歩歩是道場

日々の暮らしが学びの場。小さな一歩を積み重ねていくブログです。

半分だめになったアロマティカスの鉢。新しい種を植えました。

この冬、東京で雪が降り積もりました。

大学の授業で株をもらってからずっと育てていたアロマティカスでしたが、積雪でその半分をダメにしてしまいました。

今回は植木鉢の空いた部分に、種を植えたお話です。

この春夏の、ささやかな愉しみになりそうです。

 

スポンサーリンク

 

 

20年以上育ててきたアロマティカス。雪で悲しいことに‥

アロマティカスという植物をご存じでしょうか。別名、キューバンオレガノ。葉っぱが肉厚で、とてもさわやかな香りのするハーブです。

以前、当ブログでもご紹介しました。

neutrallife.hatenablog.com

 

この植物を手に入れたのは、大学の頃です。授業の一環で、アロマティカスの苗とゴールドクレストの苗を頂きました。

ゴールドクレストは小さなクリスマスツリーのような形状で、細かく葉っぱが生えている感じです。こちらはけっこう早くにダメにしてしまいましたが、アロマティカスはこの肉厚な葉っぱが水分をたくさんキープできるためなのか、筆者の適当な管理でも長生きしていました。筆者の引っ越しに伴い、五か所の場所を共にしました。

管理が適当でも育つうえ繁殖力が高いので、「いつかこの植物に地球が支配されるんじゃないかね~」なんて、夫と冗談を言っていました。

 

ところが、2022年1月。東京で大雪が降ったときのことです。

雪だ!子どもたち、遊ぶぞ!と久しぶりの雪を子どもたちと堪能した翌日、アロマティカスの植木鉢を見ると、見るも無残な状態に‥。

半分が茶色になった状態のアロマティカスの植木鉢

 

20年間、余裕で育ってきたアロマティカス。雪がかかってしまったのでしょう、半分以上が茶色になってしまいました‥。ごめんね、アロマティカス‥。

雪が降る可能性があるときは、雪が積もらない位置に植木鉢を移動させておく必要がありました。植物によっては低温障害になってしまい、一度なると治りません。

その後しばらくして再び東京で積雪があったのですが、その際には植木鉢を移動させたのは言うまでもありません。

 

茶色になった部分は取り除き、かろうじて生きている株だけ育てていくことにしました。空いた植木鉢はどうしようかな、公園の植木鉢&土回収に持って行くかな、と頭の片隅で考えていました。

これまで適当でありながらもそれなりにガーデニング意欲があった筆者ですが、ごっそりなくなってしまった植木鉢に、気持ちもすっかり萎えてしまいました。

 

片づけで出てきた種を植えてみる

筆者には3人の子どもがいて、リビングダイニングにそれぞれの管理する棚があります。

娘の棚には、折り紙やらお菓子やら色んなものがポンポン置かれています。本人が片付けるのを待てずに筆者が片付けていたところ、パンダのケースから「あさがおの種」と「えだまめの種」が出てきました。

あさがおの種は次男が一年生のときに小学校で育てていたときの収穫物です。えだまめの種は、コロナが始まった当初「ステイホームを楽しもう!」と意気込んで購入したものでした。時期がきたら育てようと思っていましたが、その存在をすっかり忘れていました。

せっかくだから、植木鉢の空いた部分の植えてみよう!栄養もすっかり抜けて手入れされていない土なので、期待せずにやってみることにしました。

せめて発芽のために水やりだけは忘れずに。

 

えだまめが発芽!

種を植えてから2週間ほど経ったある日、土を見ていたらもりあがりが。筆者はどこかであきらめていたので、そのもりあがりが発芽によるものだと認識できず、「虫でもでてきたか!?」と警戒していました。

でもよくよく見て見ると、緑っぽい感じ。そうだ、そういえばえだまめ植えてたよね。発芽したんじゃないか!こんな土でも育ったんだ~たくましいな、と、少し感激していました。

植木鉢の半分にアロマティカス。その半分に植えた枝豆が少し芽が出てきた様子。

 

それから数日経つと、さらに大きくなってきました。

植木鉢の半分にアロマティカス。その半分に植えた枝豆が少し芽が出てきた様子。

 

淋しかったベランダの植木鉢でしたが、新しい命が芽生え始めました。育っているところを見ていると元気になりますね。

あさがおはまだ芽が出てこないので、だめかもしれませんが、とりあえずえだまめだけでも愉しめそうです。

 

ハオルチアオブツーサは今年もまた奇妙な花芽をつけています

友人からもらい、株分けもしてたくさん育てているハオルチアオブツーサ。こちらは積雪にも負けずに元気にたくましく生きています。

今年の春も、花芽が出てきました!これからしばらくすると小さな花を咲かせます。

ハオルチアオブツーサの葉の間から出てきた花芽。

 

最初にこの花芽を見た時は、なんとも奇妙で驚きました。長男が小学校の理科の授業で花の絵を描く宿題がでたときに、この花を描いては、「ヘンだねぇ~」と話していました。

実家の母が大晦日に宿泊しにきた際に、母にも一株分けました。先日会ったときに、「大きくならないのよ」と、大きな植木鉢を購入していました。今度植え替えするようで、愉しんでくれているようで何よりです。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、冬の積雪でだめにしてしまって空いていた植木鉢に、新たな種を植えたお話でした。

我が家のガーデニング、自分から進んで環境を整えて完成させる感じではなく、たまたまやってきたものを育て、生き残った結果の脱力系ガーデニングです。だから植木鉢も植物も色々ミックス。

思えば筆者は、服や物もお下がりが多かったりします。たまたまやってきたものをありがたく使う、という具合で。

色々ミックスされたものがごちゃごちゃしながらもそこにいる、というのが何事においても好きです。

本日も、お読みいただき、ありがとうございました。