フレーバーストーンのフライパンの実際の使い心地
使っているフライパンが古くなり、調理中に焦げ付くことがプチストレスになっていました。
母との電話の中で、フライパンの買い替えを検討していると話したところ、実家で使っていないフライパンを一つ譲ってもらえることになりました。
テレビショッピングでよく見かける『フレーバーストーン』のディープパンです。
このフライパン、料理がおいしくつくれる上に、油をひかなくても焦げ付かないとのことですが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、せっかくフレーバーストーンのフライパンを手に入れたので、実際の使い心地を確認していきたい思います。気になっている方の、ご参考になれば幸いです。
価格など、2020年11月23日時点の情報になりますので、ご了承ください。
- フレーバーストーン・ディープパンについて
- フレーバーストーンで目玉焼きを作る
- お手入れについて
- 重さについて
- 取り扱いの注意点
- 末長く、この状態がキープされることを願います
- お金を払って購入したいかどうか
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フレーバーストーン・ディープパンについて
テレビショッピングのダイレクトテレショップで販売されている、フレーバーストーンというフライパンシリーズがあります。
公式サイトによると、その特徴は以下のとおりです。
- 板厚で均一に火が通る。
- 遠赤外線効果で外はこんがり・中はジューシーな焼き上がりになる。
- 熱伝導性に優れているので弱火で調理可能なので省エネ。
- 特殊コーティングにより、焼き色をつけても焦げ付きにくく、汚れをするっと落とせる。
(参考元:フレーバーストーン 公式ブランドサイト | テレビショッピングのダイレクトテレショップ)
筆者が実家からもらったものは、その中でも「ディープパン」という名のフライパンです。
深みがあるので、返すときにもこぼしにくく、汁物にもつかえるタイプとなっています。
サイズは直径24㎝、深さ約7㎝、重量約960g。
対応コンロは、ガス、電気、セラミック、IH。我が家のIHコンロでも大丈夫でした。
裏側はこのようになっています。
公式サイトの価格は、単品で税込み7945円とのことです。筆者がこれまで買ってきたフライパンの、5倍以上の価格です‥。
ちなみに、ソテーパン・ディープパン・鍋・蓋のセットだと、単品合計価格24385円のところ、セット価格で15217円とのことでした。
テレビショッピングでよくありそうな価格設定ですね。
詳しい商品案内は、公式サイトをご覧ください。
フレーバーストーンで目玉焼きを作る
フレーバーストーンのフライパンに油をひかずに卵を落とし、目玉焼きをつくりました(写真左)。
比較のために、6年物のカインズホームのフライパンでも目玉焼きを作りました(写真右)。
古いフライパンは普段から油をひいて使用しているので、油をひいてから卵を落としました。(油をひかないと、確実にくっついてしまうので‥)
途中、フライ返しで卵のくっつき具合を確認したところ、フレーバーストーンの方はフライ返しが卵とフライパンの間にするりと入り、見事にくっついていませんでした。
その後少しフライパンを動かすと、目玉焼きもスーッと動きました。全く焦げ付いていません。
古いフライパンの方は、フライ返しを卵の周りにいれてちょっとずつはがす必要がありましたが、こちらも困るような焦げ付きはありませんでした。
目玉焼きの裏の焼き色はこちらです。左がフレーバーストーンのもので、右が古いフライパンのものとなっています。
醤油をかけた後なので少しわかりにくいかもしれませんが、フレーバーストーンの方は全体に均一にきれいな焼き色がついています。上品な焼き色ですね。
古いフライパンの方は、縁の部分に濃い焼き色(焦げ?)があります。筆者は、こういう縁のカリッと食感も、けっこう好きだったりします。
どちらもおいしかったです。
お手入れについて
フレーバーストーンはしっかりコーティングされているので、毎回洗剤で洗う必要はなく、フライパンが冷めてから、ぬるま湯でゆすいでキッチンペーパーで拭けばOKとのことです。
今回は油を使用していないこともあり、筆者は濡らしたキッチンペーパーで汚れをふき取って、完了させました。
古いフライパンの方は、油をしっかりひいたので、いつも通り洗剤で洗いました。
フレーバーストーンのフライパンは、しっかり洗剤で洗う必要がないというところは嬉しいですね。
我が家は5人家族で食器が多く、シンクの大きさも限られているので、一度の食器洗いで終わらせられないことがあります。
また、食器の量によっては、フライパンを水切り籠にのせられないこともありました。
