歩歩是道場

日々の暮らしが学びの場。小さな一歩を積み重ねていくブログです。

身近な人に学ぶ。誰かと一緒に過ごすことの喜び。

 

これまであらゆる場面で様々な方々と接してきました。

その中で、こういう人に出会えて一緒に過ごせたことはとても幸せなことだな、と思う出会いがありました。

今回は、これまで筆者が身近な人から学んだことについて、ふりかえります。心に留めていき、少しでも自分の中に取り入れていきたいものです。

こういう学びがあることは、誰かと一緒に過ごすことの喜びです。すごいなって思う人は、なにも歴史上の偉人だけでなく、すぐ周りにもいるかもしれませんね。

 

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豪快な中でも一人一人に向き合う懐の広いリーダー

長男・次男がお世話になった幼稚園の園長先生です。

背も高く、髪も短く、豪快な雰囲気の三人のお母さんでもある先生でした。

園の運営の仕事も多かったはずなのに、PTAの方もぬかりなくチェックします。改善の反省点があげられたときには、次にはその内容が反映されて進んでいきます。

さらに、子どもたちのことで心配事があるときは、さっと時間作っていただきとことん話を聞いてくれました。筆者自身、第一子の育児では特に不慣れで感情の揺れ幅も大きく、モヤモヤしたことが多々ありました。先生との面談で、子どもを育てるということをより深く考えられるきっかけになったように思います。

とにかくパワフルで全方向に目の行き届く方でした。

 

三人の子どもがいながら、これだけの仕事量をこなしていることが人として信じられなくて、一度「いつ寝てるんですか?」と聞いたことがあります。お子さんと一緒に10時には寝て、深夜2時に起きて自宅のことや仕事もしているようです。

今教員の過労が問題になっているので、仕事量としては問題もあったかもしれませんね。

ただ、あのときの様子を思い返すと、先生方もいいチームワークがあって、保護者としても幼稚園がまるでホームのように感じられて、あの時期にあの場にいられて本当によかったなと思います。

 

豪快にこれだけのことをしながら、いつも変わらず明るい。付いていきます!って思わず言いたくなる方でした。幼稚園の子どもたちや父母全員にとっての「お母さん」みたいな。

 

相当の仕事量をこなしながらいつでも明るくっていうのは、簡単にできることではありません。仕事量はなんとかこなせるかもしれないけれど、明るくいる余裕までは持てないかな‥。

めちゃめちゃキャパシティが広い方なのかもしれません。そこに近づくためには、色んな経験を積み重ねていくことでしょうかね。先生だって、いきなりこんなになったわけではなく、最初の一歩があったはずです。

スーパーウーマンを目の当たりに感じられたことは、とても良かったです。とても学ばせてもらいました。

 

笑顔で周りの空気まで明るくする先生

次男が年中のときにお世話になった先生です。

彼女もいつも明るく、周囲まで思わず笑顔になってしまう、素敵な先生でした。卒園後には小学校の運動会にもいらして、笑顔で思いっきり応援しておられました。

すごいと思ったのが、自分のクラス以外の園児も皆名前を覚えているのです。道で偶然会った時にも、急な状況にも関わらず、長男の名前を呼んで声掛けしてくれました。

一人でいる子にはそっと声をかけて、一人一人を大切にしている姿がとても印象的でした。心の温かな人柄で、子どもたちも保護者も、先生が大好き!

注意することはしっかり注意もするのですが、絶大な信頼があるので、スーッと言葉が入ってくるんですよね。

 

私自身もこういう人になりたいなと思う、尊敬する人でした。今も幼稚園の先生を続けておられるようなので、きっとそこでも温かな心をお届けしているのだろうと想像しています。

 

大変なことでもコツコツと楽しんで取り組むママさん

筆者の次男の幼稚園のときにPTA会長を務められた方でした。

静まり返る苦痛の役員決めの時間に、さっと手を上げて引き受けてくださったことにも感激したのですが、その後の一年間の仕事も、コツコツと着実に皆のことを気にかけながら進めていただいていました。

朝4時に起きて、週2でジョギング、週2で水泳をこなしながらの会長職。それだけですごいのに、いつも笑顔で話しやすくて。それが決して無理しているわけではなく、自然とこなしているのです。

規則正しさと誠実に仕事に取り組む姿に、筆者の印象では、まるで禅僧のような、凛とした美しさを感じていました。肌もとてもキレイな方でしたね。

目立つ華やかさとかではなく、彼女の土壌の部分がしっかり耕されていて、自然と湧き出る美しさがありました。

きっと大変だったのに、会長職を「楽しい」とこなしていました。どうやら普通では経験できないことができるので、楽しいようです。

 

それから数年経った昨年度、筆者も会長を引き受け、彼女やこれまでの会長さんをロールモデルに取り組んでいました。

いざ自分が経験してみて、改めてすごいな~と実感しています。

仕事はこなすことができます。でも、いつでもいい状態の自分でいることは実に難しい!

 

規則正しく過ごしていたのは、ご自身の調子を整えるためだったのかな。

もしかしたら目的なんかなくて、そう過ごすのが当たり前で、結果として彼女があるのかもしれませんね。

とても素敵な方だったな~。

 

一緒に活動していくことで、どういう人かより深く知ることができますね。

そういう方がご近所にいらっしゃることは、幸せなことです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、筆者が出会った人から学んだことを振り返りました。

たまたまリーダー的な方たちを取り上げましたが、さりげなく育児の手伝いをするママさん、誰に対してもフラットに接するママさん、道で困っていた方に率先してお声かけしていたママさんなど、素敵な振る舞いをたくさんみてきました。

筆者のこれまでの生活上、幼稚園で出会った方が多いですね。

 

前回のカムカムエブリバディの記事のときも思いましたが、こうして思い浮かべて文章にしているだけで心が温かくなってきますね。すばらしい学びがあったときには、文章化するといいかもしれません。

様々な出会いに感謝です。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

 

カムカムエブリバディが好きすぎて。心に留めておきたい言葉のふりかえり。



NHKの連続テレビ小説『カムカムエブリバディ』。3人のヒロインによる100年の物語が、4月8日に最終回を迎えました。

www.nhk.or.jp

愛すべきキャラクターたちや、彼らの人間模様、歴史的背景、物語のスピード感、見事な伏線回収の仕掛けなど、最後まで魅了されっぱなしでした。作り手の皆さんの愛をとても感じた作品でした。

今回は、筆者が好きで好きでしょうがない『カムカムエブリバディ』の中で出てきた、心に留めておきたい言葉や振る舞いをふりかえっていきたいと思います。

エンタメとして楽しくて、心にすーっと染み入る、素敵な物語です。ご覧になっていない方にも、何か響くものがあるのではと思います。

 

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努力を続ける力になる言葉 by 伴虚無蔵

三人目のヒロインの大月ひなたが働く映画村にいる、伝説の大部屋俳優の伴虚無蔵(松重豊さん)。普段から侍言葉で話し、服は着流し姿、ひなたのバイト時代の給料は紐でまとめた五円玉で渡す、という風変りで愛すべき人物です。うろ覚えなのですが、オーディションのことを「御前芸比べ」みたいに言っており、それを聞いていて思わず吹き出してしまいました。

 

そんな虚無蔵さん、ひなたが映画村でバイトをするきっかけをくれたり、就職してからも何かとひなたのことを気にかけていました。

ひなたが映画村で外国人のお客さんのためにとくじけそうになりながらも英語の勉強をしているときに、その様子を見た虚無蔵さんがひなたにかけていた言葉があります。次の言葉です。

「日々鍛錬し、いつくるともわからぬ機会に備えよ。」

 

ひなたの恋人の五十嵐が時代劇俳優の夢をあきらめたときには、虚無蔵さんは五十嵐にこんな言葉をかけていました。

「どこで何をして生きようと、お前が鍛錬し、培い、身につけたものはお前のもの。一生の宝とせよ。」

 

勉強でも仕事でも生活してても、時折これでいいのか、立ち止まってしまうことがあります。結局何にもならないのではないか、と。

でも、こうして身につけたものは、誰のものでもない、自分のもの。いつ機会がくるかはわからないけれど、そのときがきたときに発揮できるように、こつこつ続けて積み重ねていこう。そんな風に背中を押してくれるような思いになりました。

 

そして、長年が経ち、ひなたがラジオ講座で英語を教える仕事のオファーがあって悩んでいるときに、再会した虚無蔵さんがひなたにかけた言葉があります。こちらの言葉は公式Instagramに載っていましたので、以下に引用します。

 

そなたが鍛錬し、培い、身につけたものはそなたのもの。一生の宝となる物。されどその宝は、分かち与えるほどに輝きが増すものと心得よ。

(参考元:カムカムエブリバディ公式Instagram asadora_bk_nhk(一部抜粋))

 

虚無蔵さん、ひなたが若いときには努力の大切さを伝え、ひなたが成長したときにはそのときにできることを的確に伝えて、いつの時代にもひなたの背中を押していました。見た目や振る舞いだけでなく、心まで侍のようです。人生の師ですね。

その後、ひなたはラジオ講座で英語を教えるようになり、その仕事の場で初恋の相手と再会する運びとなりました。

 

演じているのは松重豊さんです。『孤独のグルメ』でも、いろんな食べ物を食べては静かに様々な表情をしながら心の内側であれこれ言う、とても味のある演技をされていましたね。伴虚無蔵役、見事でした。

 

しなやかに生きるということ by 大月錠一郎

戦争孤児の元トランぺッターの錠一郎。彼の穏やかにしなやかな生きる姿には、心打たれるものがありました。

 

二代目ヒロインのるいとは大阪のジャズ喫茶で出会い、恋に落ちます。関西のトランぺッターナンバーワンを決めるイベントで優勝し、上京してプロデビューを目指して練習していましたが、どうしてもトランペットが吹けなくなるという謎の病に襲われます。

トランペットが吹けなくなった錠一郎は、るいとつないでいるものが何も無くなったと思いつめ、彼女の目の前から消えようとします。るいは、そんな錠一郎に対し「ひなたの道を歩いて行きたい」と、暗闇の中から連れ戻します。

そしてるいと錠一郎は結婚し、京都で回転焼き屋さんを始めます。ところが、音楽しかやってこなかった錠一郎には回転焼き屋さんの仕事はできず、粉をぶちまけたり、大勢のお客さんに対応できなかったり。家庭人として、二人の子ども(ひなた、桃太郎)の遊びに付き合ったり、野球の見守りをしたりして過ごしていました。浮世離れしたヒッピーのような見た目で、子どもや奥さんや周囲の人に優しく笑顔をふりまく、いいお父ちゃんになっていました。

 

ある日、長男の桃太郎が失恋で自暴自棄になり、近所のお店からCDプレイヤーを盗みます。それを知った姉のひなたは弟を問い詰めます。次第に兄弟喧嘩がヒートアップ。

そんなときにトランペットを持った錠一郎が現れます。子どもたちは「なんの冗談?」と半分笑って見ています。錠一郎は、自身がかつてトランぺッターでかつてプロを目指していたこと、トランペットが吹けなくなってしまったことを子どもたちに初めて伝えます。

そしてその話の後に、一言。

「それでも人生は続いて行くんだ。」

 

