ドラム式洗濯乾燥機のお手入れ。快適に使い続ける。
我が家では、パナソニックのドラム式洗濯乾燥機を使用しています。
以前、洗濯のたびに茶色い物がやたら付着していたことがありました。
茶色いものは実は「カビ」で、洗濯機のお手入れの大切さを痛感しました。(洗濯槽のカビ取りをして、今では問題なく洗濯できています!)
今回は、実際に洗濯機のお手入れをしつつ、お手入れ方法を今一度確認していきたいと思います。
Panasonic NA-VR2600Lのドラム式電気洗濯乾燥機のケースなので、ご了承ください。その説明書に倣って進めていきます。
- 【窓パッキング】毎回ふき掃除
- 【本体】汚れたらふき掃除
- 【排水フィルター】「フィルター掃除」点滅時に・乾燥のたびに
- 【洗剤ケース】汚れたら取り外して水洗い
- 【乾燥フィルター】「フィルター掃除」点滅時に・乾燥のたびに
- 【洗濯ドラム】週1回、月1回、黒カビ発生時に
- 【風呂水ホース】黒カビが発生したら
- 【風呂水フィルター】吸水が悪くなったら
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【窓パッキング】毎回ふき掃除
窓パッキングは洗濯毎に、水滴や糸くずを柔らかい布でふき取る必要があります。
糸くずがたまると、水漏れする恐れがあるようです。
洗濯機は洗面所にあるので、洗面台に置いてあるふき掃除用のハンドタオルを、洗濯機と兼用することにしました。
「毎回する」というのはかなり負担の大きいことなので、なるべく少ないアクションで、ささっとふけるようにしておきます。
【本体】汚れたらふき掃除
ひどい汚れの場合は、中性洗剤で汚れを落とすことができるようです。
洗剤や柔軟剤が付いた場合は、すぐにふき取るとよいとのことでした。放置すると傷む恐れがあるようです。
今回は少し丁寧に掃除をしたいと思い、アルコール除菌シートでふきました。
アルコールは中性で安心ですし、汚れ落としも除菌もできますね。
【排水フィルター】「フィルター掃除」点滅時に・乾燥のたびに
若干負担がありお手入れが滞ってしまうところが、排水フィルターです。
フィルター掃除ランプが点滅していても「次にやろう~」と先送りにしては、自分の首をしめることがあります。
水系の汚れは溜めてしまうと負担が増大してしまうので、こまめにやったほうがよいですね。
我が家の洗濯機の場合、排水フィルターを取り外す前に、まず「脱水のみ」をします。ドラム内の水が多量にこぼれるのを防ぐためです。
その後、洗面器を下に置いてから、排水フィルターを取り外します。
排水フィルターについているゴミを取り除いて、再び戻します。
筆者はウエスや古歯ブラシを使用してゴミを取り除きました。さっと取り除いて、さっと処分できるところがよいです。
ちなみに我が家では、牛乳パックで作ったウエスケースを洗面台の棚に置き、ウエスを取り出しやすくしています。
気になった時に、洗面台をさっと掃除しやすいです。
こちらの記事でウエスケースの作り方を書いています。
【洗剤ケース】汚れたら取り外して水洗い
洗剤ケースは取り外せるので、取り外して水洗いします。
水洗い後、ウエスで水分をふき取ってから、戻しました。
放置するとカビの原因になってしまったり、こびりつくと柔軟剤が流れにくくなるようです。
筆者は昨年から柔軟剤を使わないようになったので、使っていたころに比べるとぐっと掃除しやすくなりました。
新しい洗濯機では、洗剤の自動投入機能がついているものがあるようですね。
とても便利そうですが、お手入れはどうなんだろうと気になります。
【乾燥フィルター】「フィルター掃除」点滅時に・乾燥のたびに
乾燥フィルターは、取り外して古歯ブラシ等でわた状のゴミを取ります。乾燥後のわたの量はけっこうすごいです。
目詰まりしている場合は、ぬるま湯で洗い、よく乾かすとのことです。
