を迎え入れるならば大変なことも受け入れなければならないということは、大きな学びになると思います。

また、老いや死も丸ごと受け入れるということは、命というものを身近に感じられる機会になるでしょう。

アレルギー性鼻炎対策さえクリアできれば、うさぎを家族として迎え入れるということも十分に考えてもよいことだと思いました。

 

ただ今の我が家では、まだ飼えないです。

幼稚園児の末娘がいつも家族の誰かにひっついているので、娘の「かまってちゃん」っぷりが落ち着くまでは、ペットは飼えないと思うのです。

6日間くらいのホームステイでしたら問題ないですが、これがずっとになったときに、ペットの世話をしていて娘にかまえないという日が続くと彼女はどうするだろう?

恐らく娘が足にひっついてきて、その重い足を引きずりながらうさぎの世話をするという様子が、容易に想像できてしまいます。

 

我が家でペットを飼うとしたら、娘が成長して家族にひっついてこなくなったときですね。

今は娘がひっついてくるのが少し大変なのですが、ひっついてこなくなったらなったで、今度は別のぬくもりが恋しくなっているかもしれないと思いました。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、うさぎのホームステイで筆者が感じたうさぎの魅力と、お世話する上で大変なことについて取り上げました。

外出自粛でペットを飼う方が増えているようですね。それと同時に、ペットを捨てるケースも少なからずあるようです。

ペットを飼うと、その後10年くらいを一緒に過ごすことになります。

丸ごと受け入れる覚悟はあるのか、ゆっくり考えて自分も家族も納得した上で、受け入れられたらいいのではないかなと思います。 

 

【リメイク】ノースリーブワンピースを枕カバーとタンクトップに

第三子妊娠中にマタニティウェアとして購入したボーダーのノースリーブワンピース。

暑い夏にでも着られればと取っておきましたが、5年間着なかったので、リメイクすることにしました。

今回は、着ていなかったワンピースを、枕カバーとタンクトップにリメイクしたお話です。ついでにTシャツもリメイクしました。

タンスの中を見るたびに、使っていないのに残ってるな‥と思っていたので、物が生かされるようになって気分もすっきりしました。

 

 

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妊娠中は着られたけれど‥

ボーダーワンピースの様子。筆者が着るとふくらはぎ辺りまでの長さです。

第三子の妊娠中に来ていたノースリーブのボーダーワンピースです。

夏に臨月を迎えるので大きなお腹でも着られる夏服がほしいと、近所の商店街で1000円程度で購入しました。

妊娠中は大変重宝していました。レギンスと合わせて着ると楽ちんです。

 

産後も着られるだろうと思っていましたが、全身ボーダーであることが、普段の生活ではどうしても派手に感じてしまいます。

夏休みの海やプールのレジャーならばまだ着られるのですが、そう何度もあることではありません。

普段着としてはちょっと‥という感じで、すっかりタンスの肥やしになっていました。

 

下の部分は長男の枕カバーに

長男に作ったボーダーの枕カバーの様子

長男の枕カバーの黄ばみがひどくなっていたので、ワンピースの下の生地の多い部分を枕カバーにすることにしました。

作り方は、以前に記事に取り上げた方法で作っています。

neutrallife.hatenablog.com

 

ファスナーを使わずに布だけで作るので、相応の大きさの布さえあれば、気軽に作ることができます。

裏の様子は下の画像の通りです。合わせた布から枕の出し入れができます。

枕カバーの裏の様子。合わせた布の間から枕を出し入れできるようになっています。

要らない服などの大きな布が出たタイミングで、枕カバーを確認すると、たいていどれかは傷んでいます。

そういうときに、枕カバーにリメイクし、古いカバーは掃除用のウエスにしています。

もったいない精神の強い筆者にとって、このやり方ならほどよい頻度で物を循環させることができるので、満足しています。 

 

長男も密かに枕の黄ばみが気になっていたようで、ボーダーの枕に、喜んでいました。

 

上の部分はタンクトップに

タンクトップの様子。

ワンピースの上の部分は、以前からあるとよいなと思っていた、タンクトップにすることにしました。

全身ボーダーだと派手な感じがしますが、トップスだけボーダーならば、着やすそうと思ったからです。

 

裾の部分を三つ折りして縫い、少しだけ幅を小さめに縫いました。

サイドは少しだけスリットを入れています。

サイドのスリットの様子。2㎝程度です。

これは元々裾に向かって広がるデザインなので、裾を三つ折りにして縫うと、外側と内側で円周が異なってしまい、ぐるっと一周縫えないためです。

 

作業の手間は少し増えてしまいましたが、脱ぎ着もしやすくなり、スリットを入れて結果的に正解でした。

 

Tシャツから夫の枕カバーに

夫向けの枕カバーの様子。袋状になっており、閉じていません。

ついでに、肩の部分がほころんできているTシャツで、夫の枕カバーも作りました。

Tシャツの布生地が枕がギリギリ入る程度の大きさしかとれなかったので、裏の合わせ部分までは作れず、単に「枕を入れる袋」を作っただけで終わりました。

夫も枕カバーの黄ばみが気になっていたようなので、新しい枕カバーになって良かったようです。

 

それにしても、黄ばみが生じる枕カバーと、生じない枕カバーがあるのですが、この差は何なのでしょうか。

生地の成分の違いか、使っている人によるのか‥。洗濯しても落ちないので不思議です。

 

Tシャツは、元々夫がお姉さんから旅行土産にもらったものでした。

数年前に夫が処分しようとしていたので、筆者がもらいました。

何度かスポーツや部屋着として着ていましたが、結局枕カバーとして、夫の元に帰ってきたというわけです。

とことん使い尽くしています。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、ワンピースから枕カバーとタンクトップへのリメイクと、Tシャツから枕カバーにリメイクしたお話でした。

このお正月はほぼ家にいたので、けっこうはかどりました。

黄ばみのない新しい枕カバーで新年を迎えられたこと、不要な服が新しい場所で生かされたことに、家の中が整ったようで気分がすっきりしました。

 

一つの食習慣を手放した話。アイスを心底愉しんでいるのか。

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大晦日に少しだけ車を走らせて、家族で海の見える公園に行きました。

年一回くらい行くこの公園では、家族で遊んだ後、アイスを食べるのが定番になっていました。

今回は、2020年の最後の日にアイスを食べて、ふと「アイスはもう食べなくていいな」と思ったことについて取り上げます。

ちょっとしたハプニングもありましたが、自分で妙に納得して、一つ気がラクになりました。

 

 

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大晦日に食べるアイスは妥協せず選びたい

普段ならファミリーサイズの箱アイスを購入していますが、大晦日ということで、家族それぞれ好みのパーソナルサイズのアイスを選んでよいことにしました。

せっかく食べるなら、妥協せずに好みのものを選びたいので、種類が多くあるお店に行って選びました。

 

夫はSUNAOチョコ&バニラソフトを、長男・次男はチョコモナカを、長女はパピコを選びました。

筆者が選んだのはこちらのSUNAOマカダミア&アーモンドです。

www.glico.com

 

江崎グリコのSUNAOシリーズは、体に優しい素材で作られていて、罪悪感なくスイーツを楽しめます。

SUNAOのクッキーを食べた時に、糖質を抑えながらもバターの良い香りをしっかり感じられ、大変満足したことを覚えています。(おすすめです!)