錠一郎は戦争孤児で、唯一の救いであった音楽ができなくなり、るいとも一緒にいられないと絶望していました。ですが、るいと結婚し、子どもたちが誕生し、すっかりいいお父ちゃんになっていました。

絶望を経験し、その状況を受け入れ、しなやかに生き続けること。自然体で温かい錠一郎の根底には、荒波を乗り越えた強さがあります。痛みがわかるからこそ、人に優しくなれる。錠一郎のふるまいや言葉に、どんな状況でも歩き続ける力を感じました。

その後の錠一郎はピアニストに転身し、親友のトランぺッター・トミー北沢のバンドに参加して、再び音楽の道に返り咲きました。よかったね、ジョーさん。

 

ちなみに、大月錠一郎役はオダギリジョーさんです。トランぺッターのかっこよさ、生きる術に疎い愛らしい姿、優しさ溢れるまなざし。とても素敵でした。

 

本質的な幸せとは by 大月るい

二代目ヒロインの大月るい。彼女からは、本当の幸せとは何か、ということを考えさせられました。

 

幼いころは初代ヒロインである母・安子と大阪で暮らしていました。父・稔を戦争で亡くし、母娘でおはぎを売りながら貧しいながらも幸せに過ごしていました。

ある日、リアカーに幼いるいを乗せたまま歩いていたところ、事故に遭い、るいは額に大けがをしてしまいます。その事故を知ったるいの父方の祖父は、安子に一緒に生活することを提案します。その義実家は岡山にある大手繊維メーカーを経営しており、豪邸で何不自由なく過ごせます。結局その義実家で、母・安子、娘・るい共に生活することになりました。

 

経済的には何不自由ないものの、安子は義実家から、他の人と再婚し、るいだけ岡山の家に残すことを提案されます。安子は拒否していましたが、不運が積み重なり、安子はるいと一緒に過ごせないと絶望し、娘・るいだけを義実家に残して母・安子は家をでていってしまいました。母娘が生き別れになりました。

 

大人になり、錠一郎と結婚したるいは、京都で回転焼き屋さんを始めます。昔、母親と一緒に作っていたあんこの味を覚えていたのです。

巷では『およげたいやきくん』の歌が流行っていた頃、たいやき人気により回転焼きの売り上げが落ちて悩んでいました。そんな折、るいの親友で茶道の師範である一子が回転焼き屋さんを訪れ、るいの回転焼きを試食します。そして、このあんこの味なら本格的な和菓子作りでもしてお店を大きくすればいいのに、と話します。

そのときにるいが思っていたことは、あまりお店を大きくしたくない、とのことでした。今自分で作りあげた家庭があり、つつましく生きられることの幸せをとても実感していました。るいにとっては、幼少期の貧しく質素ながらも母娘で過ごせた時間が幸せな時間だったのでしょう。

 

幸せの尺度は人によって異なります。自分にとっての幸せとは何かを知ること。そして、過不足なく幸せであれば、あとはそれをひたすら守っていく。

るいの姿に、静かな強さを感じました。

 

大月るい役は深津絵里さんです。ファッションやヘアスタイルの変化もよかったですね。若い時代のるいの初々しい様子、結婚後の徐々にたくましくなっていく様子、終始奥に秘められていた芯の強さ、とても惹きこまれました。素敵でした。

 

カムカムエブリバディ総集編がGWにあります【終了しました】

心に残る名作、カムカムエブリバディ。なんと、公式Instagramより、総集編のお知らせがありました!

 

放送日

<BS4K>

2022年5月1日(日)午後1時30分~4時20分(全国)

<総合>

2022年5月4日(水・祝)午後2時~4時59分(全国)

(参考元:カムカムエブリバディ公式Instagram asadora_bk_nhk (一部抜粋))

 

筆者はビデオ録画して、永久保存版にします!当日は、回転焼きと抹茶をおやつにしようかな。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、筆者が大好きなNHKの朝ドラ『カムカムエブリバディ』で出てきた、素敵な言葉やふるまいのふりかえりでした。

こんな素敵なドラマを作ってくださり、キャストの皆様、スタッフの皆様、音楽に携わった皆様、脚本家の藤本有紀さん、本当にありがとうございました。

こうやって文章を書いているだけで、ほっこりしています。

 

ひき肉のような大豆ミートでタコライス作り♪

ここのところ大豆ミートを始め、大豆関連商品のラインナップが増えてきましたね。環境問題や世界人口増加による食糧不足の懸念から、世界中で肉代替製品の開発に注力されています。日本にもその流れが来ていますね。

今回はイトーヨーカドーで購入した、ひき肉のような大豆ミートを使用して、我が家の定番であるタコライスを作ったお話です。

大豆ミートでのタコライスはどんな味わいでしょうか。家族の反応はいかに。

 

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使用した大豆ミートはこちら

近所のイトーヨーカドーで購入しました。精肉コーナーの片隅にちょこんと陳列されていました。

正味量278gです。5人家族の我が家でタコライスを作るときは、大体この程度のひき肉を買っています。

お値段は100gで98円とのこと。オーケーのひき肉だともっと安いこともありますが、普通にひき肉を購入するのと同じくらいの感覚で手を出せるお値段です。

今回は消費期限が迫っていて5%引きのものを購入しました。すぐに使ってしまうので全く問題なく、むしろお得に買えて万々歳です。

 

裏面に100gあたりの栄養成分が表示されていました。

 エネルギー 107kcal

 たんぱく質 15.2g

ひき肉のカロリーより低く、たんぱく質はひき肉より若干少ないもののかなりとれますね。さすが畑の肉と呼ばれるだけあります。

 

大豆なのでこのまま食べても問題ないだろうと思い、少しだけ食べてみました。

味付けされていない細かくした高野豆腐、といったところでしょうか。粒子が少し大きいので、口の中の水分が持って行かれそうになりました。味付けしたらしっかり吸いそうな感じです。

ひき肉に近い味にしたというわけではなく、ひき肉と同じように使えるようにひき肉に近い形状にした商品、という感じがしました。

 

それでは作っていきます。

 

タコライス作り

我が家の定番のやり方です。

玉葱と人参のみじん切りを、ニンニクをいれたオリーブオイルでじっくり炒めます。野菜の仕上がり目標は、野菜の甘味が引き出されて、ほどよくクタクタになった状態です。たまにかきまぜますが、基本的に放置で、低温で15分くらい炒めていきます(時間があれば30分くらいやりたい)。少し塩を振っておくと野菜が脱水されるので早めに仕上げられます。

 

野菜がいい感じにしなったら、大豆ミートを入れて炒めます。

そこにオレガノとクミンパウダーを適量入れて香りを立たせます。この二つがあるとタコライスの味っぽくなるので、我が家では常備しています。風味が立つ程度に振り入れます。

ケチャップと醤油を適量加えて味付けします。ケチャップの代わりに、トマト缶でもトマトジュースでもよいのですが、我が家は家族がトマトがあまり好きではないので常備しているのはケチャップのみです。醤油は、以前メキシコの高校生をホームステイで受け入れたときに作ってもらったケサディーヤが、味付けを醤油を使っていたことから、筆者も入れるようになりました。

ひき肉で作るとこのときに汁気があったりするのですが、大豆ミートが水分を吸っているからか汁気はまったくありません。

塩コショウで味を調えます。

 

炊いたごはんに、千切りキャベツ(千切りレタスでもOK)、炒めた大豆ミート、シュレッドチーズ、オニオンフライを乗せて、タコライスの完成です!

 

実食!味だけでなく見た目も含めて料理ですね

夕ご飯に出しました。我が家のタコライスの頻度はけっこう高いのですが、飽きることなく食べてくれますね。

途中で大豆ミートであることを伝えたところ、夫は「わからなかった」とのこと。子どもたちはいつも通りパクパク食べています。

筆者は一から作っているので、食べたときに「肉ならではのコクはないな」と思ったのですが、何も知らずに食べた人にとってはそこまでの違いはないようです。

まだ給食を一度も完食したことのない小1の娘も、ペロリと完食しました。

 

大豆ミートのタコライスの見た目は、普段作っているひき肉のタコライスと一緒です。その見た目があり、味付けが普段と変わらなければ、脳が錯覚するには十分だったのかなと思います。

大豆ミートの味を肉に寄せることにそこまで注力しなくても、形を似せることでもけっこう代替品として使えますね。

ただ、ひき肉だったからいけますが、焼き肉の代替品となってくるともっと肉の味に寄せる必要があるかもしれません。まあ、消費者側が「肉の味を期待して肉代替品を食べる」ということをせずに、「『大豆ミート』という新ジャンルの食材を食べる」という意識でいればいいのかもしれませんね。新しい美味しさがあれば、別に肉に近い味でなくても、それはそれでOKなのではないでしょうか。

 

こちらの大豆ミート、いろんなひき肉料理に使えそうです。そぼろごはんや、キーマカレーなど、濃い味付けのものに用いたらいいと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、イトーヨーカドーで購入した大豆ミートを使ってタコライスを作ったお話でした。

ブログをお休みしていた間にも色んなベジミートを食べていました。IKEAのものはもっとコクがあった気がしましたね。

これからも少しずつ紹介してまいります。

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

【リペア】ロンシャンのトートバッグの四隅の穴のお直し

ロンシャン(Longchamp)のA4サイズの書類が入るネイビーのトートバッグ。

たくさん入って軽くて、使い勝手がよく、愛用しています。ご近所でもたまに同じ物を持っている方に出会うこともありますね。

あまりに頻繁に使っていたもので、いつの間にか四隅に豪快な穴が空いてしまいました。

今回は、ロンシャンの四隅に空いた穴を塞ぐお直しです。できるだけ長く使えますように‥!

 

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トートバッグの穴の状況

ロンシャンのナイロンのトートバッグはこちらです。正面から見るとそこまで穴は目立ちませんね。

ロンシャンのナイロンのA4サイズのトートバッグ。ネイビーの色。

 

拡大した様子はこちらです。

バッグの隅に穴が空いている様子

内側に折り込まれたの縫い代の部分でバッグの四隅が擦れてしまい、穴が空いたようでした。穴の大きさは0.5~1cmといった感じです。

0.5cmの穴はまだ目立ちませんが、1㎝の穴はちょっと目立つような気が‥。これからさらに穴が広がることは避けたいと思います。少しでも寿命を延ばすために、お直ししてみようと思います。

 

ダウンのお直しで使ったナイロン補修シートを使ってみる

以前長男が買ったばかりのダウンに穴を空けてしまったことがありました。そのときに使ったのが、キャプテン株式会社の『ナイロン補修シート』の紺色です。

色んな補修シートがある中でなぜこれを選んだかと言うと、けっこうレビューの評価が良かったからです。

 

裏に接着剤が付いており、シールみたいに貼るだけ。とても簡単です。

4か月前に長男のお直ししたダウンはこのような状態です。数か月経ってるのに、全くはがれていません。

 

遠くから見たらこのような感じ。ダウンの右ポケットの辺りです。着ているとたいして目立ちません。

 

この強度。目立たなさ。ロンシャンのバッグでやってみたらどうなるでしょうか!?

