歩歩是道場

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子どもの行事撮影にはビデオカメラが合理的だと考えた話

15年使用したビデオカメラが壊れました。新しいものを買おうか‥。運動会は月末です。

ここのところ様々な動画撮影ツールが誕生し、ビデオカメラ以外の選択肢も増えています。

我が家でもビデオカメラ以外についても検討してきましたが、結局、子どもの行事撮影にはビデオカメラが合理的だという考えに至りました。

今回は、この決断に至る過程をお届けします。ビデオカメラの需要はまだまだあると思いました。

 

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長年使ったパナソニック製のビデオカメラ。液晶画面がおかしい。

これまで我が家で使用していたビデオカメラは、PanasonicのデジタルハイビジョンビデオカメラHDC-SD7です。2007年製です。

これで3人の子どもの誕生シーン、幼稚園や学校の行事、家族旅行など、様々な場面で活用してきました。一時期YouTubeをやっていた頃にも、こちらのビデオカメラで撮影していました。

長年愛用してきたビデオカメラですが、昨年のある時期から、液晶モニターを開いて一定の角度以上にすると画面が暗くなる状態になってしまいました。

それでもしばらくは、画面の角度を40度にして、なんとか液晶が映る状態にして撮影に使っていました。

常にこの状態で撮影します

この使い方でも何とか撮影はできますが、映っている被写体を確認しながら撮るには、とてもストレスです。

まだまだ子どもを撮影することも多いので、この機会に、15年使用したビデオカメラに代わるものを検討することにしました。

 

動画撮影ツールに対して求める機能を挙げる

末っ子が小学生になったばかりの我が家にとって、動画撮影ツールに求める機能を挙げていきます。

  • 画質を落とさずにズームしたい!運動会や発表会では被写体に近づくことができないので、鮮明にズームができると良いです。デジタルズームだと粗くなってしまうので、光学ズームで20倍以上あるといいです。
  • 音声をなるべく良い状態でとりたい!撮影者の声が大きく入り、被写体の声が小さく入ることがよくあります。なるべく被写体の声を拾いたいです。外付けマイクをつけられる仕様のものがほしいです。

 

他には、一回のイベントで十分撮れるくらいにバッテリーがもつことや、容量があること、手振れ補正があると嬉しいですが、これらは後からでもなんとかできますね。予備バッテリーを用意したり、容量の大きいSDカードを使用したり、ジンバルといった手振れ補正のアクセサリーを使えば対応できます。

画質については、我が家ではフルハイビジョンであれば問題ないです。画像の美しさはそこまで求めておらず、それよりもストレスなく記録に残せることが大事だと考えています。

 

とにかく、光学ズームは必ずほしいということと、外付けマイクが付けられる機種が望ましい、という点を念頭においていきたいと思います。

 

すでに持っている物で考える【ミラーレス一眼カメラ】

昔Canonのサイトの懸賞で当てた、Canon EOS M100のミラーレスカメラを持っているので、このカメラを運動会の動画撮影用に用いることを考えました。手持ちのものを活かすことができたら、とてもいいですよね。

 

このカメラで、普通に撮影した画像と、最大限ズームをして撮影してみました。画像は以下の通りです。

ズームなしで撮影

 

最大限ズームして撮影

 

運動会レベルに遠く離れた被写体の撮影となると、このくらいのズームでは全く足りないですね。

ズームレンズというものを購入すればこの点は解決可能です。ただ、大きなレンズを付けたカメラを持ち歩くのが負担だなと思いました。

また、レンズというもの自体けっこうお値段が張るもので、Canonのオフィシャルショップで望遠レンズの金額を確認したところ税込み45815円でした。

(参考元:EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM(グラファイト) ■納期約2ヶ月:交換レンズ 通販|キヤノンオンラインショップ 2022年5月17日時点)

 

これだけの金額を払うなら、新しいカメラを購入してもいいな‥。望遠レンズをわざわざ持ち歩いたり、付け替えるのも負担です。

そういうことで、結局、このカメラを運動会などの動画撮影に活かすことはやめました。

 

こちらのカメラは、スマートフォンよりもきれいな画質で撮れるので、きれいに写したいときのツールとして利用していこうと思います。

 

すでに持っている物で考える【スマートフォン】

スマートフォンは手軽に撮影するには最高です。筆者も日常の何気ないシーンを撮影するのに、スマートフォンを使っています。

筆者のAQUOS sense3で先ほどと同様に撮影してみます。

ズームなしで撮影

 

最大限ズームして撮影

 

ミラーレスカメラよりも大きくズームすることができました。ただ、画質が粗くなっています。運動会ほどの遠くの被写体には、もっとズームしてほしいところです。

 

