シャツを一枚処分して。手持ちの服を生かすことにシフト。
先日、塩素系漂白剤でシャツを色落ちさせてしまった筆者ですが、それによりシャツ一枚手放すことになりました。
唯一持っていた白黒を基調としたシャツを手放さなければならなかったので、気に入っていたコーディネートができなくなりとても残念に思いました。
ですが、物質的に考えると、物を一つ手放す理由ができたという点では、なんだかすっきりとしていました。
今回はシャツを手放したときの想いを掘り下げ、シャツがなくなった後にどうしたいかについて考えていこうと思います。
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手放したときの残念な想い
色落ちさせてしまったシャツは、白黒を基調としたギンガムチェックで、黒のスカートやパンツにとても合います。
全身白黒の服装に、バッグやアクセサリーで色味を加えるというコーディネートをよくやっていました。
このシャツがだめになり、これまでできていたコーディネートができなくなってしまい、残念に思いました。
他にもシャツは3枚あるのですが、いずれもブルーを基調としたものなので、全身白黒のときとは少し違ってくるんですよね。
そこの小さなこだわりがあるがゆえに、白黒のシャツに対して、少し残念に思ったのでした。
もう一点残念に思った点は、通常だったらまだ着れる服がゴミになってしまったところです。
あと何年かは着れたところを、シャツの色がおかしくなってしまったため、着られなくなってしまいました。
いっそのことシャツ全体を色落ちさせて赤っぽいチェックで着ることも考えましたが、どうにか赤のチェックシャツにできたところで、褪せた結果の赤色では大して嬉しくないだろうと思ったのでやめました。
手放したときのすっきりした想い
一方で、どこかすっきりした想いもありました。
元々シャツを4枚持っていました。先ほどの白黒のチェックシャツに加え、ブルー系のチェックシャツ2枚と、ブルー系のストライプシャツ1枚です。
全身白黒のコーディネートができなくなったことは残念だったのですが、タンスの中を見ると、シャツが1枚減ったことで、なんだかすっきりした気がしたのです。
無意識なのですが、衣服の枚数に応じて、管理の手間や心理的負担が生じているのかもしれません。
衣服が一つ減ったことで、そういった負担感も一緒に減ったように思いました。
また、理由がないとなかなか処分できないものです。
色落ちしたということで、筆者にとって「服を一枚減らせる」という大義名分ができたのだと思います。
明確な理由の下に手放せたとういことも、すっきりした理由の一つでした。
今、このシャツは切って掃除に使っています。
今あるもので作るコーディネートもまたおもしろい
シャツによる全身白黒のコーディネートができなくなってしまいました。
好きな組み合わせができなくなり残念ではありますが、これは新しいコーディネートを試すチャンスでもあります。
これまで、筆者は、白黒チェックシャツによるコーディネートをとても気に入っていました。
白黒チェックシャツがあることで、ブルーシャツでのコーディネートをあまりしっかり考えたことはありませんでした。
つまり、おしゃれをしたい日は白黒で、ブルーはおしゃれを気にしない日に、という感じになってしまっていました。
今回のことは、ブルーシャツに向き合って考える、きっかけになりました。
新しい白黒シャツを購入すれば、全身白黒コーデはまたできます。
ですが、筆者にとっては、新しいシャツを購入して理想のコーディネートを作る喜びよりも、今持っている物の中でより良いコーディネートを作る喜びの方が大きいんですよね。
好きなファッションでいることも好きなのですが、物を生かしきるというスタイルもまた好きなのです。
◇◇◇◇◇
今回は、シャツを一枚手放したときに、残念な思いだけではなく、すっきりとした思いもあったことについてのお話でした。
新しい物を取り入れたときには、新しい暮らしが始まるような高揚感みたいなものがありますよね。
物を手放したときにも、これに似たような高揚感が少なからずある気がします。
「これまで普通にあったものがなくなったら、自分はどのように暮らすのだろう」という、ちょっとした冒険心です。
白黒シャツがなくなって、ブルーシャツでもおしゃれな気分で過ごせるかもしれないし、やはり白黒シャツがよいと思うかもしれません。今後自身がどのような思いになるのか、自己観察もまたおもしろいと思うのです。