歩歩是道場

日々の暮らしが学びの場。小さな一歩を積み重ねていくブログです。

衝動買いしたワンピース。衝動買いを防ぐには。

一年間で買った服は二着です。一つは水色のデニムパンツ、もう一つは麻のナチュラルなワンピース。

麻のワンピースを買ったときは、とてもウキウキしていたのですが、数回着てみたところ、何かが違う。

今回は、勢いで買ってしまったワンピースを振り返り、今後買い物するときの心構えや、このワンピースを生かせる方法を、探っていきたいと思います。 

 

 

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ワンピースとの出会い

昨年の夏、ショッピングモールにいた時です。ほしいものはなかったのですが、なんとなく楽しいので、無印良品のお店にふらっと立ち寄りました。

お買い得品コーナーを覗いたら、ナチュラルでかわいい、麻のワンピースが売っていました。しかも半額!5000円くらいが2500円くらいです。

ネイビーの色合いと、フレンチスリーブと、このゆるさが、とてもかわいい。ここ最近のうだるような暑さで、足元まで隠せて一枚で過ごせるような、ラクでかわいいワンピースがあったらいいな、と思っていたところだったので、これはピッタリかも!

 

麻のワンピース

麻のワンピース

服を手に取り鏡の前で合わせているうちに、私の中の「ほしい」ボルテージは一気に高まり、その場で購入しました。

 

実際にワンピースを着て過ごしてみて

ウキウキした気分で自宅で着てみました。

少し透ける感じがあるので、中にキャミソールを着たり、下にはレギンスを履いたりしてみました。

暑い日が続くので、ラクに着れて、とてもいいと思っていました。

 

ですが、これを着て外を歩いていると、何かが違う。

なんだか、ナチュラルなゆるさというよりも、部屋着のようなゆるさという感じです。 

これを着て人と会ったところ、どこか恥ずかしさがあるような気がしてしまいます。なんだか帰って着替えたくなるような、落ち着かない感じがしました。

 

ナチュラルスタイルって、メイクとかヘアスタイルとか絶妙な感じがあってこそ生かされるのであって、私みたいに、ほぼノーメイクで髪はひっつめでナチュラルスタイルって、ただ何にもしてないだけって感じです。おしゃれにまとめるのは、実は難しいのではないかと思いました。

 

そうして、あらためて鏡に映った自分をみたら、紺の布の面積が大きすぎて、巨大な布をまとっているという感じがしてしまいました。

購入時に感じた高揚感が、一気にしぼんでいったのでした。

 

衝動買い防止のために購入時にできること

購入時に想像していた状態と、実際に着たときに、大きなギャップが生じてしまいました。そのギャップを無くすには、どうすれば良かったのでしょうか。

 

試着をする

商品を体に合わせて鏡で見ただけで購入してしまったのですが、やはり試着は大切だと思いました。

この商品MサイズとLサイズがあったのですが、ものすごくほしくなっていた私は、普段もLサイズだからと、よく検討もせずにLサイズに手を出したのです。適当に選んだ結果、巨大な布をまとっているような状態になってしまいました。

服の雰囲気が本当に自分に合うかは、着てみなければわかりません。頭の中での想像上の自分と、服を着て鏡に映っている自分とでは、異なることがよくありますので。

 

服をほしくてしょうがないときは、服を着て過ごしている想像上の自分を思い浮かべては、ウキウキしています。

その想像が正しいのかを検証するために、客観的に自分を見ること、つまり試着が必要というわけです。

 

実際に、ここ一年で購入したもう一つの服である「水色のデニムパンツ」は、2サイズを試し履きしました。慎重に選んだ結果、今ではストレスなく快適に履けています。

 

 

安さを理由にしない

このワンピースを手に取った時、5000円が2500円になっていました。このときの思考回路はこのような感じです。

 

かわいい雰囲気のワンピースが半額になっている!