 

手順①補修シートをカットする

補修シートの裏の手順の通りに行っていきます。使用方法1の内容は以下の通りです。

接着する箇所よりすこし大きめに、カットしてください。角を丸くカットすると接着後、剥がれにくくなります。

 

穴より少し大きめとのことで、半径1.7㎝の円にカットしました。四隅分で8枚です。8枚カットしたのは、裏側からも貼るためです。より丈夫になります。

円形をそのまま角に貼るのは難しいので、円の一か所に中心まで切り込みを入れておきました。

円にカットして切り込みを入れた様子

 

手順②カギザキの汚れをよく拭き取る

裏面の使用方法2の内容は以下の通りです。

カギザキのまわりの汚れをよく拭き取ってください。接着するものが濡れたり湿っているとつきません。

筆者のバッグ、けっこうほこりがついています‥。濡れた物で拭くとシールが貼りにくくそうなので、ティッシュで乾拭きしました。

 

手順③補修シートを貼る

裏面の使用方法3の内容は以下の通りです。

補修シートの裏面の紙を剥がして、接着面にしわができないように貼り合わせてください。

 

このお直しで最も緊張する場面ですね。

角を円型に切ったシートで覆い、貼り付けます。シートの重ね合わせの端の部分が下になるようにすれば、バッグを持っていてもあまり目立たないんじゃないかな‥。

表面に貼ってみた様子はこちらです。

まあ、なんとかしわなく貼れたでしょうか。色味は似ているのですが、織りの細かさの違いからか、光沢に違いがありますね。

少し離れた位置からお見せするとこのような感じです。いかがでしょうか。

 

裏面の穴にも貼り付けてみます。

こちらはしわになっても気にしない気にしない。内側なので見えません。ただ丈夫にすることが目的です。

 

手順④しっかり押さえてくっつける

最後に、使用方法4の内容は以下の通りです。

表面から圧力を加えて、完全に密着させてください。

表面・裏面共、貼り付ければより強力です。

 

貼り付けた箇所を、表裏の両面からしっかりと抑えて密着させます。

こうして完成した状態がこちらとなります。これで少しは寿命が延びたかな!

 

安心感は増したけれど、ファッション性は‥

ロンシャンのトートバッグをナイロン補修シートでお直してみて、安心感は増しました。徐々に穴が大きくなっていく様子が少し気になっていたので、そのストレスを感じなくなったということでは良かったな、と思います。

 

ただ、ファッション性としてはどうなんだろうな‥。

お直しをすることでさらに価値を加えるような、ヨーロッパのダーニングであったり、日本の金継ぎであったり、そういった仕上がりを少し期待してしまいました。筆者の主観の世界ではありますが、ファッション性としては‥うーん‥。

もしも、革素材でお直しができたら、いい感じの仕上がりになるかな~。その場合、革の質も揃えないとかえってちぐはぐになってしまうかもな。

 

何はともあれ、これからも安心して使えるようになって何よりです!実用面ではGoodでした。ベストではないけれど、ベターなお直しができただけ、良しとしましょう。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、ロンシャンのトートバッグの四隅の穴を、ナイロン補修シートでお直ししたお話でした。

明日面接を受けるのですが、ちょうどいいバッグがこれしかありませんでした。

穴が空いてどこかみすぼらしい状態のバッグだと、ソワソワしてしまいそうだったので、お直しして少しでも整えられた状態になってよかったです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

 

半分だめになったアロマティカスの鉢。新しい種を植えました。

この冬、東京で雪が降り積もりました。

大学の授業で株をもらってからずっと育てていたアロマティカスでしたが、積雪でその半分をダメにしてしまいました。

今回は植木鉢の空いた部分に、種を植えたお話です。

この春夏の、ささやかな愉しみになりそうです。

 

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20年以上育ててきたアロマティカス。雪で悲しいことに‥

アロマティカスという植物をご存じでしょうか。別名、キューバンオレガノ。葉っぱが肉厚で、とてもさわやかな香りのするハーブです。

以前、当ブログでもご紹介しました。

neutrallife.hatenablog.com

 

この植物を手に入れたのは、大学の頃です。授業の一環で、アロマティカスの苗とゴールドクレストの苗を頂きました。

ゴールドクレストは小さなクリスマスツリーのような形状で、細かく葉っぱが生えている感じです。こちらはけっこう早くにダメにしてしまいましたが、アロマティカスはこの肉厚な葉っぱが水分をたくさんキープできるためなのか、筆者の適当な管理でも長生きしていました。筆者の引っ越しに伴い、五か所の場所を共にしました。

管理が適当でも育つうえ繁殖力が高いので、「いつかこの植物に地球が支配されるんじゃないかね~」なんて、夫と冗談を言っていました。

 

ところが、2022年1月。東京で大雪が降ったときのことです。

雪だ!子どもたち、遊ぶぞ!と久しぶりの雪を子どもたちと堪能した翌日、アロマティカスの植木鉢を見ると、見るも無残な状態に‥。

半分が茶色になった状態のアロマティカスの植木鉢

 

20年間、余裕で育ってきたアロマティカス。雪がかかってしまったのでしょう、半分以上が茶色になってしまいました‥。ごめんね、アロマティカス‥。

雪が降る可能性があるときは、雪が積もらない位置に植木鉢を移動させておく必要がありました。植物によっては低温障害になってしまい、一度なると治りません。

その後しばらくして再び東京で積雪があったのですが、その際には植木鉢を移動させたのは言うまでもありません。

 

茶色になった部分は取り除き、かろうじて生きている株だけ育てていくことにしました。空いた植木鉢はどうしようかな、公園の植木鉢&土回収に持って行くかな、と頭の片隅で考えていました。

これまで適当でありながらもそれなりにガーデニング意欲があった筆者ですが、ごっそりなくなってしまった植木鉢に、気持ちもすっかり萎えてしまいました。

 

片づけで出てきた種を植えてみる

筆者には3人の子どもがいて、リビングダイニングにそれぞれの管理する棚があります。

娘の棚には、折り紙やらお菓子やら色んなものがポンポン置かれています。本人が片付けるのを待てずに筆者が片付けていたところ、パンダのケースから「あさがおの種」と「えだまめの種」が出てきました。

あさがおの種は次男が一年生のときに小学校で育てていたときの収穫物です。えだまめの種は、コロナが始まった当初「ステイホームを楽しもう!」と意気込んで購入したものでした。時期がきたら育てようと思っていましたが、その存在をすっかり忘れていました。

せっかくだから、植木鉢の空いた部分の植えてみよう!栄養もすっかり抜けて手入れされていない土なので、期待せずにやってみることにしました。

せめて発芽のために水やりだけは忘れずに。

 

えだまめが発芽!

種を植えてから2週間ほど経ったある日、土を見ていたらもりあがりが。筆者はどこかであきらめていたので、そのもりあがりが発芽によるものだと認識できず、「虫でもでてきたか!?」と警戒していました。

でもよくよく見て見ると、緑っぽい感じ。そうだ、そういえばえだまめ植えてたよね。発芽したんじゃないか!こんな土でも育ったんだ~たくましいな、と、少し感激していました。

植木鉢の半分にアロマティカス。その半分に植えた枝豆が少し芽が出てきた様子。

 

それから数日経つと、さらに大きくなってきました。

植木鉢の半分にアロマティカス。その半分に植えた枝豆が少し芽が出てきた様子。

 

淋しかったベランダの植木鉢でしたが、新しい命が芽生え始めました。育っているところを見ていると元気になりますね。

あさがおはまだ芽が出てこないので、だめかもしれませんが、とりあえずえだまめだけでも愉しめそうです。

 

ハオルチアオブツーサは今年もまた奇妙な花芽をつけています

友人からもらい、株分けもしてたくさん育てているハオルチアオブツーサ。こちらは積雪にも負けずに元気にたくましく生きています。

今年の春も、花芽が出てきました!これからしばらくすると小さな花を咲かせます。

ハオルチアオブツーサの葉の間から出てきた花芽。

 

最初にこの花芽を見た時は、なんとも奇妙で驚きました。長男が小学校の理科の授業で花の絵を描く宿題がでたときに、この花を描いては、「ヘンだねぇ~」と話していました。

実家の母が大晦日に宿泊しにきた際に、母にも一株分けました。先日会ったときに、「大きくならないのよ」と、大きな植木鉢を購入していました。今度植え替えするようで、愉しんでくれているようで何よりです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、冬の積雪でだめにしてしまって空いていた植木鉢に、新たな種を植えたお話でした。

我が家のガーデニング、自分から進んで環境を整えて完成させる感じではなく、たまたまやってきたものを育て、生き残った結果の脱力系ガーデニングです。だから植木鉢も植物も色々ミックス。

思えば筆者は、服や物もお下がりが多かったりします。たまたまやってきたものをありがたく使う、という具合で。

色々ミックスされたものがごちゃごちゃしながらもそこにいる、というのが何事においても好きです。

本日も、お読みいただき、ありがとうございました。

 

幼稚園PTA会長のふりかえり#3~無理せず楽しめる範囲で~

昨年一年間、末娘の幼稚園のPTA会長を務めてきて、多くの貴重な経験ができました。その経験から学んだことを振り返っています。

前回、前々回の記事で、自分がいつでも話しかけられやすい状態であり続けることや、人との心地よい距離を保ち続けることについて書きました。

neutrallife.hatenablog.com

 

neutrallife.hatenablog.com

 

今回は、無理せず楽しめる範囲で行う、ということについて取り上げます。人も自分もそうです。

 

 

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無理せず楽しめる集まりにしたい

幼稚園のPTAは子どもたちのためのための集まりですが、会員の親睦を深めたりお互いに高め合うという目的もあります。

皆小さい子がいる保護者で、中には仕事を持っているメンバーもいたので、家庭や仕事を第一に無理することのないようにやっていただく、ということをずっと意識していました。皆さんそれぞれの得意なことを持ち寄ってもらい、お互いを知っていただくきっかけにといった、仕事の楽しい部分だけをやってもらえるようにしたい、と。

 

これまでの三人の子育てのいろんな場面でPTAに携わってきましたが、会長は初めてでした。せっかく自ら率先してチームを作れる機会をもらえたので、「こうだったらいいな」と思ってきたPTA像を実現させたいと思いました。

あちこちでPTAの存在意義が問われている中、強制的なものであったり、いやな思いをするようでは、巡り巡って子どもたちにとってもよくないです。実際に、これまでモヤモヤする経験もしてきました。そういったものをなくして、楽しんでやっていきたい。皆がそれぞれの時間を割いてでやっていることですしね。

 

この度リーダーになったので、自分の行動が多かれ少なかれチームの雰囲気づくりに影響するかもと思って、一年間過ごしました。

無理せず楽しんで進められるチームにするために、自分に何ができるだろうか。そこで意識していたことは、感謝の気持ちです。

 

よく見ることとありがとうの気持ち

皆さんに無理せず楽しんでやってもらいたいと思いつつも、それぞれが「無理しない」のも「楽しむ」のも、私自身にできることは限られています。

ですが、私から「ありがとう」と言うことならできます。

皆さんお互いに元から感謝の気持ちを持っているのですが、ただ単に、誰が何をやっているのかということがわからないというところがありました。ことにコロナ禍で園内作業が限られていた分、そういうところは見えにくかったかなと思います。

リーダーになると皆さんの仕事を把握するので、必然的に全体がよく見えてきます。ゆえに、皆さんそれぞれにご尽力いただいていることを、人一倍実感することができます。感謝の気持ちを感じられる機会が恐らく保護者の中で一番多いので、より多く「ありがとう」と言うことができるのです。

