歩歩是道場

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【リペア】ロンシャンのトートバッグの四隅の穴のお直し

ロンシャン(Longchamp)のA4サイズの書類が入るネイビーのトートバッグ。

たくさん入って軽くて、使い勝手がよく、愛用しています。ご近所でもたまに同じ物を持っている方に出会うこともありますね。

あまりに頻繁に使っていたもので、いつの間にか四隅に豪快な穴が空いてしまいました。

今回は、ロンシャンの四隅に空いた穴を塞ぐお直しです。できるだけ長く使えますように‥!

 

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トートバッグの穴の状況

ロンシャンのナイロンのトートバッグはこちらです。正面から見るとそこまで穴は目立ちませんね。

ロンシャンのナイロンのA4サイズのトートバッグ。ネイビーの色。

 

拡大した様子はこちらです。

バッグの隅に穴が空いている様子

内側に折り込まれたの縫い代の部分でバッグの四隅が擦れてしまい、穴が空いたようでした。穴の大きさは0.5~1cmといった感じです。

0.5cmの穴はまだ目立ちませんが、1㎝の穴はちょっと目立つような気が‥。これからさらに穴が広がることは避けたいと思います。少しでも寿命を延ばすために、お直ししてみようと思います。

 

ダウンのお直しで使ったナイロン補修シートを使ってみる

以前長男が買ったばかりのダウンに穴を空けてしまったことがありました。そのときに使ったのが、キャプテン株式会社の『ナイロン補修シート』の紺色です。

色んな補修シートがある中でなぜこれを選んだかと言うと、けっこうレビューの評価が良かったからです。

 

裏に接着剤が付いており、シールみたいに貼るだけ。とても簡単です。

4か月前に長男のお直ししたダウンはこのような状態です。数か月経ってるのに、全くはがれていません。

 

遠くから見たらこのような感じ。ダウンの右ポケットの辺りです。着ているとたいして目立ちません。

 

この強度。目立たなさ。ロンシャンのバッグでやってみたらどうなるでしょうか!?

 

手順①補修シートをカットする

補修シートの裏の手順の通りに行っていきます。使用方法1の内容は以下の通りです。

接着する箇所よりすこし大きめに、カットしてください。角を丸くカットすると接着後、剥がれにくくなります。

 

穴より少し大きめとのことで、半径1.7㎝の円にカットしました。四隅分で8枚です。8枚カットしたのは、裏側からも貼るためです。より丈夫になります。

円形をそのまま角に貼るのは難しいので、円の一か所に中心まで切り込みを入れておきました。

円にカットして切り込みを入れた様子

 

手順②カギザキの汚れをよく拭き取る

裏面の使用方法2の内容は以下の通りです。

カギザキのまわりの汚れをよく拭き取ってください。接着するものが濡れたり湿っているとつきません。

筆者のバッグ、けっこうほこりがついています‥。濡れた物で拭くとシールが貼りにくくそうなので、ティッシュで乾拭きしました。

 

手順③補修シートを貼る

裏面の使用方法3の内容は以下の通りです。

補修シートの裏面の紙を剥がして、接着面にしわができないように貼り合わせてください。

 

このお直しで最も緊張する場面ですね。

角を円型に切ったシートで覆い、貼り付けます。シートの重ね合わせの端の部分が下になるようにすれば、バッグを持っていてもあまり目立たないんじゃないかな‥。

表面に貼ってみた様子はこちらです。

まあ、なんとかしわなく貼れたでしょうか。色味は似ているのですが、織りの細かさの違いからか、光沢に違いがありますね。

少し離れた位置からお見せするとこのような感じです。いかがでしょうか。

 

裏面の穴にも貼り付けてみます。

こちらはしわになっても気にしない気にしない。内側なので見えません。ただ丈夫にすることが目的です。

 

手順④しっかり押さえてくっつける

最後に、使用方法4の内容は以下の通りです。

表面から圧力を加えて、完全に密着させてください。

表面・裏面共、貼り付ければより強力です。

 

貼り付けた箇所を、表裏の両面からしっかりと抑えて密着させます。

こうして完成した状態がこちらとなります。これで少しは寿命が延びたかな!

 

安心感は増したけれど、ファッション性は‥

ロンシャンのトートバッグをナイロン補修シートでお直してみて、安心感は増しました。徐々に穴が大きくなっていく様子が少し気になっていたので、そのストレスを感じなくなったということでは良かったな、と思います。

 

ただ、ファッション性としてはどうなんだろうな‥。

お直しをすることでさらに価値を加えるような、ヨーロッパのダーニングであったり、日本の金継ぎであったり、そういった仕上がりを少し期待してしまいました。筆者の主観の世界ではありますが、ファッション性としては‥うーん‥。

もしも、革素材でお直しができたら、いい感じの仕上がりになるかな~。その場合、革の質も揃えないとかえってちぐはぐになってしまうかもな。

 

何はともあれ、これからも安心して使えるようになって何よりです!実用面ではGoodでした。ベストではないけれど、ベターなお直しができただけ、良しとしましょう。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、ロンシャンのトートバッグの四隅の穴を、ナイロン補修シートでお直ししたお話でした。

明日面接を受けるのですが、ちょうどいいバッグがこれしかありませんでした。

穴が空いてどこかみすぼらしい状態のバッグだと、ソワソワしてしまいそうだったので、お直しして少しでも整えられた状態になってよかったです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました!