節約目的でセルフカット。ぱっつん前髪と前下がりボブ。
先日久しぶりに美容院に行ってきましたが、それまでの約1年半の間、試行錯誤でセルフカットをして過ごしてきました。
切りやすいので、毎回「ぱっつん前髪の前下がりボブ」のスタイルです。
今回は、これまでやってきた筆者のセルフカット事情を振り返りたいと思います。
おしゃれ系ではなく、節約系・実用目的としてのセルフカットです。
ド素人のアラフォー主婦の経験談になりますが、セルフカットが気になっている方に、少しでもご参考いただけたら幸いです。
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セルフカットで必要な道具とカット前の準備
筆者がセルフカットをするときに使っている道具は以下の通りです。
- カットハサミ
- すきばさみ
- ヘアクリップ
- 櫛(コーム)
- ヘアゴム
- ケープ
- バリカン
- 新聞紙等
バリカンはなくても、ハサミで何とかできます。ケープがなければ、ビニール袋に頭の穴をあけてかぶってもいいですね。
セルフカットは洗面所で行っているのですが、後で掃除が楽になるように、洗面所に新聞紙を敷きつめておきます。
切った髪がタオルにつくと後が面倒なので、かけてあるタオルもしまいます。他にも色々と置いてあるものを別の場所に移動させておきます。
ケープをして髪が服につくのを防いで、スタートです。
ぱっつん前髪のセルフカット
前髪の長さのカット
前髪となる部分を三角にとり、前髪以外をゴムやクリップなどでとめます。
前髪の中心部分から少しずつ、カットハサミを縦に入れて切っていきます。中心部分から切ると、長さの基準を決めやすいです。
前髪の両サイドは、横と自然につながるように徐々に長めになるようにカットしていきます。根気よく、少しずつ、です。
前髪を軽くする
前髪の長さを切り終わったら、次は前髪の重さを少し軽くする作業になります。(重いままでもよければ要りません。)
前髪を上下に分け、上はクリップで留めておきます。
内側をすきばさみで切ります。切りすぎてしまうと後には戻れないので、少しずつ行います。
すると、外側にくる髪の重さで、前髪を下したときに髪が落ち着きます。
前髪を切り終えた後に、様子を見て、気になる部分は微調整します。
前下がりボブのセルフカット
ボブの長さのカット
ネットでボブのセルフカットを調べたところ、カチューシャを後ろ側につけてそこをしっかり押さえてカットする方法や、ゴムで結んでその部分をカットする方法がありました。
我が家はカチューシャがなかったので、ゴムで結んでカットする方法に挑戦しました。
ゴムで髪を結び、切りたい長さのところまでゴムを下ろします。そのゴムの下の部分をバリカンで切っていきます。(失敗したときを想定して、ゴムで結べる長さは残しておきます!)
筆者はバリカンだけでは切れず、バリカンとカットハサミの両方を使って切りましたが、想像以上に大変な作業でした。髪の量が多いため、カットするときに髪が逃げてしまうのです。
後で美容師さんに聞いたところ、最初の段階で大まかに切るときは髪が濡れている状態の方が切りやすいとのことでした。美容院でも最初段階では、濡れた状態でカットしていました。
ゴムを外すと前下がりボブな感じに切れているので、あとは鏡を見ながら、髪の長さより飛び出している部分をカットバサミで整えていきます。ハサミは横に入れず、縦に入れています。少しずつカットです。
後ろの部分はとても切りにくいのですが、合わせ鏡をして切る箇所を確認して指ではさんで、ハサミで切っています。確認して切って、確認して切って、の繰り返しです。
ボブの重さを軽くする
大体の形にカットできたら、あとは重さを減らす作業です。
前髪と同様、髪の上の部分はクリップやゴムなどで留めておきます。髪の多さによって、上下だけでなく、上中下と三段階で分けても良いです。
下の部分(髪の内側になる部分)を少しずつ取りながらすきばさみを入れます。すると、上の髪を下したときに、外側の髪の重さで髪がまとまりやすくなります。
一番外側の部分はすきません。ここをすいてしまうと、髪がぴょんぴょん飛び出る原因になります。
