【リメイク】気楽に古着から枕カバーに
古着や、使わなくなったシーツなど、状態の良いものは、リメイク用に取っておいています。
これらの生地でよく作るものは「枕カバー」です。なぜか我が家では枕カバーがすぐ痛みやすいのです。
せっかく家にある古い生地で作るので、新たな材料などは買いたくありません。そこで、ファスナーを使わないタイプの枕カバーをよく作ります。
画像のような、枕カバーの裏側の合わせ布のところから、スライドさせて枕を入れるタイプです。
ちなみに、このとてもレトロな生地は、母の40年前のワンピースです。母のタンスの整理をしていて譲ってもらったのですが、ワンピースとしても着られず、フレアスカートに作り替えても着られず、結局枕カバーに落ち着いたのでした。
今回は枕カバーの作り方です。生地も古着ですし、自宅で使うものですし、なるべく気楽につくりましょう。枕カバーを買わなくて済み、家計も助かります。
私なりのやり方ですので、適宜やりやすいように変更してください。
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枕カバーの作り方
①枕カバーの表面の生地を裁断する。
「枕のサイズ+縫い代」で、枕の表面の生地を裁断します(画像参照)。私は縫い代を1㎝とりました。
枕のサイズはジャストサイズにしても入ると思いますが、ご心配な方は少し余裕を持たせてください。
② 枕カバーの裏側の生地を2枚裁断する。
縦の長さは「枕のサイズ+縫い代」で、2枚とも同じです。
横の長さは、ご自身が枕の入れ口をどこにするのかで長さが変わってきます(画像のAの長さはお好みで、ということです)。両方とも、入れ口の三つ折り分として3㎝とり、1枚のみ、重なり部分として5㎝長くしました。
最終的に、「枕カバーを裏から見ると、少し重なっている箇所があり、そこから枕を入れる」という形にしたいので、ここの意識を忘れずに裁断してください。
③枕の入れ口部分を三つ折りして縫う。
ここでは1㎝で折った後2㎝で折って、三つ折りにしています。生地の裏側に折ることを忘れずにしてください。そうして、ほつれ防止に三つ折りの部分を縫います。
④三枚の布を、中表に重ねる。
ひっくりかえしたらカバーになるので、下図を参考に、中表に重ねてください。枕カバーの裏側の2枚は、三つ折り部分を重ねてください。
⑤布を3枚重ねた状態で、四角に縫う。
ゴールに近づいてきました。四角に縫うだけです。
⑥ほつれ防止に縫い代をジグザグに縫う。
これはやってもやらなくても大丈夫ですが、ほつれ防止のために、生地の切りっぱなしの部分をジグザグに縫っておいてもいいですね。
⑦カバーを表向きに返して枕を中に入れる
一番うれしい作業ですね。枕を枕カバーにいれましょう。立体になった枕カバーを見ると、達成感がありますね。
◇◇◇◇◇
あまり気合いを入れすぎると、作るのが負担になってしまい、古い布が消費しきれずにたまってしまう一方なので、気楽にやっています。自宅で使うだけなので、多少サイズが合わなくても使えれば十分です。
なにより、使わなくなったものを再びよみがえらせたという、満足感がとても大きいです。
これぞ、リメイクの醍醐味!