靴はあるのに履く靴がない状態を反省する
筆者の足は外反母趾です。
そのためか、いつも靴の親指の根元部分から穴が開きます。日常的に履いている靴に関しては、1~2年程度で擦り切れてきます。
今メインで履いている靴も、親指の根元部分が擦り切れてきました。
今回は、この機会に手持ちの靴のラインナップを振り返り、今後靴を選ぶときに心がけることを考えていきたいと思います。自分の足の状態を、しっかりと受け止めることが大事だと思いました。
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擦り切れてきた靴
この靴は母が本人用に買ったものの「サイズが大きい」という理由で、私に回ってきたものです。
スニーカーのようなソールで、インソールも足裏の形に合うように作られていて、歩きやすそうな印象です。ヒールは5㎝あります。
捨てるくらいならと私が使おうと思い、持ち帰りました。
シンプルなのでいろんな服と合わせやすく、靴の脱ぎ履きもラクなので、日常的に履いていました。
一年ほど経ち、親指の根元のところが擦り切れてきました。
この靴擦り切れてはいるものの、まだ穴は開いていません。靴の中の色が見えるわけではないので、今のところ履いています。他の部分はまだ大丈夫なのに処分するということが、もったいなく思ってしまうんですよね。
とはいえ、いつ穴が開くかわからないので、さすがに新しい靴の検討に入らなければなりません。
手持ちの他の靴を履ければよいのですが、残念ながら今ある靴は少し難ありです。「靴を持っているのに、履ける靴がない」という状況になってしまっています。
新しい靴を検討するより先に、靴がありながらも履けない状況になってしまったことをまず反省しなければいけないのではないか?と思いました。
「この反省を生かして、次は最適な靴を購入しよう!」というわけです。これまで通りに買っていたら、難ありの靴がさらに増えてしまいそうなので。
履く気の起きない靴を買ってしまった理由
手持ちの靴のうち、日常使いを目的としてと取り入れた靴は、先ほどの黒い靴と、スニーカー2足、5㎝ヒールのマスタード色のパンプスがあります。
それぞれの靴について、履く気が起きない靴を買ってしまった理由を考えていきます。
サイズを妥協してしまったスニーカー
コンバースのような見た目の白いキャンバススニーカーを、しまむらで1000円くらいで購入しました。
筆者は靴を買ってもすぐに穴を開かせてしまうので、この価格なら、気軽に買い替えられます。汚れやすい白にも気軽に挑戦できます。
値段・見た目は筆者のニーズを十分に満たしていたのですが、サイズだけ妥協して選んでしまいました。
筆者の足は24.5㎝です。このスニーカーのサイズも24.5㎝です。
足先に少し空きがあるほうが履きやすいので25㎝を探しましたが、売っていませんでした。
24.5㎝でも履けなくはないので購入したのですが、歩いていて足の窮屈さを感じてしまいます。やはり、足先に1㎝程度の余裕は必要ですね。
後で調べてわかったのですが、スニーカーが作られるときには捨て寸というものは考えられていません。24.5㎝というサイズ表記ならば24.5㎝のサイズで作られています。つまり、スニーカーを選ぶ段階で、自分の足の実際のサイズより、少し大きめのサイズ表示の靴を選ぶと歩きやすい靴が選べます。
一方、パンプスや革靴などは、24.5㎝というサイズ表記の場合、24.5㎝の足のサイズの人用に作られており、最初から捨て寸部分があります。パンプスを選ぶときは、筆者は24.5㎝というサイズ表記のものを選べばよいということです。
サイズは靴によって異なるので実際に履いて確かめることが大切なのですが、スニーカーと革靴等での、サイズの表記には上記のような違いがありました。
これまでは、「自分の足のサイズは24.5㎝」と認識していたので、少しきついと思いながらも24.5㎝のスニーカーを買うことが多かったです。
特に若い頃は自身の足のサイズにコンプレックスがあったので、25㎝の靴を買うということができませんでした。体重もそうですが、数字に異常にこだわっていました。
今では足のサイズは気になりません。歩きやすさが大事です。(あと、服との合わせやすさも大事です。そこのこだわりは、まだ捨てられません。)
見た目と価格が良くても、サイズが合わないときは買わないことです。キツイと結局履く気が起きなくなってしまいます。
メルカリで買ったNIKEのスニーカー