そのことから、アイスも期待できると思いました。

SUNAOシリーズの中でも、素材をダイレクトに味わえそうなマカダミア&アーモンドにしました。

 

うっかり母さん、人に助けられる

公園に着き、それぞれのアイスをいざ食べよう、としたときです。

筆者のアイスがカップ型であることに気が付きました。

パッケージにはしっかりとカップに入ったアイスである様子が載っています。にも関わらず、手持ちだと思い込んでいました。

うっかりです。スプーンもありません。

 

幸い、夫のソフトクリームがプラ容器に入った物だったので、その蓋をもらってスプーン代わりにして食べていました。

 

そんな様子を、近くにいた若いお母さんが見ていたようで、「これ使ってください」とアイスについているスプーンを譲ってくださいました。

幼いお子さんがいたから、離乳食用とか外食用に持ち歩いていたのかなと思います。

大晦日まで自分のうっかり母さんっぷりに、あちゃーと思っていましたが、思いがけず人の温かさを感じる機会になりました。

ご厚意が大変ありがたかったです。

 

自分はアイスを心底楽しんでいるのか

スプーンでアイスを食べたところ、マカダミアナッツやアーモンドの食感もよいし、糖質が抑えられているのに甘さも感じられ、とてもおいしかったです。

ですが、SUNAOのクッキーで感じられたほどの大満足って感じはありませんでした。

 

家族はアイスを大満足で堪能しているのに、自分は堪能しきれていないのはどうしてなのか。

理由を考えていくと、いくつかの要因が思い当たります。

 

まず、寒い日のアイスだったということです。

冬の公園で寒い中わざわざアイスを食べました。

ほどよく柔らかい食べごろになる前で食べたので、本来のおいしさを十分に味わえなかったことが考えられます。

 

次に、冷たいものを食べると歯に少し違和感があるようになってきたから、ということがあげられます。

筆者は通っている歯医者でも、最近、少し歯ぐきが下がっていることを指摘されました。

しみて辛い、というまでではないのですが、そういえばここのところ、アイスを食べる直前に少し身構えるようになっていました。

歯の若干の違和感が、アイスを食べる前の無意識の反応になっていた、ということを自覚しました。

 

そして、一番大きな理由として、アイスより好きなスイーツがあるということです。

筆者はサクッとしたものや、カリっとした食感が大好きなので、焼き菓子やナッツチョコなどには目がありません。

一番好きな焼き菓子に比べると、アイスはそこまで好きではなのだろうと思います。(あくまで「相対的に」です)

一日一回3時のおやつだけにしているので、その貴重な一回には、本当に自分が満足するものを食べたいです。

そうすると、アイスよりももっと食べたいものがあったのではないか、と思ったのです。

このときにも、SUNAOのアイスは確かにおいしかったけれど、SUNAOのクッキーの方が食べたかったな、と心で思っていました。

 

本当に満足のいくものを食べればよい

それならば、普段のおやつのときに、別に家族と合わせる必要はないかも、と思いました。

「皆が食べるから自分もアイスを食べる」ではなくて、「皆は食べるけれど自分はアイスを食べない」としてもいいのです。

お菓子は嗜好品なので、自分が本当に食べたいものを食べればいいですよね。

 

以前はソフトキャンディやキャラメルを食べていましたが、詰め物が取れた経験から、全く食べなくなりました。

いきなりやめたので反動があるかと思いましたが、「食べたくて困る」ということも「代わりのものを暴食する」ということもありません。

むしろ、食べなくなったことで、余計な糖質を取らずに済み、快適に過ごせています。

 

それと同じ感覚で、もうアイスを食べなくてもいい、と思いました。

アイスを食べないという選択をすることで、歯の若干の違和感や、本当はもっと他のものが食べたいのに、という小さな後悔の念というものを感じずに済みます。

そして、貴重な一回のおやつ時間に、もっと好きなものを選ぶことができます。

 

プールで泳いだ後のセブンティーンアイス(自動販売機のアイス)は、確かにとてもおいしかったし、満足度も高かったです。

これまで筆者は十分にアイスを愉しんできました。これからは家族に買うだけにしようと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、2020年の暮れにアイスを食べて、もうこれから食べなくてもいいな、と思った話でした。

もっと早くに気づいていてもよさそうですが、なんとなくやっている習慣というものはなかなか変えられないものです。

食習慣の微調整で、2021年の嗜好品を楽しむ精度のようなものが上がればと、期待しています。

 

スプーンを見ず知らずの方からお譲りいただいたことは、大変ありがたいことでしたが、筆者としては反省する点でもあります。

9月にも同じようなことをしでかしているのです。

出かけ先で、スーパーでお弁当を買ったときに箸をもらい忘れ、手づかみで食べました。

秋の味覚を食べたいと、ルンルン気分で買った栗おこわ弁当を、「手づかみ」。

 

「二度あることは三度ある」にしないために、自宅に戻って、リュックの中に携帯用のカトラリーを入れておいたことは言うまでもありません。

 

ささやかに過ごすお正月。お飾り、料理、コミュニケーション。

あけましておめでとうございます!

今年の新年は、帰省もせず親せきにも会わず、生活を共にする家族だけで、静かに迎えています。

今回は、正月飾りを中心に、料理や他の人とのコミュニケーションなど、我が家のささやかなお正月の様子を取り上げます。

多くの人とごちそうを囲んで迎えるお正月も嬉しいですが、同居家族だけで質素に過ごすお正月も、これはこれでいいものだなと思っています。

 

 

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寄り集まった正月飾り

正月飾りの様子。小さな鏡餅二つと牛型の焼酎瓶と牛のお年玉袋。

リビングの正月飾りは、小さな鏡餅二つ、牛のお年玉袋、牛型の焼酎を、テレビ横の棚の上に飾りました。

 

左の鏡餅は、娘が幼稚園で作ってきた物です。

お餅と橙は紙粘土、三方は牛乳パック、四方紅・御幣・裏白は色紙で作った物になります。

 

右の鏡餅は、ダイソーでお餅を購入し、他のパーツは幼稚園の物をまねて折り紙で作りしました。

ちょうどよい大きさの橙がなかったので、ティッシュを丸めてオレンジ色の折り紙でくるんで、テープで取り付けています。

 

手前の牛のお年玉袋は、夫のお姉さんから子どもたちに贈っていただいたもので、お姉さんのお手製の物です。

毎年その年の干支の形で作られていて、手作りとは思えないクオリティ!