乾燥フィルターを入れる奥の方も、古歯ブラシで掃除をします。
余談ですが、ドラム式洗濯乾燥機を買ったときに思ったことは、
「洗濯後に乾燥までやってくれるならば、洗濯物干しの家事がまるまるなくなるなんて、すごい!」
ということでした。
実際に乾燥機能を使用したところ、乾燥後の毎回のお手入れが負担に感じたり、乾燥後しわになってしまったり、服を縮ませてしまうことがありました。
しわがつかないように乾燥させたい場合は、生乾きの状態で取り出して干す、という方法をとらなければなりません。結局干す作業が入ります。
そのように、メリットよりデメリットの方が大きかったので、乾燥機能はなかなか使わなくなってしまいました。
電気代も多くかかるし、冬場には湿度を上げるために部屋干ししたいということもあります。
梅雨時には「洗濯物をしっかり乾かせる」というメリットが、デメリットを上回るので、我が家の洗濯乾燥機は梅雨時専用になっています。
(後述の、洗濯ドラムのお手入れでは乾燥機能も使用しています)
【洗濯ドラム】週1回、月1回、黒カビ発生時に
ドラムを乾かす(週1回)
週1回、洗濯ドラムを30分間乾燥させます。
我が家の洗濯機の場合は、「乾燥のみ」で「槽洗浄/乾燥」コースを選び、スタートします。
水分がたまるドラムを乾燥させて、カビの発生を防ぐ目的があります。
毎週末やるようにしています。
ドラムを洗う(月1回)
月一回、衣類専用の塩素系漂白剤で、ドラム内の洗浄をします。
我が家の洗濯機の場合は、「洗濯」で「槽洗浄/乾燥」コースを選びスタートさせ、水がたまったところで一時停止をし、塩素系漂白剤200mlを投入して再スタートさせます。
これを我が家では月初の週末にやるようにしています。
洗濯槽クリーナーでドラムを洗う(洗濯物にカビがついたら)
冒頭にも述べましたが、2年ほど前に、洗濯したときに茶色っぽいものがつく時期がありました。
何日も続いたので説明書をみたところ、茶色の汚れは「カビ」とのこと‥。
さすがにカビはいやなので、重い腰を上げました。
専用の洗濯槽クリーナーもあるのですが、ドラッグストアで販売されているプライベートブランドものが安かったので、その洗濯槽クリーナーを使いました。
洗濯槽クリーナーを用いてのドラム洗浄も、塩素系漂白剤でのやり方と同じです。
途中で、浮いてきた茶色や黒のものを網ですくったりしました。
このときは、1度だけでは落ち切らず、2回洗濯槽クリーナーを用いて洗浄しました。
それから2年ほど経っていますが、週1回の乾燥&月1回の漂白剤での洗浄で、今のところ黒カビが発生していません。
【風呂水ホース】黒カビが発生したら
水道水18Lに対し、洗濯槽クリーナー200mlを入れます。
そこに束ねたホースを入れ、5回以上回転させ空気を抜いてホース内を洗浄液で満たします。
10時間以上つけ込み、取り出してから水道水で十分にすすぎます。
我が家では風呂の残り水を洗濯に使用しています。
黒カビが発生した際には、「ドラム槽のカビ」か「ホースのカビ」か、両者の可能性が考えられる、ということですね。
【風呂水フィルター】吸水が悪くなったら
ホースの風呂に入れる側にフィルターがついているので、そこを外して水洗いします。
最初に取り付けられていた通りに取り付けて完了です。
◇◇◇◇◇
今回は、説明書を見ながら、ドラム式洗濯乾燥機のお手入れをしていきました。
お手入れの全体像を、見通しよくしておきたかったので、記事にしました。ご参考になる方がいらっしゃればよいのですが‥。
家電が一つ増えるたびに、こうしたお手入れの手間が増えてきます。筆者が物を増やしたくない理由は、こういうところです。
せめて、お手入れのタイミングを認識するところくらいは、自動化できたらいいなと考えています。(Googleアシスタントを使うとか‥!)