メルカリで3000円程度で出品されていたので、衝動買いしたものです。
当時履いていたスニーカーがだめになりそうだったので、これを見つけたときは「NIKEだし、黒でシンプルだし、おトク♪」と思いポチっと買いました。
先ほどの靴と同様、こちらもサイズ表記で24.5㎝のものを買っており、足先が窮屈です。スニーカーは、「自分のサイズ+1㎝」で考えなければいけませんね。
そもそも、スニーカーを試し履きしないで購入することは、いくら価格がおトクでもやめたいです。実際に履かないと足に合うかがわかりません。
サイズ交換を無料でできるネットショップも多いので、最近の新型コロナウィルス流行期では、こういったサービスを利用する手もあります。筆者は商品のサイズ交換のための郵送作業が少し負担に感じてしまいますが、現在の状況下で、ネットで靴を試し履きいして買えるということは大変助かると思います。
メルカリでは、試し履きというサービスはないので、靴を買う場所としては向かないなと思いました。
ネットで購入するならば、サイズ交換をする手間が生じるかもしれないことを覚悟したほうがよいですね。
メルカリで靴を眺めることは控えようと思います。眺めているとついほしくなってポチっとしてしまいそうなので。
衝動買いしたマスタードのパンプス
このパンプスは、とあるYouTuberさんのファンミーティングに当選し、履いて行く靴がなかったので前日に急遽買ったものです。
ヒールが高すぎないことと、この色に挑戦してみたかったことと、半額になっていたので(3000円位?)購入しました。
「明日までに買わないといけない(と思い込んでいた)」ことと、「安くなっていた」ということで、十分に検討しないまま購入してしまいました。
ファンミーティングに履いて行きましたが、それ以降は年に数回程度しか履いていません。
ヒールで長時間歩くと足が痛くなるからです。パンプスのつま先部分に、指が曲がって入ったまま歩くことになるので、足の負担が大きいのです。
靴単体では、色も雰囲気もかわいいし、コーディネートのアクセントにもなるので、よいのですが、履き心地が良くないとなかなか履かなくなってしまいますね。
外反母趾の筆者には、パンプス選びはとても難しいことだと思いました。とても短時間では購入できません。
専門店で足を測ってもらって購入すれば、パンプスをあきらめなくても良いかもしれませんが、そこまでしてパンプスを履きたいという気持ちが筆者にはありません。
日常使いでのパンプスは、今後は避けようと思います。日常的なおしゃれ靴としては、ローヒールのローファーがいいかなと考えています。当面はそういう靴を履いてでかける場面もありませんが。
これから靴を買うときに心がけること
自分の手持ちの靴を見直した結果、今後靴を選ぶ際に心がけていきたいことは以下の通りです。
- 必ず試し履きをして足先の余裕や歩きやすさを確認する
- メルカリでは買わない(試せないので)
- 外反母趾悪化を防ぐため日常履きでのヒールはやめる
- おトクであることを靴を買う理由にしない
- 服に合わせやすいものにする
筆者は、おトクになっているとつい買ってしまう傾向がとても多かったです。靴自体をおトクに買えても、足に合わなくて履かないならば、決しておトクではありません。
自分に合った靴を少しでも長く履けた方がいいですね。値段に惑わされないように、気を付けます。
靴のサイズの数字に囚われることがなくなったことは、良かったです。足のサイズは何㎝以下でないととか、体重は何㎏以下でないといけないという考えに囚われていた時期がありました。
無理して小さいサイズの靴を履いていると足に負担がかかってしまいます。いつまでも自分の足であちこち歩き回っていたいので、自分のサイズに合った靴を素直に選んでいきたいです。
◇◇◇◇◇
今回は、これまでの靴選びの反省点から、新しい靴を選ぶときに筆者自身が心がけていきたいことを確認しました。
夫にこの内容を話したところ、「靴を実際に履いてから買うのは当然で、自分はその靴を履くときの靴下を持って行き、靴下を履いた上で試し履きをしている」とのことでした。
筆者も頭ではわかっているつもりなのですが、欲しい物を目の前にすると欲望が優位になってしまうのかなと思います。その結果が今のラインナップです。
じっくりと考えたことで、筆者自身の靴に対する考えが整理されました。この考えを元に、新しい靴を選んでいきたいと思います。
靴選びは服選びよりも考えることが多いですね。自分の定番靴を見つけていきたいです。