歩歩是道場

日々の暮らしが学びの場。小さな一歩を積み重ねていくブログです。

お風呂の頑固なカビ取りに挑む~漂白剤と片栗粉で~

ここ最近、家のあちこちを掃除しています。

今回は、ずっと気になっていたお風呂のカビ取りに挑んだ初回の記録です。

家事えもんさんのやり方を参考に行いました。

一回だけではまだまだ落としきれていないので、引き続きやっていこうと思います。

お見苦しい写真でありますが、ご容赦ください。ご参考になれば幸いです。

 

 

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お風呂の黒カビがひどすぎる‥

我が家のお風呂で、黒カビが特にひどい箇所が二カ所あります。

 

まず、お風呂の蓋の縁です。

大変お見苦しいのですが、こちらがその様子です。

風呂窯の蓋の縁の黒カビの様子。端っこや、二枚の蓋が合わさるところのカビがひどいです。

お風呂の蓋の縁の様子。少し黒くなっています。

お風呂の水を洗濯に使ったり防災に備えたいと思うので、基本的に水は抜かずに蓋を閉めっぱなしにしています。

そのため、シャワーの際に蓋の上に水がたまったり、蓋同士の重なり部分に水分がたまることが、カビの原因になってしまったのだと考えられます。

 

そして、ドアのゴムパッキンです。

こちら、さらにひどいです。

お風呂のドアのパッキンの黒カビの様子。全体に広がっています。

 

以前は、気がついたときにカビキラーでスプレーをしたり、ジェルタイプを使用したりしていました。

いつからか、カビキラーをしても落とせなくなってきて、すると心のどこかであきらめの感情が生じ、10数年経ってこのような状態になりました。

 

これまでは子どもたちをお風呂に入れるだけで手いっぱいだったのですが、末娘も幼稚園に入り、大きくなりました。

また、夫が在宅勤務になったことで、子どもの入浴の負担がとても軽くなりました。

筆者にとって、カビに向き合うタイミングが訪れたのかもしれません。

家事えもんさんの知恵を拝借して、頑固な黒カビに挑んでいきます!

 

塩素系漂白剤と片栗粉で

参考にしたのはこちらの本です。

得する家事 家事えもんと仲間たち「みんな得する家事ワザ」大全集

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こちらに載っていたお風呂のカビ取り方法は、塩素系漂白剤と片栗粉を約同じ量で混ぜ、それを黒カビに塗り付け、上からラップをする、というものでした。

 

筆者は、使い終わった後に気兼ねなく処分できるように、牛乳パックを切って作ったカップを使いました。

そこに、塩素系漂白剤と片栗粉を、塗りやすく、かつ、液だれしにくい程度の固さになる量で混ぜ合わせました。

塩素系漂白剤と片栗粉を混ぜた物の様子。切った牛乳パックに入っています。

 

ゴム手袋をし、気になるところに塗り広げ、30分ほど放置しました。(換気は必須です!)

漂白剤+片栗粉を蓋に塗り広げた様子。片栗粉があるので、黒カビのところにとどまっています。

 

30分放置後は、で流しました。

水でないといけません。お湯で流すと、片栗粉が固まってしまうためです。

さあ、結果はどうなったっでしょうか!?

 

30分漂白後の黒カビの様子

まず、ドアのゴムパッキン部分の結果はこちらです。比較のため、漂白前も載せます。

漂白前のドアのゴムパッキンの様子。黒が全面にあります。

漂白前

 

漂白後のドアパッキンの様子。少し黒カビが薄くなっているような。

漂白後

漂白後もまだ黒カビは残っていますが、少しだけ薄くなったような気がするようなしないような‥。

下の部分はなかなか難しいですね。

 

続いて、お風呂の蓋です。こちらも漂白前と漂白後で見比べてみてください。

漂白前のお風呂の蓋の様子。黒かびが隅や側面にあります。

漂白前

漂白後の蓋の様子。少し黒カビがが小さくなっています。

漂白後

撮影方向が少し変わってしまったので、比較しにくいですが、蓋の白い部分のちょっとした汚れはけっこう落ちました。

縁のところの深いカビ汚れはまだ残っていますね。小さくなったような気もするのですが‥。

 

最後に蓋の一部分です。

漂白前の蓋の一部分の様子。縁にそって黒いカビが少し広がっています。

漂白前

漂白後の蓋の一部分の様子。縁にそって黒カビが広がっていたのがかなり消えました。

漂白後

こちらは黒カビの色が薄くなった様子が、わかりやすいかと思います。

つまり、この程度のカビだったら、ある程度の労力で落とせるということですね。

深いカビ取りになると労力が多大にかかってしまうので、大変になる前に手を打っておきたいものです。

 

この後、お風呂に入った夫から「蓋がすっきりしていた!」との感想があったので、写真で見るよりも、実際に感じる成果はあったように思います。

ただ、まだ全然落としきれていないので、引き続きカビ落としに挑んでいこうと思います。

 

今回、ラップでふたをすることを忘れていたので、次回は漂白剤を塗った後に上からふたをするのを忘れないようにします。

わざわざラップでなくても、密閉されればいいだけなので、普段の買い物などででるプラの袋でいいですよね。野菜や日用品の包装に使われるプラスチックの袋です。

 

ある程度自分でチャレンジしてみて、無理だったら業者さんに依頼することも考えていこうと思います。

 

お風呂後のひと手間でカビ対策

カビをとったところで、カビが発生しやすいお風呂の使い方を続けていたら、結局同じことの繰り返しです。

カビが発生しにくいお風呂の使い方を、習慣化していけるとよいですよね。

 

LIXILのサイトで、浴室のカビを予防する方法について書かれていました。

www.lixil.co.jp

 

このサイトによると、カビは、20~30度の温度、70%以上の湿度、皮脂やホコリ等の養分があると発生しやすいようです。

 

カビが発生しにくい状況を保つため、日ごろの予防として行うとよいことが以下の通りです。

  1. お湯シャワーで皮脂やホコリなどの養分を流す。
  2. 水シャワーで風呂温度を下げる。
  3. 十分に換気をして湿度を下げる。

 

筆者の場合は、普段は常時換気をしているので、換気は十分です。なのに黒カビが生じてしまう‥。

そこで、この3点に追加して、家族全員がお風呂に入った後に、洗濯前のタオルでざっと拭いておこうと思います。

この作業を負担なく続けられるためには、お風呂の中の物は少ない方がよいですね。

 

あと、フロアモップで天井をアルコールで拭くとよいようですね。月2回くらい行えるといいかな。

 

懸念事項としては、我が家でお風呂の水をためていることです。

カビ対策と考えると、お風呂の水は抜いたほうがよいですよね。湿度が下がりますから。

ですが、防災や節水を考えると、お風呂の水を抜く決心はつきません。

当面は、風呂水は抜かずに、上記のカビ対策を行っていこうと思います。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、お風呂の黒カビを、塩素系漂白剤と片栗粉を用いて落としたお話でした。

一回だけで終わらせたかったのですが、まだ黒カビが残っているので引き続き行っていきます。

日常的なお風呂のカビ予防は、負担に感じずに続けられるといいのですが、もし負担に感じてしまうようなら別のやり方を考えようと思います。

筆者は風呂掃除が苦手なので、苦手な人が続けていくにはどうすればよいかという観点で、あまり無理せず取り組んでいこうと思います。