とてもかわいい牛さんなので、眺めて愉しめるように、飾りました。

 

後ろの牛型の焼酎は奄美酒造株式会社のものです。

両親が鹿児島県徳之島の出身で、母からもらいました。

徳之島は「闘牛」で有名な島です。丑年なので、牛の陶器の干支ボトルが販売されているようです。

ちなみに、昔徳之島に遊びに行ったときに、近くの海辺で牛を散歩させている人に出会い大変驚いたことを覚えています。

まるで犬の散歩のように、牛が人々の暮らしに溶け込んでいました。

 

今年は、ダイソーで購入した鏡餅だけのお供えのつもりでしたが、いろんな物が集まりにぎやかに飾ることができました。

1月11日の鏡開きでお餅を食べるまでは、正月気分を愉しもうと思います。

 

ダイニングに飾った赤い実と松。玄関にも

松の枝と赤い実のついた枝(千両)の様子

今年は自宅時間が長いので、部屋をもう少し彩りたいと思い、まいばすけっとで赤い実と松の枝を購入しました。

生きた植物を部屋に置くと、自然とのつながりを感じられますね。

緑色の中の赤色がとてもいいです。

この赤い実、南天にとても似ていますが、「千両」という名の植物です。葉っぱがギザギザしているところが、南天とは異なります。

おめでたい名前から、こちらの植物も慶事の飾り物によく使われています。

 

例年は玄関にしめ縄飾りをしていましたが、今年はしませんでした。

筆者は「物理的によい状態の物をすぐに処分する」ということに抵抗を感じてしまうところがあるので、きれいに作られているしめ縄飾りを手放すことがなかなかできません。

本来ならば、飾り終えたしめ縄は神社でお焚き上げしてもらうのでしょうが、もったいなくて数年使っていたこともありました。

 

そこで今年は、ダイニングに飾った千両を一枝だけ切って、玄関横に飾りました。

玄関扉横に飾った千両の様子。シンプルに一つの枝だけです。

このような形で年神様をお迎えする気持ちを表しましたが、年神様、いかがでしょうか。

 

好きなもので好きなように食べる

例年は、実家や親せき宅でおせち料理などのお正月料理を食べていました。

そして余ったごちそうは、ありがたいことに5人家族の我が家にくるということが、毎回のパターンでした。

 

今年は家族だけなので、お正月料理の中でも家族が好きな物だけをちょこっと準備しました。

黒豆・かまぼこ・お餅のプレートと、シンプルな具のお雑煮の様子。

質素ですね‥

お正月前のスーパーには、お正月仕様の立派なおせちの具材が並びます。

かまぼこなら普段100円程度で購入できるのに、お正月時期になると5~10倍になったりします。

我が家は100円のかまぼこで十分満足ですし、黒豆も普段から売られているもので十分満足なので、スーパーの中でそのような商品を探しました。

栗きんとんもほしかったのですが、ちょうどよい価格の商品に入っていた栗は4粒‥。

5人家族の我が家には栗が1粒足りないので、やめました。

 

今年のお雑煮は、家族の苦手な具を入れずに作りました。(もはやお雑煮と言えるかわかりませんが)

家族皆お餅好きですが、お雑煮の中のお餅は積極的には好みません。

「大好きなお餅は好みの味で食べたい!」と、磯辺・きなこ・あんこの準備をしました。

写真ではお餅1個ですが、お餅は出来立てがおいしいので、お替りの都度作っています。筆者は2個食べました。

我が家のお正月関連消費で、一番大きかったものはお餅かもしれません。

お餅は正月しか食べないので、その分特別感が増すようで、子どもたちもごちそう感覚食べています。

 

なるべく大量に作って料理の手間を減らせたらいいなと考えていましたが、汁物を大鍋に作っても2食でなくなってしまうので、結局ほぼ台所にいます。

質素な食事で正月を迎えていると、これまで親せき宅や実家で過ごさせてもらったことは、当たり前ではないのだと感じますね。

あらためて感謝です。

 

電話やお手紙、ビデオ通話などで人とのつながり

毎年遊びに行っていた親せき宅には、今年はご挨拶にいけない分、お手紙を書きました。

子どもたちの写真と、次男が書いた詩も同封しました。

にぎやかなことが好きで人が寄ってくる親せきなので、子どもの詩も笑って読んでくれるかなと想像しています。

 

父母とは電話で話しました。まだまだ元気でいてほしいです。

 

甥っ子たちとはビデオ通話を楽しみました。子どもたちにとっては、同世代で仲良しのいとこです。

いとこ同士久しぶりに顔を見ながら、近況報告やクイズを出したりして、楽しんでいました。

 

友人たちとは、年賀状やLINEなどでご挨拶しました。年賀状はやめる方も増えてきていますね。

 

今年はいろんなツールを利用してコミュニケーションを取りました。

普段言えない感謝の気持ちを、ゆっくりと考えて伝えられる、よい機会になっているように思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、我が家のささやかなお正月の様子について取り上げました。

いつものメンバーだけで過ごすお正月は、初めてのことでした。

刺激が少なく、正月太りの心配もないお正月も、身も心も落ち着いていいものだなと感じています。

皆で集まるにぎやかなお正月も大好きです。直接会うのはまたの楽しみにして、この一年も一歩一歩進んでいこうと思います。

 

感染者数はまだ増えていますね。

自分のできる感染対策を引き続き行いつつ、平凡な暮らしをおもしろがりながら過ごしてまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

眠らせていたブログを書き出して。点が線になり、その先へ。

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自宅で眠らせているものはありませんか?

筆者は、2018年にアカウントだけ作って眠らせていたブログに、2020年5月から記事を書き出しました。

今年も終わりに近づき、一年を振り返ると、ブログに書き綴ってきたことが、自分にとってとても大きなことだったと思います。

今回は、眠っていたブログを復活させた当時を振り返り、ブログを続けてきて気づいたことについて取り上げます。

小さな点であったものが線になるときがくるんだということを、身を持って知りました。

 

 

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アカウントを作った経緯

当ブログのアカウントを作ったのは2018年です。

 

当時息子たちがYouTuberになりたいと言い出し、少しばかりYouTubeチャンネルの運営をしていました。

ど素人が試行錯誤する様子もおもしろいだろうと思い、裏方の記録としてブログも始めました。

はてなブログという存在を知り、初めてブログというものを書いたのがこのときです。

 

ただ、子どもたちのYouTubeの取り組みは、少しずつ筆者の負担になっていきました。

子どもたちに動画撮影をしてもらい、編集は筆者がしていたのですが、子どもたちの自由な振る舞いの動画素材から他の人にも伝わるように編集するという作業が、なんともストレス‥。

 

そこで、自分自身で自由にやりたいと、筆者自身のYouTubeチャンネルを開設し、そのリンクするブログとして2つめのアカウントを作ったのが、当ブログになります。

 

結局、筆者自身のYouTubeチャンネルの方は、1本だけ出して気力が尽きてしまいました。

さらに、2つめのブログアカウントの方は全く手つかずという状況で、2年も放置することになったのでした。

 

コロナ禍で日常的なおしゃべりがなくなって

今年の春、緊急事態宣言が発令されました。

これまでは子育てしながら人と会っていたので、気軽なおしゃべりの時間が日常にありましたが、ステイホーム中は家族以外との会話はほぼありません。

そんな中、筆者が日課としていたことは、『筆子ジャーナル』というカナダ在住のミニマリストさんのブログを読むことでした。

友人とのおしゃべりはできないけれど、毎日更新されるブログを読んでいると、友人とおしゃべりをしているような、ちょっとした刺激を感じました。

 

筆子さんのブログで「死蔵品を生かそう。さもなければ処分しよう。」旨の話がたびたび出ていました。

そこで思い出したことが、このブログアカウントの存在です。

筆者にとってこのブログは、ログインすることもおっくうになるくらいの、まさに『死蔵品』となっていました。

 

もしもブログを自分で書いたなら、「ブログを読む=人の意見に触れる」という行動に足して、「ブログを書く=自分の意見を発信する」という行動が生まれますよね。

これが日常になったら、ちょっとした双方向のおしゃべり感覚をステイホーム中でも感じられるのかも!

