歩歩是道場

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セルフカットと美容院。自分に合った方法を考える。

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前回の記事で、久しぶりに行きつけの美容院に行ったことをきっかけに、それまでの一年半の筆者のセルフカット事情について振り返りました。

節約目的でセルフカット。ぱっつん前髪と前下がりボブ。 - 歩歩是道場

美容院というものが苦手でセルフカットに挑戦したのですが、久々に行った美容院が良かったので、ヘアカットにはお金をかけてもいいなと思い直しました。

今回は、セルフカットと美容院で、それぞれの良い点や費用・時間のコストについて掘り下げて考えていきたいと思います。考えていくと、損得とはまた違った想いがあることに気が付きました。

 

 

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セルフカットについて考える

魅力は自由と気楽さ

セルフカットは、誰にも気兼ねなく自由に気楽にできるところが良いです。美容院だと、美容師さんの言われた通りに椅子に座ったりシャンプー台に行くなど、時間や場所が拘束されます。

美容院側としては、お客さんにリラックスして過ごせるように、雑誌や何気ない会話など工夫をしてくださっていると思います。

筆者はそこまで頻繁に美容院に通っているわけではないので、なかなかリラックスして過ごせなかったのです。

 

自分でセルフカットができると、自分のタイミングでリラックスした環境でカットをすることができます。

ミニマリズムの観点からも、美容院に頼らずに過ごせるようになれば、どこでも生活していけるような身軽さが得られると思います。

 

費用がかからない

最初にカットハサミやすきばさみなどの初期投資の必要はありますが、一度揃えてしまえばカット代を節約することができます。

自宅にカットハサミがあると、家族全員で使えて、家族のカット代の節約にもつながります。

 

カットの時間がとてもかかる

筆者のセルフカットの技術では、切りやすい髪型にしかできないのですが、そのヘアスタイルですら2時間程かかります。

さらに、一日ではヘアスタイルが決まらず、その後何日も微調整することになるので、髪型を整える作業がしばらく終わりません。とても長い時間(期間?)がかかります。

 

美容院でのカットを考える 

魅力は仕上がりの良さ

当然の話なのですが、セルフカットではできないヘアスタイルに仕上げてもらえます。

筆者の場合、外側に向けて徐々に短くするような「段を入れる」カットができません。美容院だと、全体のバランスを見て自然な形で仕上げてくれます。

 

また、美容院では、自分の頭や顔の形に合うヘアスタイルにしてもらえます。

筆者には、そういう技術はありません。自分に合うか合わないかではなくて、自分が技術的にできる髪型になってしまいます。(ぱっつん前髪と前下がりボブです)

 

美容院代がかかる

もちろんカット代がかかります。パーマやカラーをしたらその代金がかかります。

筆者が最近美容院に行った時の代金は、カットと炭酸スパで3850円でした。

 

カットは1時間くらいで仕上がる

セルフカットだとなかなか終わらないカットの作業ですが、美容院のカットは1時間程度で仕上がります。

筆者の美容院では、満足の仕上がりでなければまたお直ししてもらえるのですが、そういう機会はこれまでありませんでした。

1時間程度で、満足のいくヘアスタイルに仕上げてしまうのです。試行錯誤でセルフカットをしてカットの難しさを実感した分、プロの美容師さんの技術はすごいとものだと痛感しています。

 

仕上がりと時間からやはり美容院かと思う

両者のことを考えたときに、ヘアスタイルを作るのは、適切なお代を支払ってプロに任せたほうが良いと思いました。失敗がほとんどないということと、早くヘアカットが終わるところが、精神的にラクです。

また、おしゃれに仕上げてもらったヘアスタイルだと、その後の生活にハリも出ます。おしゃれはエネルギーにもなりますね。

プロの仕事に対して、適切な代金を支払うことは当然だと思うので、美容院代は納得の支出です。節約目的で美容院代を削ることを、やめることにしました。

 

セルフカットの自由な気楽さも魅力的なのですが、それはセルフカットがうまかったら、の話ですね。筆者の技術では、時間的なコストと心理的な負担がかかってしまいます。

大胆なセルフカットに挑戦したことで、自分のセルフカットの定番の髪型が見つかったことは良かったです。いざ美容院に行けない状況になったときに、すぐに対応ができます。

 

前髪のセルフカットはそこまで負担なくできるので、前髪が気になったときはセルフカットで済ませ、後ろ髪が気になってきたら美容院を利用する、という形でいこうと思います。

 

大事に思うお店を適切に利用する

美容院に行こうと思ったのには、もう一つ理由があります。

一年半ぶりに行きつけの美容院に行って、筆者がこのお店を大事に思っていたことに気が付いたことです。

 

筆者は美容院という場所自体が苦手ながらも、行きつけの美容院は自分なりに気に入っていました。開店当初から行っており、ずっと同じ美容師さん(店長)に切ってもらっていて、技術も人柄も信頼していました。

 

美容室を予約する時に、もしも閉店してたら‥と心配していましたが、経営継続されていてほっとしました。お気に入りの美容院なので、無くなってほしくなかったのです。

 

緊急事態宣言もあり、経営者としては色々と大変だったようで、途中スタッフさんをお休みにして対応したり、一日一組のお客さんという日もあったようです。

 

自分のヘアスタイルを要所要所で支えてもらったお店です。コロナ禍の大変な中で経営をされていて、一人の客として、できる応援をしていきたいと思いました。

応援したいからと言って、一か月に一度行くとかは、金銭的にも不要不急の外出を避けるという観点からもできません。後ろ髪を整えるタイミングがきたら、また美容院を利用しようと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、セルフカットと美容院について掘り下げて考えたところ、やはり美容院で切ってもらおうという思いに至ったというお話でした。

節約・ミニマリズム志向の筆者ですが、ただ費用を削れば良いというわけではなく、総合的に考えて自分に合っている方法を選んでいきたいと思います。

 

お気に入りの美容院が今も営業されていたことは大変嬉しかったのですが、気になっていながら行けずに、閉店になってしまったお店もありました。

ラグビー日本代表のリーチマイケル選手が経営するニュージーランドスタイルのカフェ「CAFE +64」です。新型コロナウィルスの影響で、残念ながら3/27に閉店してしまいました。

 

ありがたいという言葉は、「あるのが難しい」から「ありがたい」のだということを、今まさに実感しています。