 

幼稚園内で多くの人と接する自分だからこそ、自分が気が付いた感謝の気持ちはあちこちでしっかり表すようにしていました。私が率先して「ありがとう」と言うことで、感謝の言葉が巡るような集まりになるといいなと思っていました。組織の中の土壌の部分を、感謝の気持ちをいっぱい巡らせて耕したい。あとは、それぞれに「楽しみ」が育っていけばいいなと思っていました。

どこまで浸透したかはわかりませんが、自分のできることはやれたかなと思います。

 

自分にとっても無理せず楽しく

皆さんに無理せず楽しくやってほしい、という気持ちは、そのまま自分にも当てはまります。会長はどうしても仕事量や時間を割く割合が他の人に比べて多くなりますが、引き受けたことをむなしく感じてしまったり、貧乏くじを引いてしまったと思うことはなんとしても避けたい!自分にとって前向きな歩みとなる一年にしようと思いました。

 

そこで、人に迷惑のかからない範囲で、自分にとって無理のないやり方でやっていくことを心がけていました。私にとって無理があるということは、人に嫌な思いをさせてしまったり、自分自身が嫌だなと思う行動をとらざるを得ない状況になることです。

自分のアンテナが「ちょっとこれは嫌な感じだぞ」と反応したときには、なるべく避けるようにしていました。全てを避けられたわけではありませんが、心身ともに健やかに生きていく上で、自分のいやなことはやらないというのは、けっこうポイントになるのではないかなと思います。

 

ただし、自分が思う正しさを大きく振りかざすことのないようにしたほうがいいですね。正しさというのは時に大きな武器になってしまうことがあり、恐ろしいものです。

自分の感覚に敏感でありつつも、それがすべてではないことを意識しておく。ゆるやかにしなやかに、お互いに許容しつつ。終わった後にちょっとでも清々しさが残るような仕事ができたらいいなと思います。

 

仕事の中で「楽しい」と思えたこと

筆者自身が会長職をやって楽しいと思えたことをあげていきます。

 

まずは、会長ならではのやることの多さです。筆者の場合、時間や労力を要すること自体は、あまり負担ではありません。やることがあるということは、次から次へとタスクをこなすゲームみたいな感覚で、けっこう楽しめます。ハイになってやりすぎてしまうときがありました。

やることは多いにしても、自分のやり方でできるし、ノルマがあるわけではないので、気楽なものですね。

 

あとは、多くの人と接することができたことです。顔は知っていたけれど話したことはなかった方などとも話すことができ、地域に知り合いが多く増えました。色んな人を知ることができ、色んな得意技を持った人と一緒に仕事ができたことは、とても楽しい経験でした。こういう出会いがあったことは、今後生きていく上でもとても嬉しいことです。子どもだけじゃなく、この年になって私にも友達ができました。

 

また、人と関わってチームを率いる中で、自分が「こういうチームにしたい」と思ったならば、まず自分がそう行動を起こすことだなと思いました。自分がチームを作りあげるとか、人の行動を変えるということまではできませんが、自分が行動をとり続けることはできます。結局自分のやったように自分に返ってきますね。

人と人との誠実な関わりを積み重ねていくということが、いかに大切であるか。

自分自身で経験ができたこと、園という組織を近い場所から眺めて勉強できたこと、普段の生活では得られない視点をもらえたのでよかったです。非日常なおもしろさがありました。

 

そして、自分自身発見だったことは、人前で話すことがそれなりにできたことです。これまで、とても苦手だと思い込んでいたのですが、下手なりにも会が回るくらいにはなんとかできました。苦手意識があった分、普通にできただけで嬉しいものです。

人前で話すことが「楽しい」とまではいきませんが、マイナスであったのもがゼロになったかなとは思います。これは、自分でもいいんだと思えた、私にとっては大きな収穫でした。

 

これらの自分にとっての「楽しい」ことって、これから自分がよりよく生きていく上でのいいヒントになりそうです。このような気づきは財産です。挑戦したからこそ得られたことなので、あのときに勇気を出して引き受けて、とてもよかったと思います。

 

先日、ずっとお世話になっている美容師さんに髪を切ってもらいました。美容師さんはご自身で経営をされていて、お店の経営をしていく上で挑戦だと思える場面が時々あるようです。それを達成できたときには新しく見える世界がある、と話されていました。

皆さんそれぞれ、それぞれの場所でチャレンジしているんだな。同じ時代を生きている同士のような気がしました。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、無理せず楽しめる範囲で行う、ということについてふりかえりました。

ボランティアだから言えるよねってところはあるのですが、仕事にしてもそんな感じでゆるやかにのびのびできたらいいのになって思います。皆の得意を持ち寄って、苦手なことは補い合って、お互いに認め合ってやっていけたら。

 

これで幼稚園PTA会長のふりかえりは一旦終了です。この経験を持って、小さな一歩をまたこれからも積み重ねていこうと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございます!

 

幼稚園PTA会長のふりかえり#2~誰とも心地よい距離でいること~

昨年度の一年間は、三人の子どもを通わせてきた園に対し、これまでの恩返しの気持ちから込めて幼稚園のPTA会長を引き受けました。大変な一年でしたが、これからの人生の糧となる、貴重な経験ができました。

そこで、会長として園や保護者と深く関わってきて学んだことや、自分に対しての気づきを、振り返っていきたいと思います。この経験を、これからの人生につなげていくために。

前回は、自分が話しかけられやすい状態であり続けることの大切さについて書きました。

neutrallife.hatenablog.com

 

今回は、人との距離感についてです。PTAは私個人の会ではなく、会員皆さんの会になります。なるべく多くの人にとってよい判断ができるように努めていきたいです。そのためには、どなたに対しても適切な距離でいることが必要になってくるなと感じました。

 

 

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よくわからず近くなりすぎてしまった

今回会長を引き受けてもいいと思った理由の一つに、人数があまり多くないというところがあります。筆者は多すぎる人数の組織が少し苦手です。一人一人に向き合うことができるくらいの人数であったので、自分でもできるかもと思えました。

話を聞いてほしいという人にはできるかぎり付き合い、時には自分の考えを伝えたり、一緒に考えたりしたりしました。一年任期なので、思いっきり付き合っても十分にやっていけるだろうと思っていました。

うまくいっているときはそれでよいのです。ただ、バランスが崩れるときは一気に崩れてきます。気力体力に任せてとことんやるだけでなく、どこかで慎重さを備えておく必要がありました。

 

どなたに対しても話を聞いていましたが、人によっては頻度が多くなってきて、その話の内容が誰かを批判するようなものになってきたり、それが過剰になってきたり繰り返しになってきてしまったことがありました。最初のうちは適度に受け流しながら話を聞いていることもできましたが、徐々に私自身も負担になってきました。私が聞くことで、その方が解決策を見つけて次に進めればいいなと思っていたのですが、結局また同じような話を繰り返すことで終わってしまうのです。

次第に、その方は話を聞いてもらうのが癖のようになってしまいました。これはちょっと自分の対応がまずかったなと思いました。どこかで依存させてしまったのだと思います。私自身も心理的な負担があったのか、その方を抱っこしている夢を見ていました。

 

自分の中で違和感を感じながらも、出来る限り人にとことん付き合っていきたいと思っていたので、しばらく続けていました。ですが、そのうち、その方にとって耳障りのいいことしか言えなくなってきてしまい、本当に適切な意見が言えなくなってきてしまいました。それでは相手のためにも全体のためにもよくありません。

園とは関係のない方に相談させてもらい、自分のことや相手のことを私自身客観視するようにして、依存してきていた人とは少し話す頻度を減らしたりするようにしました。相手は追ってくるかなと思いましたが、そこまでしてくることはありませんでしたね。他に話を聞いてくれそうな人を見つけたかもしれません。

 

話をたくさん聞いても自分はニュートラルでいられると思っていましたが、それは過信だったかな。途中で気が付いたのでまだ良かったのですが、最初から慎重に進めていけていればより良かったかと思います。

 

誰とも心地よい距離を保ち続けること

誰ともフラットに、お互いに心地よい距離を保ち続けることは、組織を率いていく上でとても大切とだと思いました。誰かに肩入れしすぎないし、誰も遠く感じさせない。誰とも程よい距離であり続けること。

リーダーになると、あらゆる人たちの色んな面が見えてきます。先ほどのケースのように他の人がちょっと負担に思えてしまったり、自分のドロドロした面を見せてしまって後悔してしまうこともあります。そういうときは、たいていその相手との距離が近すぎているのだと思います。

 

コロナ禍で外食などのお付き合いがゼロになったことは、会長になった一年ではかえってよかったです。特定の人との濃いお付き合いがあると、その人に肩入れしてしまう要因になりかねません。前項の方のことはありましたが、外食などのお付き合いがなかったおかげで、基本的にはそこまで保護者の噂話に巻き込まれることはありませんでした。また飲み会がなかったので、理性がとんで余計なことを話してしまうということもなかったのはよかったです。

 

誰でもコップの水があふれてしまいそうになることはありますよね。私もあります。コップの水を溢れてしまい、それが口からでたとしても、話し終えた後にはお互い前に進んでいける気持ちになれるような対話をしていきたいものです。前進まではできなくても、経験をおもしろがって愉快に生きていく、なんてことができれば十分いいなと思います。

 

誰とも心地よい距離を保ち続けるということは、リーダーという立場でなくても、人と過ごす上ではいいのではないかなと思います。自分が心地よくなければ、一緒にいる相手も心地よく過ごせません。相手も自分も心地よいと思えるペースを保ちながら、共に作業できればいいですね。さらに、お互いに高め合える人づきあいができるならば、それはもう言うことなしです。

 

うまくいっているときは調子に乗らない

これまで述べたように、リーダーになったときに誰ともほどよい距離感でいて、誰も特別扱いしないようにすることは大切だと思います。それと同じくらいに大切なのは、リーダーになるときは自分のことを特別扱いされないように気を付ける、ということです。つまり、調子に乗らないこと。

調子に乗ってしまうと、色々とうまくいっているように解釈してしまい本当のところが見えなくなってしまい、よい判断ができなくなってしまいます。

我が家の場合は、色んな物事をまず批判的に捉えてみる夫がいるので、彼がある意味いい重石になっていました。これまで考えてきたことに対して色々と意見を言ってくるので「あーもう!!」と思うこともありますが、彼のおかげで調子に乗ることもなく淡々と進めることができました。

 

特別扱いされないように気を付けることには、色々とやってくれる相手に便宜を図ろうとすることを防ぐ、という意味合いもあります。人間なので、何かやってくれた相手にはお返しをしたくなってしまうものです。

何か判断をするときに、誰か寄りの考えで判断してしまう頭になってしまうのが、あまりよろしくないなと思います。本当の目的のために判断すべきところが、利益をもらった人にとって有利になるような判断をしてしまいがちになってしまいます。政治家が賄賂を禁止するのと同じですね。 

 

特定の方からほめられたりプレゼントを頂いたりしたときには、素直に嬉しいと思いますし、お相手に対しては感謝でいっぱいです。ですが、その状況が積み重なっていったときに決して自分自身が「裸の王様」にはなりませんように。どんなときでも普通がいいです。

 

筆者は色々考えて自分を制してして普通でいようとしている節がありますが、自然に普通でいられる人って本当に素敵ですね。その境地にいたるまでは、まだまだ精進が必要です。