もしも書くことが無理だったら、アカウントを削除してすっきりさせればいい。

そんなことを思い、ブログに記事を書き始めたのでした。

 

ちなみに、筆子さんに眠っていたブログを書き出したことをご連絡したところ、読者のお便り紹介コーナーで紹介していただきました。嬉しかったです。

こちらの記事で、ムックというペンネームで出ています。

minimalist-fudeko.com

 

点が線になることがあるんだ 

2年前は、なんとなく当アカウントを作っただけでしたが、今年春に書き始めて8か月で100記事を超えました。

当初の目的とは違う形でこのブログを活用することになりましたが、いつ火が付くかは、ほんとうにわからないものですね。

 

書いている内容は、筆者がなんとなく関心をもっていた内容です。

ブログにじっくり取り組むなんて思ってもおらず、その都度の興味関心で、本やネットを読んだり、人と話したり、考えてきました。

いざ書き始めると、なんとなくの興味関心であったものが、するすると出てくるのです。

 

ブログを始めたことも、その内容となる自分の関心の対象も、その時々は点でしかありませんでした。

それがブログを続けてきて、一つにつながってきているという感覚があります。

 

目的を見据えて逆算して取り組んでいく方法もありますが、今回のように、点であったものの積み重ねで線になってくるということも、またあるのですね。

そういうことを身を持って知れたことは、筆者の中でとても大きい出来事でした。

 

自分の枠を超えた出来事も生じる

点が線になるというのは筆者自身の内側の話です。

当ブログは一般公開をしているので、自分の枠組みを超えた予測不能な出来事も発生します。

 

読みに来てくれる方々がいらっしゃる、ということもそうです。

自分の文章を、少し時間をとって読んでくださる方がいるということ。

そういう方がいることが、書き続けるモチベーションにつながってくることをとても実感しています。

大変感謝しております。

 

また、先日、ツイッターの方で当ブログの記事を企業さんのサイトで紹介させてほしいというご依頼がありました。

なかなかない機会だと思ったので、お受けしました。

『ナースときどき女子』という看護師さん向けの転職サイト内で、ヘアケア・スタイリングに関するブログ記事を紹介する特集がありました。

そこで、当ブログのセルフカットの記事が紹介されています。

「美意識高めの~」と書かれた特集に、節約目的のセルフカット記事が載るとは思ってもいませんでしたが、こういう予想外の出来事も起こるのですね。

kango-oshigoto.jp

 

そして、自分で書くようになり、もっとたくさんのブログを読むようになりました。

新たなことを知ったり考えさせられたり、時にはリラックスしたり、有意義な時間になっています。

普段の生活では出会えないような方々の考えや経験に触れることができ、大きな学びになっています。

 

筆者にとってブログ運営は、旅をしている感覚に近いように思います。

日常の中での非日常。

こういうおもしろさに気が付けて、とても良かったです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、眠らせていたブログを復活させたことで、気が付いたことについて取り上げました。

点が線になったことの実体験、そして自分の枠を超えた体験、これらはそれまで眠らせていたブログを書くことで、身を持って経験することができました。

身の回りを見渡してみると、今だからできるものが眠っているかもしれませんね。

筆者はブログを始める前と始めた後では見える景色が違うので、書き始めた当時の自分に「でかした!」と言いたいです。

 

今年の投稿はこれにておしまいです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

これからも小さな一歩を積み重ねてまいりますので、来年もお付き合いいただけたら幸いです。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

 

『歩歩是道場』みち

 

 

子どもたちと近所のごみ拾い#7~時には任せてみることも~【江東輝地団】

次男の発案で、土曜の午後に一時間だけ、江東輝地団という名前で近所のごみ拾い活動を行っています。

今回はその7回目の記録です。

筆者がその日は予定がいっぱいだったので、サポート役は夫に任せました。

たまには筆者がいかないことも、子どもたちや会の成長にはいいのかもと思いました。

 

 

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久しぶりに男同士の時間になりました

2020年12月19日土曜日、14~15時にごみ拾いをしました。

メンバーは、次男(団長)、長男(副団長)、夫の3名です。お友達は来ませんでした。

いつもはパパにべったりの長女も、この日は筆者と一緒にいたので、結果として父・息子の男同士の時間になりました。

 

川沿いの公園を歩きながら、大きな公園へ向かい、そこを一周しました。

一時間で拾ったごみは、燃やすごみがレジ袋2枚分、要分別のごみがレジ袋1枚分、段ボール1つでした。

拾ったゴミの様子

 

子どもたちがごみ拾いで気づいたこと

子どもたちのごみ拾いの感想は、以下のとおりです。

  • 缶とペットボトルでは缶のほうが多い。
  • 川沿いの公園はごみが多いけど、大きな公園にはごみが少ない。
  • 一時間のごみ拾いはそんなに大変じゃない。

 

缶は確かに多いです。

ごみ拾いの後にリサイクル可能なものを自宅で洗っているのですが、ペットボトルより缶をたくさん洗っています。

ペットボトルはふたができるので、持ち帰りやすいのに対し、缶はふたができないので捨てたくなってしまうのかなと思います。

 

川沿いの公園と大きな公園には、人はどちらもそれなりにいるのですが、落ちているごみの量は大きな公園の方が少ないです。

これは、区営の公園か都営の公園かというところから生じるのかな、と想像しています。

川沿いの公園は区の管轄なのに対し、大きな公園は都営です。

掃除の頻度が異なるのかもしれません。

 

一時間のごみ拾いが大変ではなくなった、というのは、活動も7回目になって慣れてきたのだと思います。

初日の一時間はとても長く感じました。

けっこう頑張ったのに、時計を見たらまだ半分すぎぐらいだったので、長男・長女は飽きて帰ってしまいました。

今では一時間続けることは簡単とのことで、確実に一つ成長していますね。

 

夫にとってはリフレッシュの時間

最近の週末は長女に付きっきりだった夫でしたが、今回は長女担当を筆者がやり、江東輝地団のサポート役を夫に任せました。

夫の感想は、

「気候も穏やかで、森林浴みたいで気持ち良かった」

とのことでした。

 

在宅勤務で歩く機会がめっきりすくなくなった夫にとっては、この一時間のゴミ拾い活動は、適度に動けて、いいリフレッシュになったようです。

長女と一緒にいるよりも、活動量の多い息子たちと一緒にいることで、いつもの週末より動けたようでした。

 

ただ、久しぶりのごみ拾いで張り切りすぎたのか、軍手をしていたのに手を軽く切っていました。

「トングは人数分ほしい」と要望を出していました。

 