さっと拭いて引き出しにしまえるならば、フライパン洗いの手間がなくなって、食器洗いが少しラクになりますね。我が家には助かります。
重さについて
筆者がこれまで普段使いしていた、カインズホームで購入したフライパンと持ち手の重量は、全部で約773gです。
フレーバーストーンのディープパンは約960gですので、約200gの重くなりました。
我が家はIHコンロなので、コンロにのせた後にフライパンを動かす作業はほぼないので、フライパンの重さに関して、調理中は何にも困りません。
引き出しからの出し入れくらいでしか重さの影響を受けないので、日常使っていても問題ないです。
(筆者は女性ですが、学生時代はずっと運動部で、体力に自信のある方です)
フライパンを動かして調理するようなご家庭だと、重さが気になるかもしれません。すぐ慣れると思いますが。
ご自宅のフライパンの重量を測ってみると、どの程度重くなるのか数値でわかり、参考になるかと思います。
取り扱いの注意点
コーティングがはがれないように、温度の急変や、扱う調理器具には注意しなければいけません。
具体的には、以下の事柄です。
- 高温で使用しない
- 使用直後に冷水に浸さない
- 傷つけないようにシリコン製や木製の調理器具や柔らかいスポンジを使用する
我が家では、金属製のフライ返しなどは持っていないので、調理器具はいつも通りで大丈夫そうです。
高温調理や使用直後に冷水に浸すことはたまにやっていたので、いつもの習慣でついやってしまうことのないように、気を付けようと思います。
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末長く、この状態がキープされることを願います
フレーバーストーンのフライパンの使い勝手は、筆者はとてもよいと思いました。
油をひかなくても焦げ付かずに調理でき、お手入れがラクなところがよいです。
ただ、焦げ付かないという点に関して、筆者が6年前にカインズホームで買ったフライパンも、しばらくは焦げ付きませんでした(買ってから2、3年くらい?)。
なので、物が新しいうちは、フレーバーストーンであっても、他の安価なフライパンであっても、焦げ付きの差というものはそれほどないかなと思います。
これから長年使っていって、はじめて、コーティングの強度の差を確認することができます。
価格に5倍以上の差があるので、それ相応にコーティングがキープされることを期待しています。
お金を払って購入したいかどうか
今回は、ありがたいことに実家から譲ってもらったのですが、いざ自分が購入する場合を考えると、いい金額なので悩むと思います。
公式サイトでは、単品で7945円、セット価格で15217円という金額でした。この価格差を知ってしまうと、筆者は単品では買えないですね。
筆者が買うとしたら、フライパンや鍋をまとめて取り替えたいと思うタイミングで、セットでかな、と思います。
実際には、実家から独立するときでもないと、なかなかそのようなタイミングはありませんね。筆者はもったいない精神が強いので、特に。
これだけ分厚くしっかりとしたフライパンが自宅にあることは、しっかり調理できるという安心感がありますし、なんだか気分も上がります。
ただし、今の段階ではとてもよい使い心地ですが、数年後もこの使い心地をキープできているかはわかりません。
そこはメーカーの強度テストやさまざまなレビューを参考にするしかないのかな、と思います。
安価なフライパンは、そこそこな使い心地でフライパンが傷むのも早いかもしれないけれど、いざ傷んだときに気軽に買い換えることができます。
高価なフライパンは、ストレスフリーで快適な使い心地でいられる可能性は高いけれど、万一傷んだときに気軽に買い換えられないというデメリットがあります。
一長一短ですね。
6年使用しているフライパンは、油をひいてもチャーハンや餃子が焦げ付くことがあります。
フレーバーストーンのフライパンの6年後はどうなっているのでしょうか。そこは使っていって確認していきたいと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、フレーバーストーンのフライパンを手に入れたので、その使用感について取り上げました。
色々と述べましたが、今のところ筆者はこのフライパンに満足しています。特に、焦げ付きのストレスがなくなったことが、嬉しいです。
一生物のつもりで、長く使っていきたいと思っていますが、未来のことはわかりませんね。
何かあればまた取り上げたいと思います。
実家の母は、以下のセット商品を母の妹から贈られたようでした。このうちの一つのディープパンを、筆者に譲ってもらいました。
Amazonのほうが、公式サイトより少しお安くなっているようです。