 

うまくいかないときは悲観しすぎない

うまくいくときがあれば、当然うまくいかないときもあります。つい自分を責めてしまいがちになりますが、毎日誠実にコツコツ積み重ねてきているならば、悲観しすぎなくて大丈夫です。いつかは明けます。

私自身うまくいかないときがありました。人と話し合い考えに考え抜きましたが、解決にいたらず、当時はどんよりとした負のオーラを放っていたと思います。

ただ、そういうときって、意外なところから救いの手を差し伸べてくれたりするのです。私はそのときに若い子に救われました。人を信じて自分を信じてやってきて、それを見ていてくれて、手を差し伸べてくれた。会長職は一人でできるものではなくて、周囲の人がいてできることなんだなと実感しました。

人のありがたさを感じられたこと、とても貴重な経験でした。

 

やはりうまくいっているときこそ、気を引き締めて気を付けていかなければならない。うまくいっていないときは、今後上がっていける伸びしろが多いのですから。

 

リーダーよりサポート役向きかも

リーダーとして色々判断していくうえで、人との適切な距離感は大切だなと思いました。

ただ、私個人としては、悩んでいる人がいたらとことん話して考えていきたいほうです。すごく気になってしまいます。

全体ではOKな判断であっても、誰かがその判断でモヤモヤしていたならば、その個人の人に寄り添いたいなって思うのです。

そういう意味では、私はリーダーとしているよりも、サポート役の方が向いているかもなと思いました。リーダーだからって時折割り切った判断をしたこともありましたが、どこかでジレンマを感じていました。

リーダーでいるにしても、個人個人の思いが積み重なってその結果でチームになるように努めていきたいですね。いろんな場面でリーダーの方はいらっしゃいますが、まとめている人たち、すごいなと思います。そういう判断に慣れてくるものなのかもしれませんね。私はあまり慣れたくないなって思いますが‥。

まあ、何事も経験です。こういう役割をしたことで深い気づきになったことが、大変よかったと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

PTA会長のふりかえりの第二弾として、人との距離感についてふりかえりました。

前回も出てきたのですが、ここでも中庸の考え方が出てきましたね。

自分の中の状態をいっぱいいっぱいにしないことであったり、人と自分の距離も近づきすぎず遠すぎずであったり。

自然とバランスのとれる人になっていきたいなと思います。

 

幼稚園PTA会長のふりかえり#1~話かけやすい状態で居続けること~

ご無沙汰しております。こちらのブログ、ほぼ一年ぶりの更新になります。

三人の子育てをしてきて、いよいよ末娘がこの四月から小学生になりました。朝八時前にはランドセルを背負って出ていってしまう今の生活に、どこかソワソワしてしまいます。

昨年度の一年間は、三人の子どもを通わせてきた園に対し、これまでの恩返しの気持ちから込めて幼稚園のPTA会長を引き受けました。大変な一年でしたが、これからの人生の糧となる、貴重な経験ができました。

ここで、会長として園や保護者と深く関わってきて学んだことや、自分に対しての気づきを、振り返っていきたいと思います。この経験を、これからの人生につなげていくために。

長くなってしまうので、何回かに分けてお届けいたします。

 

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感染対策をしながらできることをやっていく一年

2021年度もコロナ禍で真っただ中であり、一年間を通じて感染者数が急増・急減し、それはそれは振り回されることが多々ありました。子どもたちは自宅待機になることもあったり、行事の規模が縮小されることがありました。

それでも、新型コロナウィルスが流行ったばかりの2020年度よりかは、ずいぶんと色々なことができたと思います。2020年度は一切の保護者参観もありませんでした。行事も中止になっていたので、写真撮影もあまりなく、園内の様子を知るといえば、園配布のお手紙が主だったように思います。

それが、2021年度はコロナの状況でできることはやっていこうと、感染対策を行いながら行事を行ったり、オンラインでの参観、自宅待機期間でのオンライン幼稚園など新しいことを取り入れていきました。過渡期ではありますが、これまでコロナに関して積み重ねてきた情報を元に、今の状況下でできることをやっていこうと、大変挑戦的な一年だったと思います。

新しい取り組みをやっていこうとすると、普段の教育活動を進めていく以上の作業が生じ、園を運営していく教職員の皆さんのご負担は大変であったかと思います。保護者の皆さんも、今しかない幼稚園での思い出を残してあげたいと、コロナ禍でもできることには惜しみなく力を出したい、という気持ちでいてくださいました。

 

目的は皆同じ。考えの違いや行動の違いはどうしてもある。

幼稚園に関わる大人たちは、皆子どもたちのことを思っている人たちばかりです。子どもたちのため、という目的は皆さんに共通しています。ですが、この一年過ごしてきて、感染対策についての解釈は人によって異なり、その解釈から反映される行動も人によって異なってくるなと思いました。誰一人同じ人はいないので、当然といえば当然です。

コロナ禍で様々な行事が中止になったり、保護者の園内作業が制限されることがありました。その園の方針が園から保護者に伝えられたのですが、保護者としてはこれまで我慢してきた子どもたちのことを考えると、もうちょっとできるんじゃないのと納得のいかない方もいらっしゃいました。

また、当園は保護者の出番がとても多い園で、保護者が主体となって行事を行ったり、卒園に向けた活動を進めていきます。そのやり方をなるべく園内作業は行わずに進めてほしいということが、なかなか保護者の皆さんのご負担が大きかったようです。まさに過渡期ならではの課題ですね。

 

間で話を聞く人の大変さを知る

私は、この一年間園と保護者の両者から様々な話を聞いてきました。話を聞いていると、双方とも直接相手に話すわけではないので、相当に強い勢いで話してこられました。それを少しやんわりと相手に伝えるのですが、オブラートに包んだ状態だと相手に真意が伝わらなかいこともありましたね。反発がこちらにくることも。両者の勢いを受け止め続けるのは、精神的にしんどくなる部分でもありました。相手の言い分を正しく伝えられていない自分がいけないのではないかと、責任を感じてしまったり‥。

まさに中間管理職といったところです。幼稚園のお客様相談窓口と言ってもいいかもしれません。会長を引き受けたときに「自分の負担になるまではやらない!楽しめる範囲で仕事をする!」と心に決めてなったのに、ボランティアでありながらメンタルがやられそうになってしまいました。

会長を引き受けるというものは、そういうのもひっくるめたものなのかな。終わってみればなかなかできない貴重な経験だったなと思いますが、大変な時期にいたころは、ストレスで不眠や胃痛になりました。

コロナ禍で特殊なシチュエーションであったからこそ色々な問題が勃発したのかもしれませんが、これまでの歴代の会長さんに、心底尊敬を感謝の念を抱かずにはいられません‥。

 

解決まではできなくても話を聞ける状態でいる

初めての会長職でしたし一年任期だったので、全力でやろうとしすぎていたのかなと思います。何か問題が生じたときに、最初のうちは、お互いの意見からなんとか折衷案を見つけられないだろうか、と挑戦していました。全ての意見に耳を傾け、話し合い、考え、提案し、実施し、解決する、と。

ただ今思うと、そこまではしなくてもよかったようにと思います。話を聞いてみると、解決したいというよりも、共感してもらいたいという気持ちが強いようでした。私が話を聞いたあとに、その人が自ら前に進めていくんですよね。解決までしようと考えていた自分が、ちょっとおこがましかったかなと思いました。本当にいい案があれば話してもいいかもしれませんが、解決はご本人がすることですね。

私が解決できたならばとてもいいことなのですが、皆さん子どもたちへの思いがあって、善意の思いで取り組んでいます。私は話を聞くに留めて、後は皆さん自ら何か答えを見つけて進めていくのを待っていればよかったかなと思います。

「いつでも話ができる」と皆さんに思ってもらえるような自分であり続ける、ということは大切ですね。

 

ゆとりのある状態で居続けること

いつでも話してもよさそうと思える人はどういう人でしょうか。

自分のキャパシティがあったときに、それが溢れそうになるまでしておかない、ということが結構大事だと思いました。いっぱいいっぱいになっていると、うまくいっているときはいいのですが、何か問題がおきたときに、理性より感情が立ってしまうことになりかねません。コロナ禍で密なコミュニケーションが取れない中、たまに話したときに感情が先立ってしまうと、それを挽回する機会を逸してしまうことにもなります。

常にゆとりのある状態でいるということが、とても大切だと思います。

 

実際に、自分が忙しくなりすぎてしまったときには余裕がなくなってしまったことがありましたし、相手側が余裕がなくなっていたときには色々感情的になられていて何も話せないなと感じたこともありました。仕事量が多ければ、誰かできる人にやってもらうか、仕事内容を見直して作業量を減らすなどして、いっぱいいっぱいまでやらないことですね。

ましてやPTA活動は私の生活の中での本業ではありません。あくまで家庭が第一で、その上で、自分の時間を少し子どもたちのために割いてやっていることなので、なおさらゆとりがあることは大切です。

 

そして、色んな話に耳と心を傾けて聞きますが、自分の中に入れすぎないことも大切ですね。自分が苦しくなるまで聞いてしまうと、やはりキャパシティがいっぱいになってしまいます。会長がいっぱいいっぱいになっていると、一緒にやっている役員の皆さんにも火の粉がかかってしまいます。手をあげて一緒にやっていただいている皆さんには、楽しく作業をしていただきたいと思っています。そこは守りたい。

皆さんのために力を注ぎながらも、自分のことも大切にする、そのバランスですね。なかなか難しいことではありますが。

仏教で中庸という言葉があります。やりすぎでもいけない、やらなすぎでもいけない。会長職だけでなく、今後の自分の生活を送る上でも、中庸で居続けることは大切だなと思いました。

 

多くの人と接することができたことに感謝

人の中でやりとりすることは苦労もありましたが、多くの人と話せて、色んな方と知り合えたことは、とても幸せなことだったと思います。コロナ禍でありながら、これだけ多くの人と絆を深められたことは、ありがたいことです。

信頼できる人が自分の住む地域にいらっしゃって、その方たちと一緒に生活や子育てをしていけること実感できたことは、これからこの地域で生きていく上でとても幸せなことだなと思います。

役員の方から「一緒に仕事ができて楽しかった」と声をかけてもらえてとても嬉しかったのですが、私もとても楽しく感じていました。

若い子からツッコミを受けることに喜びを感じたり、ついダジャレを言いたくなってしまうというところに、昔接してきた年上の方々のことを思い出していました。自分もすっかりそうなってる!