子どもたちの自覚が見られました

これまで筆者がごみ拾いについて行ったときには、ごみ拾いの他に、サポート役として以下三点の役割をしていました。

  1. 要分別のごみの袋を代表して持つ。
  2. 終了時刻を確認し伝える。
  3. 記録写真を撮る。

 

サポート役として夫がついて行ったので、この3点を夫が行うかなと思っていましたが、夫が行ったのは記録写真を撮ったことだけでした。

1、2の役割は団長である次男が行ったようです。

 

特に、終了時刻を確認し伝えるということのために、次男は、通信教育でもらった腕時計をつけ、15時にアラームをセットして利用していました。

筆者がいると、子どもたちが「今何時?」とたびたび聞いてきます。

そのたびにスマホを確認するのが負担だったので、筆者はスマホのアラームを15時にセットしていました。

筆者がいないことで、自分たちだけで便利に活動するにはどうすればよいのかを考えて、自分たちが持っている腕時計の存在に気が付いたということでした。

 

時には筆者がサポート役を休むことも、子どもたちが自分たちで考えて行動するいい機会になるようです。

がっちりサポートするというよりも、ソフトに見守るくらいでちょうどよいのかもしれませんね。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、江東輝地団の7回目の記録でした。

筆者が参加せずに報告を聞くということは初めてでしたが、子どもたちは自分たちで考えて行動するので、これはこれで成長を感じられておもしろかったです。

翌日に次男が足のケガをしてしまったので、年内最後の江東輝地団の活動となりました。

いつまで続くかわかりませんが、また来年もゆる~くやっていこうと思います。

 

 

ある少年の憂鬱。こういう経験を積んで大きくなるんだな。

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娘と公園で遊んだ帰り道。

後ろで小学校低学年の男の子が、「どうしようかな。どうしようかな。」と大きな声で言いながら一人で歩いていました。

とても気になったので声をかけました。

日常のちょっとした心配事でしたが、当人にとっては大きなことです。

今回は、ある少年が真剣に考えているところにたまたま立ち会ったお話です。

こういう経験を積み重ねて成長するんだよな~と感じ、「少年、頑張れ!」と思いました。

 

 

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ドーナツが4つで、人は5人

「どうしようかな。どうしようかな。」

少年があまりに大きな声で独り言を言っているので、どうしたのか聞いてみました。

 

「ドーナツが4つあるんだけど、人は5人いるんだよ。」

 

どうやら、これから公園でお友達と遊ぶのだけれど、お母さんからおやつに持たせてもらったドーナツは4つなのに対し、遊ぶメンバーは本人含めて5人いるとのことでした。

手には小さな個包装のドーナツが4つ握られています。このまま公園に行っても、皆で食べるにはドーナツが1つ足りないのです。

 

なるほど。筆者も公園に行ったときに、子どもの人数に対しお菓子が足りなかったら、どうするだろう‥。

 

そこで筆者のアイデアをいくつか提案してみました。

「ドーナツを半分に割って、半分ずつ食べて、残りは自宅に持ち帰るというのはどうかな?」

「残りを自分で全部食べちゃうってことでしょ?うーん。。」

自分だけが多く食べることに納得のいかない様子。

 

「お菓子を渡さないで、そのまま持ち帰るとかは?」

「それはなぁ。。」

お母さんからドーナツを持たされていたので、そのまま持ち帰ったら、お母さんに指摘されてしまうのかもしれません。

 

「そうだ!この中で一番大きいと思うのはどれ?」

と、少年は手の中のドーナツを見せてきました。

工場生産のドーナツですし、筆者にはどれも同じ大きさに見えます。

試しに5歳の娘にどれが一番大きいか聞いてみたところ、一つのドーナツを指さしました。

 

「これをぼくが少しだけ食べて、あとは友達に分ければいいかも!」

 大きめだと思われるドーナツを少年が少しだけかじり、その残りと、丸々残っている3つのドーナツを友人に分ける、ということを思いついた様子でした。

 

そんな話をしながら分かれ道に差し掛かり、少年は最後に一言だけ言い残して、公園に走ってきました。

 

「あー!一人来なかったらいいのにな!」

 

他の選択肢を考える

この出来事を自宅でも話しました。

小学生の兄たちからは以下のようなアイデアがでました。

  • とりあえず半分にして皆で食べる。残りはじゃんけん大会で勝った人にあげる。
  • 自分は食べないで、お友達4人にあげる。家に帰ったあとに、自分の分のドーナツを買ってもらう。

 

筆者は少年と話していたときに、筆者が持っていた手持ちのお菓子をあげて、ドーナツの足しにしてもらおうか、とも少し考えました。

でも、コロナ禍というのもあるし、見ず知らずの人からのお菓子はよくないかなと思い、やめました。

 

少し考えるだけでも、さまざまな方法があります。

少年が公園で結局どのようにドーナツを分けたのかは、様子を見ていないのでわかりません。

どのような方法をとったとしても、4つのドーナツを5人で食べた経験は、その少年の人生経験の一つになるでしょう。

小さな一つの壁にぶつかっている少年と出会って、人が成長する一場面に立ち会えた気がしました。

 

こういう壁は誰にもあるよね

集団でいるときにちょっとした壁にぶつかって、そこにいる皆がよりよく過ごせる方法を考え抜くという経験は、これからの人生でも何度もあると思います。

筆者自身も、全体のよりよさを考えて立ち止まってしまう場面が、今でもたびたびあります。

経験が生かされることもあれば、通用しないことも。

うまくいったらそれを基にして、うまくいかなかったら改善し、すべての経験を糧にする。

試行錯誤しながら、一歩一歩進めていくということなのでしょうね。

 

そう思うと、目の前にいる少年も、筆者も、それほど変わらないものだなと思いました。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、少年が数の少ないドーナツをお友達とどのように分けようか、真剣に考えている場面に立ち会ったお話でした。

少年が、自分の気持ちを自分の言葉で的確に表していた様子にも、感心しました。

なかなかこういう出会いはあるものではありませんね。

まるで旅の最中のような気持ちになりました。

 

【FSC】森林にやさしい製品、身の回りにも増えています。

FSC認証マーク。木の下にFSCとかかれているようなマークです。

木のような形のFSC認証マークというものをご存じでしょうか。

先日、持続可能な水産物の管理をする団体であるMSC・ASCが主催する、サステナブルシーフードウィークというイベントがありました。

そこで、ASC認証のあさりスープを作って応募したところ、キッチングッズを頂きました。

neutrallife.hatenablog.com

 

その木製キッチングッズに表示されていたのが、FSC認証マークです。

このマーク、なんとなく見たことのあるような気がしますが、これまであまり意識したことはありませんでした。

この機会に、FSCについて学んでいきたいと思います。

自宅の中を見渡すと、FSC認証マークがいろんなところに登場していることに気がつきます。

 

 

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FSCとは

FSCとはForest Stewardship Councilの略で、日本語では森林管理協議会となります。

FSCのサイトによると、団体の概要が以下のように書かれています。

FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とする、独立した非営利団体であり、国際的な森林認証制度を運営しています。

