VRゴーグルで気軽に未来的なレジャー体験
コロナウィルスの流行で、自粛生活も3か月がたとうとしています。
この3か月で、仕事や学業はもちろん、娯楽やレジャーなどにも大きな変化がありました。漠然と想像していた未来の生活に、足をつっこみつつあります。
今回は、我が家で導入した未来的なツールの中で、「スマホ用VRゴーグル」を取り上げていきます。そこまで高くない価格で、気軽に未来体験ができます。
ドラえもんの秘密道具を使っているような気分になれますよ。
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新しく取り入れたVRゴーグル
ずっと気になっていたので、自粛生活中のレジャー用に、スマホ専用のVRゴーグルを購入しました。購入したものは、2019年2月発売のエレコムのVRG-X01BKです。
エレコム VRゴーグル VRヘッドセット ピント調整可能 メガネ対応 4.0~6.5インチのiPhone/andoridで使える ブラック VRG-X01BK
- 発売日: 2019/02/15
- メディア: エレクトロニクス
選んだ理由は以下の通りです。
- カバーがしっかり閉じる。マグネット式だと、下を向いたときにカバーが開いてしまうことがあるので、しっかり閉じるものがよかった。
- ピント調節できる。
- 我が家では不要な、リモコンがついていないこと。VRを長時間したいというわけではなく短い時間楽しむだけので、リモコンまではいらない。
- 値段がお手ごろ。(2020/5/24現在 Amazonで1899円)
- 安心のエレコム。
段ボール製で300円程度のものも存在するのですが、すぐに壊れてゴミになるよりは、しっかり体験できるものの方がいいかなと思いました。
あと、2年ほど前に段ボール製のVRゴーグルを注文したことがあるのですが、発送元の都合でキャンセルされて、商品が届かなかったことがあったため、あまり安すぎるのはやめておこうと思っていました。
エレコムは、マウスなども使っていて、なじみのあるメーカーです。私にとっては信頼感があります。
実際に使用してみたところ、カバーもしっかり閉じるし、頭のバンドの調節も問題なく使えています。
ピント調節に関しては、YouTubeの動画の画質や、スマホ自体の画質であったり、自分の視力にも関係してくるところなので、このVRゴーグルで特に気になるという点はありません。
「未来型レジャーを体験する」という目的を十分に達成できているので、個人的にはこのVRゴーグルにとても満足しています。
VRゴーグルでYouTubeを楽しむ手順
①YouTubeで3D動画を選ぶ
YouTube検索で「3D」と検索するといろんな3D動画が出てきます。この中から好みの動画を選びます。視聴回数の多いものを選ぶと大体良いものばかりです。
②3D動画のゴーグルのマークをタップする
選んだ3D動画をフルスクリーンで表示し、右下のゴーグルのマークをタップします(画像参照)。すると、左右に分かれた動画になります。最初から、左右に分かれている動画もあります。
③スマホをVRゴーグルにセットする
左右に分かれた動画になったら、スマホをVRゴーグルにセットして、VRゴーグルを頭に取り付けます。あとはその世界を楽しむだけ!
VRゴーグルなしでも、YouTubeの3D動画を楽しむことはできます。ゴーグルボタンをタップしないまま3D動画を見ると、スマホを動かす向きに合わせて、いろんな方向を見ることができます。これだけでもけっこう楽しいです。
3D映像の楽しさがわかる!おすすめ動画3選
Best VR 360 Video 4K Virtual Reality
この動画では、ウォータースライダーに乗って、都市、砂漠、湖、ジャングル、などあらゆる場所を巡る体験ができます。画質もとても美しいです。
このYouTubeチャンネル「3D-VR-360 VIDEOS」では、他にもさまざまな3D動画があります。ゲームや、カリブの島など、バーチャルな世界を楽しめます。
Lions 360° | National Geographic
ナショナルジオグラフィックのYouTubeチャンネルにも3D動画がたくさんあります。こちらでは360度カメラで撮影された、実際の映像を見ることができます。
上の動画では、ライオンを身近で見ることができます。他にも、ハンマーシャークの海中の様子を見られる動画などもあり、自宅にいながらダイビングをしているような体験ができます。
3D 360 VR skydiving experience with the Vuze camera (4K)
こちらは、スカイダイビングが楽しめる動画です。興味はあっても簡単には体験できないことを、疑似体験することができます。
VRゴーグルで3D動画を見た感想
VRゴーグルのも3D動画体験は、自分だけがその画像の場所に行ったような感じがして、とても不思議な気持ちになります。どこを見ても動画の景色なのです。
ダイビングやスカイダイビングなど、普段体験できないことを体験できるのはいいですね。私は、ダイビングでの耳抜きが苦手だったので、そのストレスがなく、海の中を覗けるのは嬉しいです。
あと、何か乗り物に乗って移動して楽しむ、という映像に最適です。3D動画で見る景色は、定点から360度眺めることになるので、その定点が乗り物によって動けば、景色の変化も楽しめるからです。ジェットコースターなどの遊園地の乗り物との親和性が高いのも、そういうことだと思います。
乗り物酔いの心配から実際の乗り物には乗れない、という方にはいいかもしれません。(「VR酔い」というものもあるようで、特に酔いやすい方は要注意です)
VRゴーグルを使ったら旅行気分も味わえるかもしれないと思い、海外の観光地の3D動画をVRゴーグルで見ました。景色を眺めることができて楽しいのですが、自分の意志で移動できるわけではないので、そこは少し物足りなかったです。
ですが、自宅にいながら、バーチャルで、いろんな場所に行ったりいろんなことができるなんて、少し前には考えられないことでした。それがこんなに手軽にできるようになったなんて。ドラえもんのどこでもドアみたいな感じです。
◇◇◇◇◇
ミニマリストを自負しておきながら、VRゴーグルの話で恐縮です。
自宅にいながら、さまざまな疑似体験ができる道具という、これまでにはなかったものなので、VRゴーグルを暮らしに取り入れることで、新たな視点が生まれてきているように思います。
今回はレジャーとして使用しましたが、自宅にいながら別の場所にいるような体験ができる、ということに、多くの可能性を感じます。
高齢の親せきが体が不自由なために、田舎を離れて東京に暮らしているのですが、この親せきに、田舎の様子をVRで見せることもできますね。写真でみていたものがビデオになり、その進んだ形としてVRがあるのかな、と思いました。あくまでバーチャルなのですが。
昔想像していた未来が、確実に近づいていますね。
♯買って良かった2020