 

筆者は淡々とした暮らしでも愉しめるほうなので、会長をしなくてもそれなりによい一年になっていたと思います。

ただ、もし会長を引き受けなかったら、ここまで深く知り合えなかった人もいました。会長になったからこそ素敵な出会いがありました。気力体力のあるタイミングで会長ができて、お祭りのような濃い一年を過ごせてよかったです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は昨年度一年間のPTA会長をやってみて、その仕事から学んだことのふりかえりの第一回目でした。

色んな人と色んな場面で接してきたのですが、人って奥深くて愛おしいですね。大変な状況の真っただ中にいるときは気づく余裕がありませんが、今振り返ってみると人の中にあるおもしろさをジワジワ感じます。

まだまだ気づいたことがあるので、この続きはまた書いていきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。またどうぞよろしくお願いいたします。

 

【リペア】補修したデニム。反対も穴が空いたので同様にチクチク。

3月にお気に入りの水色デニムの膝に穴が空き、ひたすら白い糸で縫ってお直しをしました。

neutrallife.hatenablog.com

 

このたびそのお直ししたデニムの反対側の膝にも、穴が空いてしまいました。

今回は、反対の膝の穴のお直しをしたお話です。

前回のお直しの仕上がりが個人的によかったので、前回と同様にお直しをすることにしました。

 

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さりげないお直しがやっぱりいい

お気に入りのUNIQLOの水色デニムに、二つめの穴が空きました。

一年半ほど前に購入したもので、小さい子どもがいて公園遊びをする生活をしていたので、かなり頻繁に履いていました。

あまりに頻度が高すぎたのか、筆者の過ごし方が豪快だったのか、けっこう早い段階で両膝に穴をあけてしまうことになってしまいましたね。

 

このような状態です。

右膝の部分は以前穴が空いたのをお直しし、左膝に2-3㎝程度の穴が空いています。

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前回のお直しの状態ですが、そうとう何回もステッチを繰り返したためか、今のところ穴も広がっておらずいい感じです。

以前には、赤の糸であえて目立たせるお直しをしてみたこともありましたが、生地になじむ色の糸でさりげないくらいのお直しの方が、筆者は好きだなと思いました。

お直ししたデニムを履いたときに、気分がソワソワせずに過ごしたことができましたので。

 

左膝の穴の拡大画像はこちらです。

膝の穴の様子。2~3cm程度です。

前回同様にお直ししていきます。

 

裏からデニム生地を当てて、白い糸でひたすらステッチ

子ども用のサイズアウトしたデニムを、一本お直し用にとっておいてあります。

そのデニムを、穴より大き目に切り取り、お直しするデニムの穴の部分の裏側から当てました。

当て布の周りをまつり縫いで縫います。

そして、穴の空いている部分を、穴より少し大きめにひたすらステッチしていきました。

お直しした様子はこんな感じです。

左膝のお直しした様子のアップ

お直しのアップ

裏から見た様子

裏から見た様子

 

穴より大き目にステッチしているのは、穴ギリギリでステッチしていると、結局そこからまた穴が広がってしまうことがあるからです。

たくさん縫っておけば、より安心ですね。

 

引きで見てみるとこんな感じ。

お直ししたデニムの様子

 

デニム生地となじむ白い糸でさりげないので、履いているときは目立ちません。

立ち止まってよく見ればお直ししたことがわかる感じで、筆者としては大満足です。

これなら穴が広がる心配をせずに、気兼ねなく履き続けることができそうです。

 

新たにラインナップに加わったデニム。裾をカット。

ちょっと前まではまともに履けるズボンが、この水色デニムパンツとあと数本しかなかった筆者ですが、ありがたいことに二人の方から古着を頂く機会があり、現在けっこうな衣装持ちになっています。

 

その中にユニクロの濃紺のデニムパンツがありました。

ちょっとゆるい感じで履けるサイズだったのですが、この服の元の持ち主さん、とっても脚が長かったようで(それとも筆者が短いだけなのか‥)、裾を引きずってしまうくらいでした。
そんなデニムは、自分サイズに裾をカットです。

20㎝くらい思いっきりカットして、自分サイズにしました。

裾をカットオフしたデニム

 

デニム生地なら、切りっぱなしでもいい感じになります。

こういう気楽さが、デニムっていいな~と思います。

他の素材だと、やっぱり裾を縫わないとおかしい感じになってしまいますね。

 

というわけで、筆者は今、両膝の穴をお直しした水色デニムと、裾をカットオフした濃紺デニムの二つのデニムを持っています。

まだまだ子どもと遊び回る日々が続くので、二本のデニムは、これからも重宝しそうです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、水色デニムの左膝の穴のお直しをしたお話でした。

古着をたくさん頂いた中に、少しほつれているセーターがあったので、そこも同系色の糸で縫っておきました。

最近はダーニングという技術も流行ってきており、また、サステナビリティの重要性もよく言われているので、お直しした服であっても堂々と着られるような気がしていて、なんだか嬉しいです。

 

【業務スーパー】紙パックに入ったレアチーズ♪

牛乳パックのような容器のデザート

業務スーパーで売られている、牛乳パックのような紙パックに入ったデザートを紹介するシリーズです。

今回は『レアチーズ』。

普段のおやつとしてはちょっと特別な感じもするレアチーズを、1㎏という大容量で、お得に楽しむことができました♪

 

 

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レアチーズのご紹介

業務スーパーの牛乳などが置いてあるところに陳列されている、紙パックデザートシリーズのうちの一つです。

これまでも、水ようかんやチョコババロアやパンナコッタなど、いろんなものを食べてきました。

 

パッケージに記載された紹介文は以下の通りです。

さっぱりした酸味とふわっと広がるチーズの風味

たっぷり食べられてうれしい大容量

 

確かに大容量!1㎏もあります。わーい♪

 

栄養成分表示を見てみると、エネルギーは100gあたり200kcalです。

これまで食べてきた紙パックデザートで、一番高かったものはチョコババロアの166kcal(100gあたり)でした。

このときは、最終的に甘さがきつくなってしまい、最後までおいしく食べることができませんでした。

今回のレアチーズのカロリーはそれよりも多いですね‥。

 

いつもなら100gで一食の一人のおやつとしていましたが、今回は約66gで一食の一人分のおやつとしようと思います。これなら約133kcalとなります。

5人家族の我が家で、この1㎏のレアチーズを3日分のおやつとしようという計算です。

おやつを食べるなら、「おいしい!」と心から思える量だけを食べたいですね。

もういいかなと思っているのに無理して食べるなんて、もったいなく感じてしまいます。

 

税抜き価格で298円でした。(2021年5月14日時点)

3日で食べるなら、5人家族の一日のおやつ代で約100円ということで、家計にも優しくてGoodです。

 

とかしてタルト生地に入れて冷やし固めたり、ココアパウダーをかけてティラミス風にしたり、とアレンジレシピも提案されています。

 

さあ、レアチーズのお味の方はいかに!?

 

実食!さわやかな酸味でいっぱい食べられそう!

筆者にとって楽しい時間の始まりです。

こういう形の紙パックだと、液体が入っているのではないかという固定概念がありますが、ここから固形のケーキを出てくるのです。このアイデアが、たまりません。

 

紙パックからにゅるっと出した様子です。

少しだけレアチーズを紙パックから出した様子

Eテレの『デザインあ』という番組で、「思ってたんと違う」というコーナーがありますが、ご覧になったことはありますでしょうか。

やわらかそうな物が落下してきて、ポヨンとバウンドするかと思いきやパリンと割れてしまう、といったことを映像で表現しているコーナーです。

そのようなことを実体験しているような気持ちになってきます。

 

全部出すと、まるで豆腐ですね!

全部出した様子。絹ごし豆腐のよう。

今回はハイカロリーなので、5人家族で3日分のおやつにします。翌日以降のおやつはタッパーに入れて冷蔵庫に入れておきます。

3日分に分けた様子

 

一人前はこんな感じです。楽しみですね~♪

一人前に分けられたレアチーズの様子

 

おやつに食べてみたところ、ヨーグルトみたいなさっぱりした感じだけど、ちゃんとチーズを感じられる味です。

カロリーの高さに胃もたれ感を心配していましたが、思っていたよりもさっぱりとしていて、もっとたくさん食べられそうと思いました。

筆者はけっこう好きな味です。

 

ただ、子どもたちの反応が軒並みイマイチでした。

酸味が強い味はあまり好みではなかったようで、66gのレアチーズですら残していました。

筆者はそこまで酸味が強いとは思わなかったのですが、甘党な我が家の子どもたちにとっては、好みの味ではなかったようです。残念!

 

残りは二日にかけて食べようと思っていましたが、夫婦二人だけで食べていくことになるので、もう少しかかりそうですね。

子どもたちが食べないとなると、夫婦二人で1㎏は多いので、残念ですがリピートすることはないかなと思います。

カルピスやヨーグルトはいつもおいしくいただいているのに、どこが違うのでしょうか‥?

まあ、子どもたちなりの味覚があるのでしょう。

 

さっぱり系が好きなお子さんがいるご家庭では、おいしく食べられるかもしれませんね。我が家では、残念でした。

 

紙パックに入ったデザートシリーズ

これまでに購入して食べてきた、紙パックデザートシリーズのご紹介はこちらです。

neutrallife.hatenablog.com

 

neutrallife.hatenablog.com

 

neutrallife.hatenablog.com

 

※2021年5月16日時点で取り扱いなし

neutrallife.hatenablog.com

 

業務スーパーの商品紹介のページによると、紙パックデザートでまだ食べていない商品は、

コーヒーゼリー、ほうじ茶ラテプリン(東日本のみの取り扱い)

の2種類でした。(2021年5月15日時点)

<参考元:商品紹介|プロの品質とプロの価格の業務スーパー

 

以前はオレンジゼリーやマンゴープリンの紹介もあったのですが、その時々によって、販売されるデザートが変わってくるのかもしれませんね。

以前紹介したチョコババロアも、商品紹介ページから消えていました。

筆者が買い物に行った日(2021年5月14日)にも見かけませんでしたので、商品が店頭にない可能性もありますので、その点はご了承ください。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、業務スーパーの紙パックに入ったレアチーズデザートのご紹介でした。

甘党な子どもたち、切り分けたレアチーズを見た時はテンションマックスだったのに、食べてみてイマイチだったのは残念でした。

とはいえ、筆者自身も幼い頃は酸味のあるものが苦手で、みかんやトマトも食べられませんでした。

子どもたちも大きくなったら好みも変わってくるかもしれませんね。

 

残りのレアチーズは、アレンジをして楽しもうと思います。

遠慮なくたっぷり食べられる理由ができたので、嬉しいです。

(あ、健康診断前だった!)