環境保全の面から見ても適切で、社会的な利益にかない、経済的にも持続可能な森林管理を理念とし、森林が急速に破壊されている状況を背景に、1994年、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民団体などが中心となって設立されました。

責任ある森林管理から生産される木材とその製品を識別し、それを消費者に届けることで、責任ある森林管理を消費者が支える仕組みを作っています。

FSC認証は、多くの消費者、環境団体、企業などから支持を集め、世界で最も信頼度の高い森林認証制度として国際的に認められています。

〈参考元:FSC®について

 

以前取り上げたMSC・ASC認証は、海環境を守った漁業や養殖業による水産物に対してつけられる認証制度でした。

FSC認証とはその木材版であり、つまり、環境・社会・経済的にも持続可能な森林管理の元で得られた木材に対して、それを消費者にわかりやすく示すために作られた、認証制度ということです。

企業側としては、この認証マークの付いた木材で商品を作るすることで、森林を守ることにつながりますし、企業の環境に対する姿勢をわかりやすく消費者に伝えることができますね。

消費者側としては、FSC認証マークを確認することで、環境や社会への負荷の少ない木材やその製品を選ぶことができます。消費行動から、森林を守ることができるというわけです。

 

Stewrdshipの意味する「管理」のとは

Forest Stewardship Councilの「Stewrdship」という言葉ですが、この言葉は一般的な「管理」を意味する「Management」とは異なります。

そのことについて、FSCのサイトでは以下のように書かれています。

Stewardには執事や給仕という意味がありますが、Stewardshipとは、所有者や支配者としてトップダウンで管理するのではなく、資源を預かる者として責任をもって管理し、それにより仕える、奉仕するという意味が含まれます。ここには、我々人間は森林や自然の支配者ではなく、自然に仕え、その自然を預かり管理するものであるという哲学が表れています。

〈参考元:ビジョンとミッション(一部抜粋)〉

 

MSCやASCについて取り上げたときにも、Stewardshipという言葉が出てきました。

MSC、ASC、FSCはそれぞれ、Marine/Aquaculture/Forest Stewardship Councilとなります。

日本語では「管理」となりますが、支配的な意味ではなく、自然に仕えるという意味合いであるということですね。

このStewardshipという概念、100年前には登場しなさそうな言葉だな、と思いました。

 

急速な経済発展の裏で生じた環境破壊。

2015年の国連食糧農業機関(FAO)の報告によると、天然林は1990~2015年の間に平均で年間650万ha減少しており、これは3.5秒ごとにサッカー場一面分の天然林が減少していることになります。

〈参考元:世界の森林問題とFSCの価値

 

こうした環境破壊に対する反省の思いも、Stewardshipという言葉に表れているのだろうと思います。

自然の流れを尊重するという大前提があり、その上で適切に管理しつつ、人類と共生していく道を探っていく。そして、次世代につないでいく。

これからこういう考えが、あらゆる場面で当たり前になっていくのだろうなと感じました。

 

身の回りにあるFSC認証のもの

FSC認証を知ったところで、家の中のあちこちを見てみると、いろんなところにFSC認証マークがあります。

 

キットカットの大袋の紙パッケージ

ネスレの『キットカット』の大袋タイプの外袋が、紙パッケージで販売されるようになっています。

その紙パッケージがこちらです。

キットカットの大袋タイプの外袋。紙パッケージの様子。

裏を見ると、FSC認証がついていました。

裏面のFSC認証の様子

「責任ある木質資源を使用したパッケージ」と書かれています

 

これはネスレの、海洋プラスチックごみの課題に対する取り組みの一つです。

2019年秋からキットカットの大袋の外袋に、徐々に紙パッケージが採用されるようになりました。2020年秋にはほぼすべての大袋タイプの外袋が紙パッケージになっています。

FSC認証マークがあることで、「この紙パッケージは、きちんと管理された森林の木質資源から作られていますよ」ということが、消費者にもわかりやすくなっています。

ネスレのパッケージ素材の変更についての詳細は、以下のプレスリリースをご覧ください。

2020年秋より「キットカット」のほぼ全ての大袋タイプ製品の外袋を紙パッケージへ変更| ネスレ日本

<ネスレ日本・プレスリリース/2020年9月30日>

 

牛乳パック

牛乳パックの下部にFSC認証マークがついている様子

こちらイオンのプライベートブランドの、トップバリュの牛乳パックです。

筆者は節約のためスーパーにある最安値の牛乳しか買いませんが、ダイエーで買ったトップバリュの中でも一番安かった牛乳にも、FSC認証マークがついていました。

 

株主通信

株主通信の裏面にFSC認証マークがついている様子

株主通信にもFSC認証が表示されていました。

企業の環境に対する姿勢を、こういうところからも伺い知ることができるというのは、発見でした。

そもそも紙ベースのものが必要なのかという疑問はありますが、紙での株主通信を使っている現状においては、その資源が持続可能な木材であることにこしたことはないかな、と思います。

 

 

 ◇◇◇◇◇

 

今回は、FSC認証について取り上げました。

上記にあげた例の他にも、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンのパッケージや、カリモクの家具素材など、さまざまなところにFSC認証の資源が使われているようです。

今後ますますFSC認証の製品が増えていくでしょう。

そういう視点でスーパーの商品の変化していく様を眺めていくのも、おもしろいですね。

 

子どもたちと近所のごみ拾い#6~ゲーム感覚だから続けられるのかも~【江東輝地団】

次男の発案で、土曜の午後に一時間だけ、『江東輝地団』という名で近所のごみ拾い活動を行っています。

今回はその6回目の記録です。

始めた当初のワクワクした気持ちはありませんが、飽きずに淡々と続けています。

子どもたちがなぜ続けていけるのか。

その理由に、「ごみ拾いのゲームっぽさ」があるような気がしました。

 

 

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時間を意識するようになった次男

先週(12月5日)は雨天だったので中止にしました。

雨が止んだとしても、ごみが濡れていると収集の方が大変になってしまうので、朝の時点で中止判断をしました。

 

12月12日土曜日、午後2~3時、近所の公園のごみ拾いを行いました。

 

2時に集合場所に集まることにしているのですが、前回はこの会を取り仕切る次男がぎりぎりに家を出ていたので、それでよいのか話し合いました。

そのことを反省したのか、今回は30分前から軍手や袋やトングの準備をし始め、2時前には集合場所に行くことができました。

 

結局お友達はお休みだったので、次男(団長)、長男(副団長)、筆者の3人でやりました。

 

今回の場所は、普段からよく遊びに行っている近所の公園です。

ベンチ周りには毎度のことながらいろんなものが落ちていますね。

お酒の空き缶や、お菓子の袋、タバコの吸い殻‥。

あらゆるゴミの中でも、タバコが入っている缶は、特に残念に思います。

ただの空き缶だったらリサイクルに出すこともできますが、灰皿代わりに空き缶を使ってしまうとリサイクルに適しません。

 

公園周りの道路沿いの歩道のごみ拾いも行いました。

生垣の中に、カップラーメンの容器があったり、ほとんど残っているペットボトルのお茶がありました。

路上駐車の車中で食べてそのまま捨てていったのでしょうか。

生垣の道路側のほうがごみが多かったように思いました。

 

