歩歩是道場

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子どもたちと近所のごみ拾い#5~お友達、ごめんね~【江東輝地団】

次男の発案で、土曜の午後に1時間だけ、近所のごみ拾い活動を行っています。

今回はその5回目の記録です。

行き違いがあって、お友達と一緒にできませんでした。

同じようなことにならないように、どうしたらよいのか考えていきます。

 

 

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最少人数でのごみ拾い 

2020年11月28日(土)午後2~3時、風の強い秋晴れの日に、ごみ拾いをしました。

今回は、河川敷を中心に行いました。

 

集合時間に集合場所に行っても誰もいなかったので、5分ほど待った後に移動し始めました。

次男と長男、筆者の3名でした。

 

これまでごみ拾いを行ってきた、川沿いの公園も通りましたが、以前よりはごみが目立たないように感じました。

成果が表れているのかな。

歩いているうちに河川敷まで出たので、今回は河川敷を中心にごみ拾いすることにしました。

 

河川敷は、それほどごみが落ちていませんでした。

これまで行ってきた川沿いの公園は、人通りの多い道でもあるので、日常的に多くの人が通る場所ので、その分ごみもあるのでしょう。

一方の河川敷は、わざわざ下りてこなければいけない場所なので、散歩やランニング、サイクリング、魚釣りと、目的をもって訪れる人が多いです。

リフレッシュするために来た場所では、「ごみを捨てよう」という発想にはなりにくいのかもしれませんね。

 

実際に、子どもたちと河川敷を歩いていて、落ち着いた心地よさを感じていました。

水鳥がいたり、魚が跳ねたり、カヌーが水の上をすーっと進んでいたり。

高揚感はありませんが、とてもリフレッシュしました。

白い水鳥が河川敷の川近くにいる様子。

鳥もリラックスしているような雰囲気ですね

あまり河川敷付近をゆっくり歩くこともないので、新しい道を見つけたりして、子どもたちも冒険感覚で楽しかったようです。

 

ただ、風がものすごく強かったです。

せっかくひろったごみが袋から逃げ出してしまうこともしばしば‥。

逃げるごみを追いかけながらのごみ拾いになってしまいました。

 

そうして拾ったごみは、燃やすごみがレジ袋1袋分、要分別のごみがレジ袋1袋分でした。

レジ袋1枚分の燃やすゴミと、レジ袋1袋分の要分別のゴミの様子。

 

お友達も来てくれていた!

ごみ拾いを終えて、自宅に戻りLINEを確認したところ、お友達がごみ拾いに行ったけれど誰もいなくて帰ってきた、とのご連絡が。

あらー!申し訳ない!

2時5分頃に「もう誰も来ないだろう」と判断し、出発してしまいましたが、その後に来たようでした。

せっかく来てくれたのに、お友達に申し訳ないことをしてしまいました。

 

この会は、毎週土曜の決まった時間に決まった場所に集合してやっているのですが、事前の出欠確認は特にしていません。

集合時間にそこにいるメンバーでやろう、という感じでやっています。

 

前回の記録でも述べているのですが、新規感染者数が増えている状況で、あまり積極的には誘えないなと思っています。

ただの遊びではなく、ごみを拾うので、ウィルスに触れる可能性も0ではないかもと思います。(軍手やトングは使用しますが)

毎週行うことに積極的に誘うと、相手を悩ませる種になるかもしれないと、筆者自身が負担に思ってしまうところがあります。

それでも、もし来てくれる子がいるなら、喜んで一緒にやろう、というスタンスをとっていました。

誰に対しても心理的な負担をかけたくないので、「いつでもやっているから気が向いたら来てね」という気軽な会にしたいのです。

 

ここで、筆者がリマインドを送ったり出欠を確認すれば、簡単に解決する問題なのですが、それをやってしまうと親主体の活動になってしまう気がします。

あくまで子ども主体の活動なので、子どもたちで完結できる方法で待ち合わせについて考えていく必要があります。

 

来てくれた子がしっかりと参加でき、来なかった場合にもそこにいる人でごみ拾いができるようにするには、どうすればよいのか。

子どもたちと考えました。

 

どれだけ待つのかを決める。時間はしっかりと!

集合時間が2時でしたが、今回は2時5分には「来ないだろう」と判断し、出発しました。

いつも2時に来ているお友達がいなかったので、来ないだろうと思いこんでしまったのです。

5分で出発したのが、少し早すぎだったかもしれません。

 

そこで、10分までは集合場所付近でのごみを拾いながらメンバーが集まるのを待ち、10分を過ぎたら移動することにしました。

そのことをお友達にも認識してもらうようにしました。

 

ただこの会の団長である次男が、2時集合にも関わらず、家を出たのが2時。集合場所に着いたのは約1分後となってしまいました。

筆者は時間に気づいていたのですが、本人がどうするのか様子を見ていました。

準備をする素振りも見せないのにさすがにしびれを切らし、筆者から声をかけましたが、次男は声をかけられてからようやく行動を起こしていました。

 

2時集合なのに、2時に出発するというのはどうなのか?

集合時間に来た人が、誰もいなかったらどう思うのか?

 

次男と話し合ったところ、集合時間の2時に確実に集合場所にいるように、1時55分に自宅を出発する、ということになりました。

 

次男は1時55分に自宅を出発し、集合場所で待ちます。そして、しばらくは集合場所近辺でごみ拾いを行い、2時10分になったら移動し始めます。

 

さあ、このやり方で来週はしっかりとごみ拾いができるのでしょうか。様子をみていきたいと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、ごみ拾いの5回めの記録でした。

次男は待ち合わせ問題の解決のために「自分のスマホを持つ」ということを提案していましたが、筆者はこの考えにはまだOKは出せません。

デジタルネイティブ世代なので、スマホを持ってもいいかなと思うところもありますが、今は夫も筆者も在宅だし、お友達も近所の子ばかりなので、連絡手段としてはいらないのではないかと思います。

ネットを使うならば、自宅のパソコンもタブレットもあるので、それで十分です。

問題が生じたときにデジタルや親で簡単に解決してしまう前に、今ある環境でどう解決するかということを、実生活の中でたくさん経験して、たくさん試行錯誤していってほしいと思っています。