ナンを普段から食べたい!手作りはどれだけおトクなのか検証する。
週末にキーマカレーとナン作りをしました。
家族全員ナンが好きなので、特別な日だけでなく、日常的にナンを食べたいと思いました。ただ、手作りナンはそれなりに手間がかかります。
そこで今回は、ナンにかかるコストを、市販品と手作りとでどれだけちがうのか検証していきたいと思います。
手作りナンは、手間をかけている分だけおトクに作れているのでしょうか?おトクならば頑張り甲斐もあるのですが、果たして‥
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5人家族のナンのレシピ
手作りナンのコストを算出するにあたって、まず我が家のナンのレシピを載せます。
5人家族(小学生以下3名)で食べて、満腹になるくらいの量です。28㎝のフライパンで二枚焼けるくらいの大きさで、16枚作れました。
材料
強力粉450g、薄力粉150g、ドライイースト大さじ1、砂糖大さじ2、塩小さじ1と1/2、ぬるま湯約360㏄(お風呂くらいの温度)、バターやサラダ油など適量
作り方
- 強力粉と薄力粉をボウルに入れ、端にドライイーストと砂糖を隣り合わせに入れ、反対側の端に塩を入れる。
- ドライイーストめがけてぬるま湯を入れて混ぜる。ぬるま湯の量は、湿度が高い日などには350㏄入れてみて、残り10㏄は生地のまとまり具合で追加するなど、量は微調整する。
- 生地がまとまってきたら、打ち粉をした台の上に出す。
- グルテンができるまでひたすらこねる。生地に弾力が出てきます。
- ボウルに戻してラップをして、1.5~2倍に膨らむまで発酵させる。夏場は常温に置いておいても30分程度で発酵します。冬場はオーブンの発酵機能を使うこともあります。
- 食べる大きさに切り分けて、丸めてラップをかけて10分ほど休ませる。(筆者は16等分にしました)
- バターやサラダ油などをしいたフライパンで両面焼く。筆者は生焼けを防ぐために蓋をします。
- 両面がいい色に焼けたら完成です!
発酵についてですが、前日の夜に生地をしこんで、冷蔵庫で一晩ゆっくり発酵させるという方法もあります。低温のため、翌日にちょうど良い具合になるようにゆっくり発酵するので、作り方の手順6から始めることもできます。
自宅で作るわりには、しっかりナンの味わいになります。フライパンで焼くと二枚ずつしか焼けないので、ホットプレートで焼いてもよいと思います。
手作りナンにかかった費用
筆者がメインで利用している「楽天西友ネットスーパー」での価格で計算していきます。2020年8月17日時点での税込み価格です。
同じ種類の商品が複数あった場合は、最安値の物を取り上げています。砂糖と塩、油は量をそれほど使っていませんし、常に自宅にあるものなので、ここでは入れません。
≪楽天西友ネットスーパーでの価格および材料あたりのコスト≫
強力粉(1㎏)213円 ⇒ 450gあたり95.85円
薄力粉(1㎏)139円 ⇒ 150gあたり20.85円
ドライイースト(50g)328円 ⇒ 大さじ1(約9g)あたり59.04円
参考元:楽天西友ネットスーパー|食品・日用品をいつでも安く最短当日宅配
よって、5人家族で満腹になる量のナンを作って、材料の合計金額は175.74円となります。想像していたより、ずいぶん安かったです。
市販品のナンの価格
こちらも楽天西友ネットスーパーで調べました。2020年8月17日時点での税込み価格です。
我が家の手作りナンの量は約600gなので、大体この程度食べるものと考えて、比較していきます。
≪市販のナンの価格および600gあたりの価格≫
◆ナーン(日本ハム)
50gが5枚のセットで343円(250g)
⇒ 2セット購入すると686円(500g)
⇒ 600gあたり823.2円
◆ナンお徳用セット(冷凍)
70gが5枚のセットで537円(350g)
⇒ 2セット購入すると1074円(700g)
⇒ 600gあたり約920.57円
参考元:楽天西友ネットスーパー|食品・日用品をいつでも安く最短当日宅配
手作りナンの費用は175.74円でしたので、楽天西友ネットスーパーに売られている二種類のナンに比べ、手作りナンのコストは約1/5に抑えられていることがわかりました。
日常的に食べるナンについて考える
手作りナンのコストが、市販品に比べて約1/5にも抑えられていました。ここまでコストが抑えらえているならば、積極的に手作りでいきたいと思いました。
手間に関しては、時間のあるときに生地をこねておいて、冷蔵庫で発酵する方法をうまく取り入れていけるといいですね。普段のご飯では、調理に長い時間をかけたくないので、そこは工夫が必要です。
どうしてもやる気が起きないときには、そもそもカレーをナンで食べることはせずに、ご飯で食べればよいですね。
筆者が出かけていて、残りの家族だけで自宅でご飯を食べるときなどには、市販のナンもよい選択だと思いました。状況に応じて、ナンも使い分けですね。
◇◇◇◇◇
今回は、ナンを日常的に食べるのに最適な方法を確認するために、市販品と手作りとで価格の比較を行いました。
それほど価格差がなければ、手間を省略のため市販品で済まそうと思ったのですが、これだけお安く済ませられることがわかったので、我が家では手作りナンをメインにしていこうと思います。
実際に計算して数値を確認したことで、手作りのモチベーションにつながりました。