途中、神社でお参りをして、ごみ拾いを終えました。

今日のごみは、燃やすごみがレジ袋2枚分、要分別のごみがレジ袋1枚分でした。

レジ袋2枚分の燃やすゴミと、レジ袋1枚分の要分別のゴミの様子

 

当初の勢いとは違う新たなステージ

この活動も6回目になり、また一つ別の段階に入ってきた気がします。

始めた当初は「新しいことを始める」という高揚感があるものですが、その高揚感がなくなってきた段階です。

元々岩倉使節団に憧れた次男が「自分でも団をやりたい!」と言い出し、江東輝地団と名前でごみ拾い活動を始めました。

その当初の熱い気持ちが、ずいぶん落ち着いてきたように思います。

 

始めたばかりの高揚感がなくなったときに中だるみが生じ、自然消滅になるのではということも想定していましたが、今のところまだやっています。

幼稚園児の末娘は「今日は江東輝地団やらない」と言いだしたのに対し、次男・長男はYouTubeを見るのをやめてまでして出かけました。

 

筆者は、子どもたちがこの活動を続けるもよし、やめるもよし、と思っています。

なので、こちらから「今日江東輝地団でしょ!準備しなさい!」と言うことはないようにしようと、心がけています。

(これまで筆者自身のこうした言動で、子どものやる気をそいでしまった経験があるのです‥)

 

高揚感が落ち着いてきた状態で活動を続ける、という新しいステージにきた子どもたち。

熱い気持ちが落ち着いてきた今、ごみ拾い活動を行うことの別の理由が生じてきたように思いました。

 

ごみ拾いがゲーム感覚なのかも

子どもたち、ゲームやYouTubeが大好きなのに、大好きなものを中断してごみ拾いにでかけていました。

その理由は何なのでしょうか。

 

この会を大事に思っているということもあるかもしれませんが、筆者が思うのは、子どもたちは、ごみ拾い自体のおもしろさを感じているような気がします。

 

ごみを見つけるところ(=宝探し感覚)、ごみを集めていくところ(=目に見えてたまっていくところ)、場所がきれいになるところ(=達成感)、という具合です。

ぱっと見ではわからない生垣の中のごみなんかも、わざわざ見つけ出したりしているんですよね。

そしてたまに不思議なごみがあったりして、そういう偶然の出会いのおもしろさもあります。

 

子どもたちにとって、ある意味ゲームと近い感覚なのかも!

やっていておもしろいことなら、続けることができますよね。

 

これから寒くなって面倒になったり、別のやりたいことがでてきたり、思春期に入ったら恥ずかしさなんかも出てくるかもしれません。

ゲーム感覚の楽しさより、他のマイナス面が大きくなってしまったら、やらなくなることも十分に考えられます。

 

親としては、子どもたちの活動の様子を見守ることで、子どもたちの成長を感じられます。

また、こうして色々と思考を巡らすことができるのは、筆者自身の愉しみでもあります。

たとえやめたとしても、行動を起こしたことで得られたことがとても大きいので、次男がこの活動を始めたことはとてもよかったと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、近所のごみ拾い活動の6回目の記録でした。

楽しんでやることが、結果として環境をよくすることにつながるというのは、物事を続ける上で理想的な形だなと思いました。

 

 

YouTubeを通じて未来的体験。宇宙とVR。

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YouTubeには実に様々なチャンネルがあります。

バラエティ、ゲーム実況、教育、旅行、音楽、レシピ‥。

筆者も日常的に見ているチャンネルがいくつかあります。

今回はその中から、自宅にいながら未来的体験ができる、宇宙とVRに関するYouTube動画について取り上げます。

小さなスマホからここまでのことができるとは。まるでドラえもんのようです。

 

 

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野口聡一さんの宇宙からの配信

ただいま国際宇宙ステーションに滞在されている、野口聡一さん。

彼のYouTubeチャンネルがあることをご存じでしょうか?

『soichi astro』というチャンネル名で配信されています。

12/11にアップされた動画はこちらです。


Real Life ISS 007 Mexican breakfast

 

ここで『Real Life ISS』というシリーズで、国際宇宙ステーションでの様子を配信されています。

野口聡一さんの直接の言葉で、ISSの内部やキッチン・宇宙食の紹介、料理をする様子、食レポなどもされています。

まさに今宇宙にいる人から直接宇宙の生活の様子を見せてもらえるなんて、なんだか信じられず、このチャンネルを見つけたときは大変感激しました。

 

宇宙飛行士という職業は、あらゆる能力がずば抜けて高い人がなっているので雲の上の人のように感じますが、野口さんが宇宙食を食べている姿を見ていると、なんだか親しみが湧きます。

宇宙では常に緊張感をもって過ごしておられると思いますが、そんな宇宙飛行士であっても宇宙での日々の暮らしというものがあるんですよね。

こうしてYouTubeでシェアすることも、野口さんにとって人との交流を楽しむリラックスの時間になっているのかな、と思いました。

 

筆者はたまに頭が凝り固まってきたときに、宇宙のことを思い浮かべることがあります。

宇宙のことを思うと、日々のハードルが小さなものに思えてきて、前向きな考えになってくるのです。

昔、宇宙への憧れからホーキング博士の本にトライしたことがありますが、筆者にはとても難しく挫折しました。

 

野口聡一さんのYouTubeチャンネルは、宇宙と人々をやさしくつなげてくれる存在だと思っています。

野口聡一さんのISSでの生活の様子にご興味のある方、とてもおすすめです。

 

VR技術で動画の世界に入りこむ

VRという言葉を聞いたことのある方は多いと思います。

バーチャルリアリティ(仮想現実)、つまり、映像や音声を現実に近いように作りあげる技術のことをいいます。

 

以前にも自宅で気軽に楽しめる3D動画について取り上げました。

neutrallife.hatenablog.com

 

こちらにも書きましたが、YouTubeでは気軽に3D映像を楽しむことができます。

たとえばこちらのナショナルジオグラフィックのYouTube動画をご覧ください。


Lions 360° | National Geographic

 

この映像は360°カメラで映しており、画面を操作することで、左右や上の様子を見ることがみることができます。

スマホからご覧いただいている場合は、スマホ本体を動かしながら画面を見ると、別の方向も見ることができます。

 

それだけでもすごいと思うのですが、もっと3D動画を楽しみたいときには、VRゴーグルがあるとさらにおもしろいです。

先ほどの見方だと3D映像の一部を切り取った形で見ているのですが、VRゴーグルを使うと、自分がその世界の中に入ったように動画を楽しむことができます。

すごい技術なのでお値段が張るのかもと思うのですが、スマホを装着するタイプのVRゴーグルですとそれほど高くありません。

筆者はこちらのエレコムのVRゴーグルを持っています。2000円しませんでした。

 

先述のナショナルジオグラフィックの映像ですと、まるでライオンの近くにいるような視聴体験ができます。

また、マインクラフトなどのゲームの3D映像も数多く投稿されているので、ゲームの世界に入り込むこともできます。

ジェットコースターなど遊園地の乗り物のようなものや、ダイビングなどのスポーツをしている映像などは、まるで自分が体験している気分になれるので、おもしろいです。

 