 

ブログを開始して一年が経ちました。感謝の気持ちとこれから。

2020年5月2日、新型コロナウィルスが流行り、一回めの緊急事態宣言で子どもたちの学校が休校していた時期に、ブログ『歩歩是道場』を始めました。

日常的なおしゃべりの延長線上で始めましたが、有難いことにお読みいただく方が少しずつ増え、書く力を頂き、一年間続けることができました。ありがとうございます。

今回は、これまでのブログの振り返りと、新年度での生活の変化に伴い今後のブログをどう続けていくか考えたいと思います。

 

最初は自分のスタイルを模索していました 

こちら2020年5月2日に書いた、一回目の記事です。

neutrallife.hatenablog.com

 

このときは、一記事書くのにも頭を悩ませていました。

ブログでは自分の奥底にある気持ちをそのまま表現しつづけたいと思っていて、書いている内容に嘘はないか、飾り立てていないかと、書きながら頭の中がフル回転しているので、なかなかの骨折り仕事でありました。

今思うと、趣味でやっていることなので、もっと気楽にやればいいのですけどね。

 

ブログ名にも悩みました。

 

最初は『道くさ』とつけました。

筆者は、書道、華道、柔道といった日本特有の「道」の考え方にとても共感しています。

そこで、道という言葉を入れつつ、迷いながらゆらぎながらも進んでいるということを表現したくて、名づけました。

「みち」というペンネームも、道の考え方からきています。

ですが、『道くさ』という言葉がなんとなくゆるすぎる感じがして、どうも自分の中でしっくりこなくてやめました。

 

次につけた名前は『日日是好日』です。

この禅語は、樹木希林さんが出演した映画のタイトルにもなっており、有名な言葉ですね。

「毎日がいい日だ」という意味合いで、いいことがあればそれはいいことだし、たとえ悪いことがあってもそこから学ぶことができるのでよい日である、ということです。

この言葉がすごく好きで、タイトルにしました。

ところが、あまりに認知度の高い言葉なので、『日日是好日』のタイトルでブログをされているかたがすでに多くいらっしゃったのです。

うーん、もっと別の言葉はないだろうか…。

 

そこで出てきた言葉が『歩歩是道場』です。

禅では、日常の所作や掃除、食事に至るまで、すべてが修行であるとされています。

筆者自身も、自分の経験一つ一つから学び、よりよい次へ少しずつつなげていきたいと思っていました。

この言葉は、自分の思いにピッタリなのではないか。

そうして、ブログを始めて一か月くらいしてようやく、『歩歩是道場』という名に落ち着いて、今に至るわけです。

 

ちなみに、日日是好日と歩歩是道場という言葉、両方とも結局同じような意味合いであると解釈しています。

毎日様々なことから学べるので良い日である、ということと、歩くこともすべて修行である、ということ。

一日一日という視点で考えるか、一つ一つの行動という視点で考えるか、という違いがあるだけですね。

両方とも、そこからより良い方向に進んでいくという点では、同じだと思います。

 

ブログって社会とのつながりもできるんだ

こちらは2020年末に書いた記事になります。

neutrallife.hatenablog.com

 

コロナ禍で気軽なおしゃべりが減った中、自分の内側の気持ちを出す場所として、ブログを始めました。

友人にもブログのことを伝えずにひっそりと始めたものでしたが、書き続けて記事が増えるにつれて、筆者の記事を読んでいただく機会も少しずつ増えました。

 

自分自身の経験から学んだことや気づきを表現することで、自分の考えをより深めることができます。それだけでも、とても意味のあることです。

そうして表現した文章を、一般公開にしているので、自分以外の誰かに読んでもらう機会をもつことができるのです。

頭では最初から理解していたのですが、記事が増え、読んでいただく機会が増えるにつれて、そのありがたさやおもしろさを身を持って実感するようになりました。

 

誰かに読んでもらえるということは、書き続ける力になりますし、社会とのつながりがあるということは、自分が想定していない出来事が起きることもあります。

筆者自身の人生同様に、ブログ運営もまさに試行錯誤です。

ゆらぎながら少しずつ、個性や形ができてくるものなのかなと思っています。

自分でもブログを書きますが、それ以上にいろんな方のブログを読んでいます。文章から、ブロガーさんそれぞれの個性が出ていますよね。

これからも筆者自身の気づきや心が動いた出来事を書き綴りつつ、あまり先を急がず、緩やかにつづけていけたらと思います。

 

細く長く続けることがこの一年の課題

当ブログは、開始してからしばらく週2~3回というペースで書いてきました。

しかし、新年度に入り、娘の幼稚園のPTA会長になり、4月はなかなかゆっくりした時間が取れませんでした。

筆者より忙しい方は山ほどいると思います。皆さんそれぞれの生活の中、頻繁に更新されていたり、毎日更新されている方もいらっしゃるんですよね。

筆者自身のブログの書き方や、時間のやりくりの方法を見直して、少しでも長く続けられたらいいなと思います。

 

主体的にPTA活動に参加しているので、その中で気づくことがかなりあります。

子どもたちにとっても、携わる親にとっても、幼稚園にとっても、いい形となる活動というのは、どういうものなのでしょうか。

皆さんが、それぞれの時間を割いて取り組んでいただいているボランティア活動です。一年後には、「やってよかったね」という思いで終われることを、切に願っています。

コロナ禍で悩むことも多々ありますが、せっかくこういう経験をさせてもらえるので、経験を通じて気づいたことから考えを深めていく機会にしたいです。

 

ブログ運営としては、時間的にも心理的にもあまり負担にならずに、細く長く続けていけることが、この一年の課題かなと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、ブログを開始して一年が経ったことで、これまでの振り返りと、これからのブログ運営について取り上げました。

4月はPTAの総会関連で気が休まらなかったので、GWは久しぶりにゆっくりできている気がします。

気持ちに余裕があると、料理一つにしても、「豚肉に片栗粉をまぶす」というひと手間をかける気力が湧くんですよね。片栗粉をまぶすと、旨味がとじ込まれて、表面はカリっと中はジューシーになってとてもおいしいです。

こういう家事ができると、リフレッシュできますね。普段は時短料理ばかりなので‥。

 

余談ですが、GWは夫と筆者の誕生日があるので、いつもながら手作り誕生日ケーキを作りました。

我が家の定番のシフォンケーキに、ホイップクリームを塗り、クッキーやラムネでトッピングをしました。

家族の好きな物を思いっきりのせて、それぞれ皆大満足。お腹いっぱいになりました。

シフォンケーキで作ったケーキの様子

 

それでは、あらためて、これまでお読みいただきありがとうございます。

これからも、小さな一歩を積み重ねて進んでいこうと思います。

不定期の更新になり恐縮ですが、お付き合いいただけたら幸いです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

リサイクルに出した服から、自分が着やすい服の傾向を知る。

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先日、断捨離中の叔母さんから古着をたくさん譲っていただきました。

シンプル化の観点からいうと、「古着をたくさん譲ってもらう」という行為はNGかもしれませんが、筆者は今回いただいた古着がとても着やすくおしゃれなものばかりで、生活の活力までもらったような気がしました。

ただ、たくさん服を取り入れる、ということは、すでにある服を手放すことを考えなければなりません。収納のキャパシティは有限なので。

今回は、手放した服の振り返りです。

自分が手放した服から、自分が実際にすんなり着られる服の傾向がわかってきました。

 

 

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元からあった服を見直し、リサイクルへ

ここのところ日ごろから手持ちの服のシンプル化をしていたので、収納ケースに隙間もあったのですが、今回もらった服があまりに多くて収納スペースが足りなくなりました。

そこで、ずっと持ってはいたもののなんとなく着ていなかったり、着てもなんだかモヤモヤする服を、この機会に地域の古着回収に出すことにしました。

 

筆者の住む地域では、区内を巡回して古着回収を行ったり、清掃センターで常時古着回収が行われています。

巡回の古着回収の日程はしばらく先になるので、清掃センターに持って行くことにしました。

回収された古着は国内外で再利用され、再利用できないものは、工業用雑巾(ウエス)の加工や、綿やフェルトの材料になるようです。

 

今回筆者がリサイクルに出した服のうち、印象に残っているものをご紹介します。

 

GAPツイードのコート。複色のコートはなかなか着ない。

学生時代くらいに買ったGAPの白黒のツイードコートを手放しました。

白と黒でけっこう目立つような気がして、着る機会の少なかった代物でした。

一回だけこのコートで写真を撮っていました。暗くて見にくい画像ですが、このような感じです。

ツイードの様子

 

なぜ買ったかというと、当時、ツイードの服に対してちょっとした憧れがあったことがあります。

なんとなくなのですが、ツイードって品よく見えるような気がしませんか?

ファッション誌で、パリジェンヌがデニムパンツにツイードジャケットを合わせていたのを見た時に「すごく素敵!」と思い、一度やってみたかったのです。

そんな折、GAPでたまたまツイードのコートを見つけ、けっこうインパクトのある柄のコートでしたがチャレンジ精神で購入しました。

 

その後、15年以上で着用したのは何回だったでしょうか‥。

結局、筆者は複数の色が使われているコートより、一色のみでシンプルなコートの方が好きだったのです。

GAPのツイードがけっこう白黒のコントラストが強くて、筆者にとっては派手な印象がぬぐえませんでした。

着ていると、どうしてもソワソワして落ち着かないのです。

同系色のツイード素材だったら、もっと着やすかったかな。

 

ツイードを一度取り入れてみたかったので、試せたことはとても良かったです。

ただ、日常的に着るコートとしては、もうツイードは買わないなと思いました。 

 

UNIQLOの薄手カーティガン。実用的でないものはちょっと‥

赤のカーティガン

以前、「タンスに眠っている服を着てみるチャレンジ!」を行いました。

そのときから、久々に着るようになったカーティガンを、今回手放すことにしました。 

neutrallife.hatenablog.com

 

このときは、赤のカーティガンが手持ちのグレーのTシャツにもけっこう合ったので、カーティガンを生かす方法が見つかり、昨年の夏はちょこちょこ着る機会がありました。

 

しかし、今回たくさん服をもらってタンスが満たされてくると、「わざわざ組み合わせを意識しないと着られない服」というのが、なんだか負担に思えてきました。

リゾート感のあるリラックスした雰囲気が素敵、と思って購入したものだったのですけどね。

実用面としては、この赤のカーティガンは着なくてもいいようなものです。

とても薄い生地で五分袖なので、防寒としても、日よけとしても、なんだか中途半端です。

 

これからもおしゃれを楽しみたいですが、「実用的な服」であることがで大前提で、その上でおしゃれを楽しもうと思いました。

いくらおしゃれであっても、実用的でないものは、結局着なくなってしまう、ということです。

 

UNIQLOの青のクロップドパンツ。はっきりとした色味は難しい。

ぱっきりした青色のクロップドパンツ

こちらのUNIQLOの青のクロップドパンツは、以前、気軽に履けるズボンが欲しいと思って購入したものです。

しかし、このはっきりとした青が、手持ちのトップスと合わせにくく、着るのにどこか負担を感じていました。

筆者にとって、このズボンの問題点は色だけです。

色のこだわりさえ目をつぶれば、ゴムでさっと履けるものなので、手放そうと思いつつも残していたのでした。

 

先日、タンスの肥やしにしているのももったいないと、試しにこのズボンを寝巻にしてみました。

寝巻にしてはこのズボンの固さは、ちょっとイマイチです。

 

今回叔母さんから、ボトムスもたくさんいただいたので、これはいよいよこの青のズボンを手放すときがきたなと思いました。

他の快適に履けるボトムスがあれば、この青のズボンの出番はますますなくなってきますし。

 

ここで筆者の服としてわかったことは、はっきりとした色はちょっと難しい、ということです。

収納力の大きいクローゼットで、ベーシックな服が十分ある中で、アクセントとしてブルーのズボンがあるのは良いかもしれません。

ですが、5人家族のマンションの収納で、筆者自身の服をしまえるスペースは限られています。

現実的には、アクセントカラーのズボンをしまっておくスペースがあるならば、着まわしやすくて実用的なズボンが一本あったほうがいいです。

 

色味はショールとか、アクセサリーとか、トップスで加えればいいかなと思いました。

 

着やすい服の傾向のまとめ

 

以上、三点の手放した服から気が付いた、今後筆者が服を選ぶ上で気を付けておきたい点は次のとおりです。

  • 上着は単色・無地のものを選ぶ。
  • 実用的な服の中で、おしゃれを楽しむこと。
  • はっきりしたカラーのズボンを買うのは、収納のキャパシティが増えてから!