そういえば暑い時期に着るワンピースがほしかった

⇒ほしかったものだし、こんなに安く買えるなんてラッキーだ

⇒この商品をこの金額ではもう買えないかもしれない

 

「安さ」が購入の大きな後押しとなり、試着をするということもせずに、購入しました。こうして買い急いだ結果はすでに述べたとおりです。

 

このときの販売額の「おトク」は、果たして本当にお得なのでしょうか。

 

このワンピースは2500円で購入しました。着た回数は5回です。すると、1回あたりのコストは500円となります。

一方、水色デニムは定価の4000円で購入しました。着た回数は40回です。すると、一回あたりのコストは100円です。

 

着替えたいと思いながら着ていたワンピースは500円。ストレスなく快適に履いているデニムは100円です。

 

もしも、最初からほしかったものが安くなっているのならば、お買い得だと思います。ですが、「安いから」という理由から入ってしまうと、間違えてしまう可能性が高いです。

セールのときには、そのときの額だけではなく、購入した後のコストも考えたいものです。

 

ワンピースを生かす試み

私にとっては衝動買いになってしまったワンピースですが、ワンピース自体が悪いということは決してありません。

素材を作った人、デザイナーさん、縫製した人、販売した人、いろんな人の手を経て、この商品が私の元へときました。

また夏は来ますし、ここで、ワンピースを生かす方法を考えたいと思います。

 

①ベルトをする。

ストンと落ちたシルエットが部屋着っぽく感じてしまうので、ベルトでしめることで、少しカチっとするかな。

 

②レギンスではなくパンツ(ズボン)を合わせる。

レギンスだとリラックスしすぎる感じがするので、パンツ(ズボン)を履いてしっかり感を出してみる。

 

③いっそのこと部屋着にする。

涼しいことは間違いないので、暑い日に自宅にこもる用の部屋着にする。実用重視!

 

④リメイクする。

すとんと落ちる感じがあまり合わなかったので、真ん中で切って、縫って、フレアスカートにする。活用の幅が広がるかも!?

 

①~③のように、ワンピースのままで生かすことが大前提ですが、もし無理そうなら④も考えようと思います。

 

それでもしっくりこなかったら、状態が良ければ、清掃局の古着回収や物々交換会に出し、状態が悪くなっていたら、切って雑巾にすると思います。でもこれは本当に最終手段にしたいですね。

 

最終手段として、「メルカリで出品」という手もあるのですが、私は服を出品することはしないようにしています。撮影した写真と実際の色味が微妙に異なってしまったり、サイズを示すのもとても難しいからです。

 

◇◇◇◇◇

 

ワンピースを生かす試みも考えてみましたが、もともと納得のいく買い物をしていれば、こういうことを考える時間は生じなかったんですよね。そう思うと、最初の購入するときの判断って大切です。

もしも、私ではなくて他の誰かが買っていたら、このワンピースはもっと生かされたかもしれません。(廃棄処分されるよりは、私の元にくるほうがマシだと思いますが)

物を購入するときは、感情だけではなく、客観的な視点を忘れずにしていきたいです。

 

ただ、本当に審美眼のある方っていますね。そういう人は感覚が研ぎ澄まされているようで、ぱっと選んでも、納得の品であったりします。

なんとなく、とか、安いから、とかではなく、物を見る目を養っていきたいものです。

 

【8/4追記】ステイホームが増えて部屋着として活躍

夏本番になってきて、このワンピースの出番が増えてきたので、追記します。

暑くてあまりデニムなどの分厚い生地を着たくないときに、このワンピースのゆるさと麻の素材はよいです。

最近のコロナ禍で、一日外出しないなんて日も増えました。外出しないならば、自分のリラックスだけを求めた服でいられます。

結局、部屋着としての用途で活躍しています。最近髪をショートに切ったので、『魔女の宅急便』のキキのコスプレをしているような気持ちになります。

外出時には少し悩むワンピースでしたが、部屋着としてはOKでした。

 

【8/28追記】結局リメイクしました

来夏までクローゼットにしまっておくのがもったいない、服をもっと生かせる状態にしたい、と思い、リメイクしました。

ワンピースが、ロングスカートとターバン、シュシュになりました。

昨年購入したワンピースが、一年でこういう形になるとは‥。物が生かされたことは良かったのですが、ワンピース購入段階でしっかりと検討していれば、こういう手間もなかったんですよね。

結果オーライでしたが、次回買い物するときは慎重に検討ですね。

 

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