VRゴーグルがなくても、3D映像を楽しむことができますので、ご興味のある方はYouTubeでさまざまな3D映像を楽しんでみてください。

 

宇宙×3D動画もありました

野口聡一さんがもしも360°カメラで撮影したら、VRゴーグルを使って宇宙を疑似体験できるな~と思っていましたが、ナショナルジオグラフィックですでにそのような映像がありました。

こちらの動画です。


First-Ever 3D VR Filmed in Space | One Strange Rock

 

宇宙の3D映像を自宅で簡単にみられるとは、、技術の進歩はすごいですね。

今週末の我が家レジャーは、自宅で宇宙体験を楽しもうと思います。

昔思い浮かべていた未来の世界のようですね。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、YouTubeで手軽に楽しめる未来的な体験について取り上げました。

宇宙飛行士の配信が見られたり、3D映像が見られるって、10年前には思いもよらなかったことが実現してきています。

3D映像を用いて研修を行ったり、手術を学ぶのに3D映像を使っているケースもあるようですね。

筆者は今レジャーで使っているだけですが、3D映像の技術に、さまざまな可能性を感じています。

 

レッグウォーマーの合理性。冷え対策ができて穴が空く心配がない。

徐々に冬らしい気候になってきています。

短い靴下を履いていた筆者も、長靴下を履きたくなってきました。

しかし、歩き方が悪いのか、足裏の状態が良くないのか、靴下にすぐ穴を開かせてしまうんです。

長靴下を買っても、どうせすぐに穴をあけてしまうんだろうな‥。

そこで思いついたのが「レッグウォーマー」を使うことです。

今回は、新しくレッグウォーマーを取り入れて、その合理性に感心したお話です。

 

 

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靴下の振り返り。すぐに穴を開かせてしまいます‥。

筆者は毎日靴下を履いています。

ここのところ靴下は、くるぶし丈のスニーカーソックスが主で、ときどき普通の丈の靴下を履いていました。

足裏に固い部分(魚の目?)があるので、靴下にすぐ穴が空いてしまうことが悩みの種でした。

 

そこで筆者がやっている工夫は、「なるべく同じ色で同じ形の靴下を購入する」ということです。

靴下は、3色一セットで販売されているものも多いのですが、なるべく同じ色だけのセットで購入しています。

そうすれば一つに穴が開いても、別のとペアにすることができます。

靴下の穴が空きやすい筆者でも、なるべく靴下を長く生かせるように、そのようにしています。

 

最近なんだか寒くなってきたので、長靴下を履きたくなってきました。

タンスの中の靴下を確認したところ、昨年の残りの長靴下が1ペアだけ‥。

さすがに1ペアだけだと洗い替えがないので、もう一つほしいと思いました。

 

でも、新しく買ってもけっこう早くに穴を空かせてしまうんだろうな‥。

 

短い靴下は、穴が空いたら「寿命だ」と処分することができますが、長い靴下だとどこか躊躇してしまいます。

長い靴下は、足裏に穴が空いていても、すねの部分はまだまだしっかりしています。

足裏に穴が空くのと同じタイミングで、すねの部分の生地も傷んでいるならば、すっきり捨てることができるのですが。

穴あき靴下は掃除に使ってから処分していますが、すねの部分が傷んでいないと「この部分は雑巾にするにはまだ早いのに‥」と残念な気持ちになるんです。

 

靴下の穴を繕っていたこともありましたが、穴あき頻度が高く、時間がもったいなくてやめました。

 

そこで冬場の靴下選びで思いついたのが、「短い靴下を引き続き履き、レッグウォーマーをする」という方法です。

これなら、靴下に穴が空いても処分するのは靴下のみで済み、レッグウォーマーは引き続き履くことができます。

これなら無駄がなくて合理的だと思いました。

 

新しく取り入れたレッグウォーマー

筆者が新しく取り入れたレッグウォーマーは、グンゼの『SABRINA』というものです。

外でも履きたいので、厚すぎず、シンプルなもので選びました。

 

筆者はAmazonで1100円で購入しました。

靴下を買うときは3足1000円程度なので、それに比べると少し高い買い物です。

なるべく無駄買いをしたくないので、まず試しにグレーを一つだけ購入し、どのようなものだか履いて確かめることにしました。

レッグウォーマーの様子。

表側は絹とレーヨンで、裏地はシルクです。

絹による温かさと、シルクによる肌へのやさしさを謳った商品になっています。

 

これを実際に履いてみて思ったことは、「柔らかい!温かい!」ということです。

レッグウォーマーを履いている様子。柔らかく覆っています。

足首やふくらはぎにしっかりフィットして、柔らかく覆ってくれます。

これまでレッグウォーマーを買ったことがなかったのですが、足元を効率よく温められとてもよいな、と思いました。

筆者はかなりの冷え症で、冬の夜には、自宅でもベンチコートを着て過ごしたり、分厚い靴下を履いて過ごしてきましたが、レッグウォーマーをするだけでけっこう温かいです。

 

外にも履いて行きましたが、分厚すぎなくて靴下感覚で履けました。

 

とても気に入ったので、洗い替え用に黒も買おうと思います。

長く履きたいので、マスクを手洗いするついでに、こちらも手洗いすることにしました。

 

レッグウォーマーってとても合理的!

レッグウォーマーとスニーカーソックスを組み合わせた様子

これまでレッグウォーマーを使う習慣のなかった筆者ですが、この新習慣を取り入れたことは筆者にとって大正解でした。

取り入れたことによる利点をまとめると、

  • 靴下のように穴の空く心配をしなくてもよい(長く使えてエコである)
  • 夏の靴下をそのまま冬にも使える(経済的かつ長靴下を検討する手間が減る)
  • 効率的に足が温まる

ということです。

冬場を長靴下ではなく、短い靴下とレッグウォーマーで過ごすということは、とても合理的な選択だと思いました。

 

レッグウォーマーがこんなに暖かく感じられるとは、想定外でした。

世の中には体の部位ごとに温める商品がありますよね。他にも、マフラーや腹巻など。

そういう商品が誕生し今も存在しているということは、「パーツを温めることで、体を効率よく温められる」ということの証しなのかもしれませんね。

 

レッグウォーマーを取り入れたことのデメリットをしいて挙げると、「手洗いするものが増えた」ということです。

洗濯機で洗ってもよいのですが、なるべく長持ちさせたいので手洗いしていきたいと考えています。

今現在はマスクの手洗いが習慣になっているので、そのついでにやればよいので、そこまで手間ではありません。

いずれマスクをしなくてもいい暮らしになったときには、レッグウォーマーだけのために手洗いをすることが負担になってくるかもしれません。

 

たとえ手洗いを続けることになっても、筆者にとってはそれを大きく上回るメリットがあるので、レッグウォーマーを取り入れて良かったと思っています。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、寒くなる時期に、長靴下の代わりにレッグウォーマーを取り入れたお話でした。

筆者のもったいない精神も満たし、冬場の冷えの対策もでき、レッグウォーマーというものに着目できたことは自分自身「Good job!」と思っています。

なるべく長く使っていけますように!

 

#買って良かった2020