買い物の失敗を繰り返さないように、しばらく服を購入するときには、これらのことを心に留めておこうと思います。

 

いずれ子どもが巣立って、自分で使える収納スペースが増えたときには、カラフルな服なども楽しめるかもしれません。

カラフルなおばあちゃんっていうのも、いいですね!元気が出そうです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、叔母から服をいただいたことをきっかけに、自分の手持ちの服を手放したお話です。

手放した服から、自分がどうしても着なくなってしまう服の傾向がわかってきました。

理想は、特に何も考えないでパッと手にした洋服で、それなりにスタイルが決まるクローゼットです。

そこに至るには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

【業務スーパー】豆腐パックのような形状のリッチチーズケーキ

業務スーパーでは47都道府県出店記念として、2021年3月1日~3月31日まではセールの第一弾を、4月1日~4月30日にはセールの第二弾が行われています。

筆者は普段は月に一回業務スーパーに行っていますが、セールが行われているため、最近は頻繁に行っています。

 

以前、豆腐パックのようなパッケージに入ったショコラケーキを購入しました。

neutrallife.hatenablog.com

今回は、このパッケージと同じ形状で売られている、『リッチチーズケーキ』のご紹介です。

いさぎよいまでの合理的なパッケージ。

家庭のおやつでは、これくらい質素でシンプルなパッケージで十分だと思います。

 

 

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リッチチーズケーキのご紹介

リッチショコラケーキのパッケージの様子。豆腐のパッケージに入っているようです。

冷凍で販売されているリッチチーズケーキです。内容量は500gです。

クリームチーズの配合割合は仕込み時で10.9%とのことで、リッチな味わいが期待できますね。

 

栄養成分表示によると、100gあたりのエネルギーは270kcalとのことでした。

一人一回当たりのおやつは、だいたい100kcal程度にしたいと考えています。

5人家族の我が家では、おやつ一食で50gとしようと思います。500gのリッチチーズケーキで二日分のおやつになりますね。

 

500gで税抜き278円(2021年3月21日時点)でした。

これは3月のセール価格によるものです。普段でしたら、300円台なので、たまたまお得に購入できました。

 

冷凍なので、解凍する必要がありますが、半解凍でもおいしいとのことです。以前購入した、同じシリーズのリッチショコラケーキと同様ですね。

パッケージに書かれている目安の解凍時間は、冷蔵庫で1~1時間半、もしくは、常温で30分とのことです。

そこらへんはお好みでよいかと思います。

 

パッケージから取り出して切り分けます

一時間ほど冷蔵庫に入れて解凍させた後取り出しました。

 

上のパッケージをはがした様子はこちらです。

パッケージをはがした様子。ぎりぎりまでケーキが詰まっています。

容器全体にケーキが詰まっている様子です。

リッチショコラケーキの時も思いましたが、どのように作られているのでしょうか。

生地を充填させて、蓋をしたのちに、熱を加えているのでしょうか。

筆者の想像力をかきたてられています。工場見学に行ってみたいな~。

 

まな板の上に空けます。まるでバターの固まりようです。

まな板の上に開けた様子。

 

カットします。

 

カットした様子。

この時点でも、筆者の頭の中では、まだバターをカットしているような気がしてしまいます。

固さは

これまでの自身経験から、この形状のものは筆者にとっては「バター」なのです。

この形を「チーズケーキだ」と、筆者の脳が認識するには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

ちなみに、キレイにカットしたい場合は、包丁をお湯で温めながらカットし、包丁に付着したケーキを拭きながらカットするとよいとのことでした。

普段のなんでもないおやつで食べたので、このときはそこまで丁寧にカットはしませんでした。

リッチショコラケーキのときよりも、けっこうきれいにカットできたと思います。

 

一切れをお皿にのせた様子です。うーん、まだまだバターっぽいかな‥。

チーズケーキをお皿にのせた様子。

 

実食!濃厚なチーズケーキ

家族でおやつに食べました。

子どもたちはこれまでチーズケーキをあまり食べたことがなかったようでしたが、「おいしい!」と好評でした。

筆者の感覚では、濃厚な味わいと、ほんのりの甘さ、卵を感じる感じが、おいしくかんじました。

 

ただ、筆者はそこまでチーズケーキが好きではないことを思い出し、積極的に食べなくていいかなと思いました。

クリームチーズの乳脂肪分の多さが、体の中に色々と残るようで、少し苦手なのです。

チーズなら、カッテージチーズやモッツァレラチーズが好きです。

乳製品は好きだけど、なんでも好きというわけではなくて、あっさり系が好きなんだな、と改めて認識しました。

 

息子に改めて聞いたところ、リッチショコラケーキもリッチチーズケーキも、どちらも同じようにおいしくてまた食べたい、とのことでした。

子どもから希望があれば買おうかな、と思いました。

 

チーズケーキがすきな方には、おいしいチーズケーキを満足のいく量を食べられて、おススメだと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、業務スーパーのリッチチーズケーキのご紹介でした。

このシンプルなパッケージ、合理的でとってもいいですね。

4月はまだセールを行っているので、今月も頻繁に業務スーパーに行こうと思います♪

 

ちなみに、筆者は、業務スーパーには車で20分運転して行っています。

その往復に、J-WAVEを聞きながら運転している時間がとても好きです。

車の中で一人で過ごす時間が、自分だけの癒しの時間になっています。

 

【リペア】デニムの膝の穴の補修。白の糸でひたすらステッチ。

お直ししたデニムの様子

筆者の普段の生活では、娘の公園遊びが多いので、活動的に動きやすいデニムパンツを履く機会が多いです。

今持っているデニムは一年前の冬に購入した、薄い水色のものが一つだけです。

その唯一持っているデニムの膝に、先日穴が空いてしまいました。

末っ子の幼稚園生活はまだ一年続くので、まだまだ履き続ける予定だったのですが。一年ちょっとで穴が空いてしまうとはもったいない‥。

そこで穴を補修することに。

 

今回は、以前行ったデニムの穴の補修の振り返りと、これまでの経験を元に水色デニムの穴を補修したお話です。

仕上がりにけっこう満足しています♪

 

  

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以前行ったデニムの補修①~ミシンでジグザグに~

かつて持っていたブルーデニムの穴を補修したことは、以前当ブログでも取り上げました。

ブルーデニムは、結果として二度にわたりお直しを行い、履きつぶして処分しました。

 

一回目のお直しのときは、ミシンでジグザグに補修をしました。

デニムをお直しした様子。ミシンでジグザグに縫っていて、左右で糸の色が異なります。

このときは、裏に接着芯を貼り、何とかミシンを入れてジグザグに縫って補修しました。

左右で糸の色が異なります。

最初に白の糸で縫ったのですが、ブルージーンズに目立ってしまう気がしたので、もう一方はベージュにしました。

しかし、その後最初に縫った白のお直しの方を縫い直すのがおっくうだったので、左右で色が異なる仕上がりになってしまったというわけです。

 

一回目のお直しの記事はこちらに書いています。

【リペア】穴の開いたデニムパンツを処分するタイミング - 歩歩是道場

 

このときの補修を行ってみて、気づいた点は以下の通りです。

  • 左右の色が異なる色というのは、やはりちょっと変
  • ミシンで縫うのが、けっこうめんどう
  • 裏にアイロンでつけた接着芯がズボンを履いていると取れてしまう(周囲をぐるりと縫ったほうがよいのでは)

 

見た目としては気に入る仕上がりにはなりませんでしたが、少しでもデニムの寿命を延ばすことができたいということに自己満足し、しばらく履いていました。

 

以前行ったデニムの補修②~赤の糸でアクセントに~

なんとかデニムの穴の補修をしたのですが、結局一か月後には補修した箇所から再び穴が空いてしまいました。

お直しした箇所から穴が空く様子

もったいないからその後もしばらく履き続けていましたが、三か月後に再びお直しする気力が湧き、今度は思いっきり実験してみることにしました。

 

二回目のお直しで、ブルーデニムはこのようになりました。

赤の糸で目立たせるようにお直しした様子

一度直したものを再び補修する、ということで、半ば「どうにでもなれ!」って感覚もあり、色々と実験したくなってきました。

そこで、赤の糸を使ったり、前回ベージュの糸で縫った箇所をごっそりカットして裏布を当ててクロスステッチをするという方法をやってみました。

二回目のお直しでは手縫いで行っています。一回目のお直しで、デニムパンツをなんとかミシン針のところに入れて行う作業が大変おっくうだったからです。


このときのお直しの様子はこちらに書いています。

【リペア】ひざに穴の開いたデニム。繕う楽しさ。 - 歩歩是道場

 

その後何回か履いており、お直し大好きな友人との話のネタにもなったりしたのですが、筆者自身が見た目にあまり満足できずにいたもので、結局このブルーデニムは処分しました。

穴が空いてからも半年くらいはしぶとく履き続けることができたので、寿命を延ばせただけよかったと思います。

 

二回目の補修をしてみて、気づいた点は以下の通りです。

  • 赤の糸がアクセントと思ったけど、思っていたよりかわいくない(娘にも「白のほうがいい」と言われました)
  • ごっそりカットオフして、裏から当て布をしてステッチしたのも、あまりかわいくない(主観です)
  • 手縫いは意外と丈夫にできたのでよかった

 

こうしてブルーデニムを生かしきる作戦は終了しました。

結果としてあまりかわいいお直しにはなりませんでしたが、お直しの経験値は少しアップしてきたと思います。

 

今回行ったデニムの補修~白の糸でひたすらステッチ~

ようやく今回の水色デニムの補修のお話に入ります。

これまでの経験から、目立たない色の糸を使うことと手縫いにすることを意識して行いました。

 

水色デニムでとても色が薄いので、糸は白を使いました。

裏から、デニムの切れ端を当てて周囲をぐるりと縫い、穴が空いている箇所をステッチしました。

仕上がりはこのような感じです。

お直ししたデニムの表の様子

お直しした様子(表)

お直ししたデニムの裏の様子

お直しした様子(裏)

 

ただ、このステッチを穴の箇所のみやっていたので、何回か履いてたら補修した箇所からまた穴が空いてしまいました。

補修箇所から少し穴が空いた様子

 

そこで、ステッチを穴の周囲もとにかくたくさん行うことにしました。

そうして、現在のデニムの様子はこちらです。

お直し後のデニムのアップの様子

アップ

お直しデニムを履いてみた様子。あまり目立ちません。

履いてみた様子

 

この仕上がり、一見目立たないけれどよく見ればわかる、というところがさりげなくてとても気に入っています。

ステッチの感じも、ハンドメイドのいい感じ。

また、ひたすらステッチを行ったので、穴が広がりにくいだろうという安心感もあります。

もっと縫う気力が湧いてきたら、何かの形になるまでひたすらステッチを繰り返しても楽しいかなと思いました。星とかダイヤの形とか!

 

デニムって、穴が空いた状態でも履けるし、気軽に補修をして愉しむことができますね。

なんとも自由で、いいですね~♪

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、以前行ったブルーデニムの補修の振り返りから、水色デニムの穴の補修を行ったお話でした。

自分の服なので、自分の好きなようにお直しすればいいですね。

一度目立つお直しに挑戦しましたが、気に入るようにはできませんでした。

筆者のお直し技術が上がったら、また何かの服が傷んだタイミングで目立つお直しのリベンジしてみようと思います。

あと一年は水色デニムを履き続けられますように!