スマートフォンのレンズ部分に取り付けられる、スマホ用の望遠レンズというものも販売されているようですね。例えばこのようなものです。

撮影する度にわざわざ取り付けて使う、ということを考えると、筆者は日常的にはやらないかなと思います。面白いから使ってみるということはあるかもしれませんが‥。

 

そもそも、スマートフォンは別用途で使用することがあるので、ここぞという場面での撮影機器としては、あまり当てにしたくないなと思いました。

 

検討してみる【アクションカメラ】

スポーツの分野での撮影でよく用いられるアクションカメラというものもありますね。代表的なものはGoProというカメラです。小型で、激しい動きの撮影に強いと言われています。強力な手振れ補正のものや、10m防水のもの、ドローンに付けられるもの、360°カメラなんてものもあります。

YouTuberのフィッシャーズさんなど、アクション系のYouTube撮影によく用いられたり、スノーボーダーの知人も撮影に使っていたりして、筆者もずっと憧れていました。

この機会にアクションカメラを買っちゃおうか、とミーハー心が動きました。

 

ですが、落ち着いて考えると、アクションカメラは撮影者が動きながら撮影するのに適しているということで、動かずに子どもたちを撮影するのに使う筆者にとっては、過剰な機能であります。

 

また、筆者にとって致命的な点は、アクションカメラが基本的にズーム撮影には向かないことです。アクションしながらの撮影に適しているので、撮影しながらズームなどの操作をすることを想定していないのでしょう。

撮影動画を後から編集してズームした映像にする、ということはできそうですが、その作業は負担ですね。

 

ズームができないということで、アクションカメラという選択肢はなくなりました。アクションカメラを使ってみたかったので、個人的には残念ではありますが、しょうがないですね。

 

購入する【ビデオカメラ】

ミラーレスカメラ、スマートフォン、アクションカメラと検討してきて、結局これまで持っていたようなビデオカメラを購入することにしました。

その理由として、以下の二点が非常に大きかったです。

  • 光学ズームに優れている。運動会や発表会の撮影に適している。
  • コンパクトに持ち運べる。荷物が増えても、気軽に持ち歩ける。

 

しっかりと記録は残したいけど、取り扱うことが負担になり撮影しなくなっては本末転倒。手軽に使用できて、ズームも含めしっかり撮影できるというところで、ビデオカメラというものがやはり合理的だな、と思いました。

 

色々と検討し、納得の上で購入した機種はこちらのPanasonic HC-VX992です。

 

4Kではなくフルハイビジョンでしたらもっと安い機種があったのですが、フルハイビジョンの機種ではMIC端子がなく、外付けマイクが付けられないのでやめました。

手振れ補正もあるので、手軽にきれいな映像が撮れそうです。

 

ビデオカメラは古い?いいと思うけどな。

様々な動画撮影ツールが登場し、オワコンと言われることもあるビデオカメラ。

業務用の製造はまだあるようですが、一般向けのビデオカメラは実際に製造をやめているメーカーも多いようです。ビデオカメラの発表モデル数を調べたYouTube動画などもあり、大変興味深く見ていました。

筆者が購入したモデルは、国内メーカーのビデオカメラの中では新しいものになるのですが、もしかしたらこのビデオカメラが最後の国内メーカーによるビデオカメラ製品になるかもしれませんね。

 

ただ、今回、ビデオカメラというものをじっくり考えていて、ビデオカメラというものがけっこう合理的でいいなと思いました。

こんなにコンパクトなのに、遠くの被写体もはっきりとうつせますし、手振れ補正もあります。必要な機能がぎゅっと詰められているような感じです。

筆者は、そういうものを素直に使えばいいよね、と思うのです。

 

特に、筆者のように子どもの運動会の撮影をしたいという人には、やはりビデオカメラは便利だなと思いますね。遠くの被写体でも手軽にきれいに撮影できるので。

今月末の運動会で、実際にビデオカメラがオワコンなのか見てこようと思います。筆者はビデオカメラが良いと思いますが、世間一般の傾向はいかがでしょうか。

 

◇◇◇◇◇

 

今回は、筆者が動画撮影ツールとして何を選択するか考えた結果、ビデオカメラを購入したお話でした。けっして安い買い物ではなく、買ったら長年の付き合いになるので、慎重に検討しました。

運動会の撮影もしたいですが、一番大事なのは頑張っている子どもたちを応援すること!だからこそ、なるべく負担なく手軽に撮影できるって大切ですね。

毎年子どもたちからたくさん元気をもらっています。今年はどんなドラマがあるかな。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!