小学校を卒業する長男へのメッセージ
3月は卒業・卒園シーズンですね。
我が家の長男が今年小学校を卒業します。
第一子で、親としても素人でしたので、親子で模索しながら時にはぶつかりながら、過ごしてきました。
小学校を卒業し中学生になる長男に対して、母としての今の気持ちをつづっておこうと思います。
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人の温かさに感謝。出会いを大切に。
長男が小学校一年生の頃は、次男のプレ幼稚園通いと長女の出産があり、入学がおめでたいながらも家の状況はバタバタしていました。
小学校に上がったことで、自分だけで学校の行きかえりや放課後のお友達遊びができるようになったので、幼稚園生までのように付きっきりで過ごすこともなくなり、親の手から一つ離れた気がしました。
放課後にお友達をよく連れてきていたので、遊ぶ様子をよく眺めていました。
家の中でボール投げをしてたこともありましたね。
そのときは筆者の怒りが爆発してしまいましたが、コロナ禍であまり遊べなくなった今となっては懐かしい思い出です。
(ほんと、外でやってくれって話ですよ‥ふすまがへこむでしょうに‥)
第二子・第三子の送迎や公園遊びに付き合うことが多く、長男のことに関しては、本人に任せて少し離れて見守る程度だったように思います。
よく遊びに行かせてもらい、時には泊まり合いをして、とても仲良くさせていただいたお友達。
長男が帰宅時に自宅に入れずにいたときには、ご近所さん宅におじゃまさせていただいていたこともあります。
学校の応援団に立候補したけれど、投票で外れてしまったときには、先生から息子の様子を気にするご丁寧な電話がありました。
コロナ禍で小6の期間が短くなってしまいましたが、学校の先生方は、制限のある中でも子どもたちとの時間を豊かなものにするために、実に苦心され、考えられ、実施していただいていたと思います。
親だけではなく、周囲のいろんな方々にお世話になって、地域に育てられたと思っています。
大変ありがたいことで、感謝の気持ちでいっぱいです。
長男にも、温かな気持ちをいただいていることの感謝の気持ちを胸に留めて、人との出会いを大切に、これからも進んでいってほしいと思います。
わんぱく相撲や将棋大会、e-sportsなどにチャレンジ
一年生の夏に、わんぱく相撲大会に参加しました。
一回戦目は力強く粘り勝ちをしたのですが、意気揚々と挑んだ二回戦目では、開始早々フニャフニャした様子であっさりと負けていました。
どうしたのか聞いたところ、そのときちょうどグラグラしていた歯が抜けたとのことでした。
お相撲しながら歯が抜けるとは‥それでは力が入りませんね。
二年生と四年生のときには、こども将棋大会に参加しました。
長男はゲーム性のあるものなら何でも大好きなので、将棋は母子で幼稚園の頃からやってきました。
最初の方は筆者がほとんどのコマを奪い、息子の王将一体だけになるという状況にたびたび陥っていましたが、そんな状況でもゲラゲラ笑いながら楽しんでいました。
二年生の将棋大会では、「動かし方がわかる」という状態で挑み、10戦以上対戦し、2勝という結果でした。
息子は負けたときにはトボトボし、勝ったときにはピョンピョン跳ねているので、遠目から観覧していてもわかりやすかったです。
四年生では、11戦行い、4勝7敗でした。二年生より勝ち数が増えて、本人嬉しそうでした。
今だに母子で将棋をやることがあります。
ずっと筆者の一人勝ちだった母子の対戦ですが、直近の対戦では長男の勝ち越しでした。
これまでは筆者が余裕で勝てていたのに、いつの間にか息子も強くなっていました。
将棋を通じて、息子の成長を感じています。
五年生の夏には、長男と次男といとこの三人でチームになり、『全国小学生スマッシュブラザーズ大会』に出場しました。
任天堂が主催する『スマッシュブラザーズ』という格闘ゲームの小学生の大会です。
地区予選の3回戦目で、小6チームに対して、長男は勝ったものの他二人は負けてしまったので、それ以上進むことができませんでした。
チーム戦なので、自分だけうまくても勝ち進むことはできません。
周囲を巻き込んで、皆でうまくなっていく必要がありました。
チームで行う真剣勝負に取り組めたことは、本人にとってよい経験になったかと思います。
YouTuberにチャレンジしたこともありました。
自分が表現したいことがあり、それを見てくれる人たちにわかりやすくかつ楽しく伝えるにはどうすればよいのか。
筆者は撮影や編集などを行ってきましたが、これは親子ともども、大変学びになった挑戦でした。
現在はチャンネルは休止中です。
そのうちゲーム実況でもなんでも、自分たちが興味あることで表現したくなったら使ってもいいし、使わないならそれでもいいと思っています。
ゲームばかりやっていたりYouTubeばかり見ているときには、つい小言を言ってしまう筆者でありますが、チャレンジしたいことに対してとことん応援する気持ちでいます。
これからも自分の好きなことに正直に、好奇心を持って過ごしていってほしいです。
長男の学校生活で感動したこと
小学校生活で子どもの成長した様子に感動したことは、色々とあります。
運動会や学芸会は、一緒に通う子どもたち皆の成長を見られる主な場面ですね。息子だけでなく、小さい頃から見てきたお友達の様子にも、いつもグッときています。
長男に関して、小2の頃に通知表の先生からの言葉に泣けてきたことがありました。
「机係として、毎日放課後に黙々と机を整頓していました。」
と書いてくださったことです。
勉強や運動はできたに越したことはないけれど、それ以上に、誠実さであったり人への思いやりであったり、そういうところが何より大切だと思っています。
「机をひたすらきれいに並べる」というクラス内のお仕事を毎日コツコツできたということを聞いて、まだ幼い息子の行動に、自分の役割を果たそうとする誠実さを感じられて、なんだか嬉しくて泣けてきたのです。
これから思春期になって、ずるがしこさなども覚えてくるのでしょうか。
母としても、思春期の子どもの育児は一年生なので、またこれまでとは違った育児の悩みがあるかもしれません。
どのように成長していくかはわかりませんが、これからもまだまだ試行錯誤して、見守っていきたいと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、卒業する長男に向けてのメッセージを書きました。
個人的な内容で恐縮です。お読みいただき、ありがとうございます!
この文章は特に息子に読んでもらいたいというわけではないのですが、こうして気持ちを表現することで、流れてしまいがちな今感じている筆者自身の想いを、立ち止まって認識することができました。
息子に書いているようで、実は筆者自身に向けてのメッセージであるような気がしています。
このブログをご覧いただいている方の中には、卒業される学生の方や、卒業する子の親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
皆様、ご卒業おめでとうございます!
健やかな成長をお祈り申し上げます。