ソープフラワーブーケの簡単アレンジ。変化させて愉しむ。
3月にソープフラワーの花束を頂きました。とても元気いっぱいなカラーで、癒されています。
ずっと花束のまま飾っていましたが、ちょっと雰囲気を変えたくなってきました。
筆者は生花の花束の場合、傷んできた花を取り除く過程で、小さな花瓶に活けなおしたり組み合わせを変えるなどして、花の変化に合わせて愉しんでいます。枯れないソープフラワーでも、少し遊んでみたくなったのです。
今回は、ソープフラワーの花束のアレンジ3種です。花束とはまた違った印象になりました。
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ソープフラワーとは
ソープフラワーとは石鹸で作られた造花です。本物のような見た目で、発色もとてもきれいです。色んなお店で商品を見かけるようになりましたね。
造花と言えば、100円ショップなどで見かけるシルクフラワーや、上質な布で作られたアートフラワーなどがあります。
ソープフラワーも同じような造花なのですが、見た目の美しさもありながら、石鹸のさわやかな香りも楽しめるところが、素敵なポイントだと思います。香りが薄くなったら、香水などをふりかけて引き続き楽しむことができます。
数年前、筆者も、子どもの習い事の先生にソープフラワーを贈ったことがありました。あらかじめ購入しておけるし、もしもご不要になったら石鹸として使ってもらえれば手元に残らなくていいな、と考えたのです。喜んで受け取っていただきました。
なお、ソープフラワーには、観賞専用というものがあります。後々石鹸として使うことを想定する場合は、石鹸として使えるソープフラワーを選ぶ必要があるので、そこは注意が必要です。
ソープフラワーが登場したことで、花ギフトの選択肢が増えました。
自然をダイレクトに感じてもらいたければ生花、なるべく長く花を楽しんでもらいたいならプリザーブドフラワーやソープフラワーと、贈り先の生活スタイルに合わせて選ぶことができますね。
少量を花瓶に活ける
花束のソープフラワーの周りの紙をとると、プラ製の茎がでてきました。結束バンドで留められています。
まずは紙を取り除いてそのままの状態で花瓶に入れてみました。元気いっぱいな感じで華やかでいいですね。
ですが、今回はちょっとイメージを変えていきたいです。
花束のなかで、数本の花とグリーンだけピックアップして活けることにしました。筆者が20年以上前にタイ旅行で購入した、ピューターの花瓶を使用します。
このような感じです。
少し落ち着いて、さりげなく彩る感じになりました。オレンジを入れて、元気いっぱいな感じにしても良かったかな。
ピューター自体も飾りたいと思っていたので、旅行の思い出と共に飾れました。
コレクションケースに入れる
100円ショップのSeriaでコレクションケースを購入しました。
材質は、本体は桐、底面はコルク、窓はポリスチレンになります。蓋のところにマグネットがついており、軽く留められる仕様になっています。
サイズは、縦約13㎝×横約17㎝×高さ約5㎝です。
ケースにいれるため、茎の部分はカットして花の部分だけにします。茎がけっこう固くはさみでは切れなかったので、ペンチを利用しました。
そして、お弁当を詰める感覚で花を入れていきます。仕上がりはこのような感じです。
花を上から見られるように入れたかったのですが、ケースの高さが足りませんでした。もっと高さのあるケースでしたら、もっときれいに飾れたかな。
このアレンジは、以前筆者がプリザーブドフラワーのアレンジメントで作った、フレームに入れた作品からインスピレーションを得ました。
こちらのプリザーブドフラワーは、作ってから6年くらい経っています。少し色あせたかもしれませんが、まだまだきれいに残っていますね。
瓶の中にラフに入れる
続いてのアレンジは、瓶に入れるアレンジです。ハーバリウムという、プリザーブドフラワーをオイルに入れて魅せるアレンジメントからインスピレーションを得ました。
Seriaでクックボトルという名の瓶を購入しました。ジャム・クッキー・水煮・ピクルスなど、手作り食品の保存に使えるものになります。
材質は、本体はソーダガラス、蓋はブリキ・塩ビコンパウンド。サイズは、高さ約18.5㎝、入れ口の内径6㎝です。推奨使用容量900mlとの記載がありました。
蓋はシルバーのものとゴールドの二種類あり、今回はゴールドを選びました。用いるソープフラワーの花がオレンジを基調としているので、ゴールドの方が合うかなと思ったためです。
瓶の中に切った花を、菜箸をつかって入れていきます。正面になる部分にきれいに花が見えるように気をつけながら。
仕上がりはこのような感じです。
瓶の蓋を閉めるため石鹸を香ることはできませんが、ほこりが入らないので、掃除の負担が少なく花のある生活を送ることができますね。
オレンジを基調としたバラで、元気なアレンジになりました。
◇◇◇◇◇
今回は花束で頂いたソープフラワーのアレンジをご紹介しました。
3種類やってみて、筆者は、ピューターに活けたものと、瓶に入れたものが気に入りました。しばらくこの二つの形で飾っていきます。
目のつく場所にこの花があると、花自体に癒される感覚と、これを頂いた方のことを思い浮かべて元気をもらえる感覚がありますね。
ありがたいことです。
本日もお読みいただき、ありがとうございます!皆様、どうぞよい一日をお過ごしください。