留めている部分をおろし、後は鏡を見ながら微調整します。
ロングの人はもっと切りやすそうですね。後ろ髪を前に持ってきて、毛先をチョキチョキ切って整えられそうです。
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自分には難しいカットの技術を知る
セルフカットのヘアスタイルを「ぱっつん前髪と前下がりボブ」にしているのは、筆者が切りやすい髪型だからです。
前下がりボブの内側をすいたりはしますが、基本的にまっすぐな感じで、イメージとしてはちびまるこちゃんのような感じです。筆者の髪はうねりがあるので、そでほどシャープな感じにはなりません。
筆者にとって難しいと思うのは、外側に向けて徐々に短くなるように切ることです。「段を入れる」と言われる切り方です。
今回美容院でショートにしてもらい、頭の丸みに合わせて段を入れたヘアスタイルになっています。こういうカットは筆者にはできません。
セルフカットでは自分にとって難しいヘアスタイルに挑戦すると、外出もためらわれる状態になりかねないので注意です。
現実的には、ヘアスタイルは美容院で作り、その微調整をセルフカットで、としたほうが安心だと思います。
試行錯誤を経て美容師さんのすごさを改めて知る
美容院に行っていなかったのには、節約の他にも理由があります。
美容院に少し緊張してしまうのです。素敵な髪型になることはとても嬉しいのですが‥。
お金もかかるし少しソワソワするし、それなら自分でカットができれば美容院に行かなくても済む、と思いました。
それから1年半ほど、試行錯誤でセルフカットをしていました。
髪を切る長さと同じ長さの紐を持って、ひたすらその長さで切る、という方法をやったこともあります。頭から同じ長さで全体をひたすら切れば、理屈としては、頭の丸さに合わせた髪型で切れることになります。
実際には、紐を持つ位置が所々ずれてしまい、毛束ごとに短い箇所と長い箇所があり、大失敗でした。(その後友人にカットしてもらいました。)
こうしたセルフカットの経験をした上で美容院に行ったため、久しぶりに行った美容院ではこれまでとは少し違った感覚がありました。
プロの技術を目の前で見れてカットの方法を教えてもらえるという、筆者にとって知的好奇心が刺激される場になったような気がしたのです。
セルフカットだと、仕上がりは大したことがないのに、ものすごく時間がかかります。おかしな部分を見つけては微調整するという日が何日も続くこともざらです。
プロの美容師さんは、一時間程度でおしゃれなヘアスタイルに仕上げてしまいます。
すき方一つにしても、髪をパラっとさせながらカットハサミで切ったりしていました。こんなの素人にはできません。
ハサミのシャキシャキした音も良いです。我が家のハサミはここまでの切れ味はありません。
すごい技術を目の前で見られたことがおもしろく、プロの美容師さんのことを改めて尊敬したのでした。
◇◇◇◇◇
今回は、筆者のセルフカットの方法を振り返りました。今だに試行錯誤の最中ですが、ぱっつん前髪と前下がりボブは筆者には切りやすいヘアスタイルです。
セルフカットで必要なことは、技術があることにこしたことはないのですが、心の持ちようがとても大切だと思います。
おしゃれを求めるヘアスタイルとは異なり、自分のライフスタイルの結果このヘアスタイルになっている、ということを貫ける心です。
自分の生き方を信じる、ということかと思います。
ただ、久しぶりに行った美容院がとても良かったので、筆者はしばらくセルフカットはしないと思います。おしゃれにさっぱりと仕上げてもらい、気分爽快に過ごせています。
新型コロナウィルスの状況もあるので、積極的に行くわけではないですが、また適切な時期に美容院に行こうと思います。
セルフケアの中で、基礎化粧品やヘアケア製品には手放してきていますが、美容院は復活です。
自分の中で、何にお金をかけたくて何を控えたいのか、少しずつ見えてきた気がします。
過去の肌断食や湯シャンの記事はこちらです。セルフケア、なんとなく習慣で取り組むのではなく、納得して能動的に取り入れたいと思います。