先日手帳を無くしました。
結局2時間後に思わぬところから出てきましたが、どこで落としたのかと、血の気が引きました。
荷物の管理というは無意識でやっているので、考えなくともきちんと物が収まるようにして、安心して過ごしたいです。
今回は、手帳を無くした出来事から、今あるもので手帳の代わりができるかを考え、なるべく物の管理のストレスを減らそうとするお話です。
衰えてきた注意力は、物のシンプル化でカバーです。
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手帳はどこ!?手帳って本当にいるのかな。
ここ10年間ほど、『ほぼ日手帳』のオリジナルを使っていました。
このほぼ日手帳のオリジナルはカバーと本体のセットで4000円くらいするので、今年は少し節約したくて、ほぼ日手帳のweeksにしました。税込み1980円です。
こちらのタイプの、1月始まりのものを購入して使っています。
先日、急遽長男を連れて出かける予定ができ、準備をしていたときのことです。
部屋のどこを探しても手帳が見当たりません。
バッグの中を何度も確認し、無意識のうちに置きそうな棚も見ましたが、ありません。
予定確認やメモで使う可能性があったので持って行きたかったのですが‥。
時間がなかったので、カレンダーに書いてある予定を記憶し、適当なメモ用紙とボールペンをバッグに入れて出発しました。
長男に「灯台下暗しじゃないの?」と言われましたが、「灯台下」と思う場所は一通り探しました。
となると、ここ数日で落としたか‥。
予定や個人情報も書いてあります。子どもの保険証の写しも入っており、けっこうな貴重品です。
訪ねた場所を、一つずつ確認していくしかないかな。
用事を終えて、帰宅後に改めて探しました。
すると、思わぬところから手帳が出てきました。
再現画像はこちらです。
ファイルの間に挟んだまま、しまっていたのです。
こんな紛失パターン、今まで初めてでした。
こんなヘンテコなミスが生じてしまったのには、理由があります。
その日の朝、筆者は非常に浮ついていました。
少し日本株投資をしているのですが、数年間塩漬けにしていた銘柄がプラスに転じたのを確認したのです。
株価は上下するものだから、いちいち一喜一憂するものではないのですが、ずっとあきらめていたものがようやくプラスになったので、やはり気分が高揚してしまいました。
そんな凡人な筆者は、手帳が挟まれていることにも気づかずに、ルンルン気分のままファイルをしまっていたのでした。
手帳が見つかってホッとしましたが、自分はそういうふうに簡単に気持ちが浮つくんだな、と自覚しました。
そういう状態になると、物の管理のことは頭にありません。
無意識の状態で荷物を出し入れしても安心なくらいの、手荷物の状況にしておきたいです。
それなら、手帳のない生活というのはどうだろう。
普段持ち歩く大事な貴重品のうち、手帳だったらまだ、使わないという選択もできるのではないだろうか。
筆者の今の手帳の使い道を確認し、手帳に代わる筆者なりの方法を考えていくことにしました。
今の手帳の使い道と代替策
スケジュール確認
手帳の月間カレンダーに家族と自分の予定を書いておき、外出時にスケジュールを確認するうえで使っています。
これはGoogleカレンダーの「予定」で問題なく対応できます。
こちらのアプリです。
右下の「+」ボタンを押すと、予定を入力することができます。
日時、場所、通知のアラーム、メモなども登録できます。
To doリスト
手帳の月間カレンダーのところに、To doリストを書いて、完了したらチェックを入れています。
これはGoogleカレンダーの、「リマインダー」と「タスク」という項目で対応できます。
Googleカレンダーの「+」ボタンを押すと、予定の他に、リマインダーとタスクも選択できるようになっています。
リマインダーは「完了する」とするまではずっと持ち越して繰り越されるのに対し、タスクだとその日その時間に残り続けます。
つまり、「期日は特に決まっていないけどやっておきたい事柄」はリマインダーで、「やりたい日(時)が特定している事柄」はタスクで、という使い分けができそうです。
家計管理(予算案・カード支払い額)
月間カレンダーの端っこに、筆者が支出する分の家計の月予算を書いています。
手帳に記している理由は、普段気軽に見られるものに予算を書いておけば、気軽に意識できるだろうと思ったからです。
ただ、筆者は毎日エクセルで家計簿をつけているので、気軽に確認したいなら、そこに予算案を書いてもいいのかなと思いました。
そのほうがその時点での支出状況が予算額に対してどの程度なのか、一つの場所でわかりますね。
カード支払い額もエクセルに記録すればいいですね。
家計関連はエクセルでまとめる、とすれば見通しがよいです。
その日の記録
病院での先生のお話をメモしたり、子どもが熱が出たらその推移などを記録しています。
後々必要になりそうなことは、自分のことはGoogleカレンダーのメモに、子どもの病気は母子手帳に記録すればいいかなと思いました。
子どものおもしろかったことなども書くこともありますが、今はブログもやっているので、こちらに書いたほうがもっと心で反芻できるかなと思いました。
アイデアメモはさすがに紙媒体でほしいな
筆者にとって手帳の大事な役割の一つに、アイデアメモという役割もあります。
ボランティア関連のアイデア、ブログのアイデアなど、いつでもどこでも思いついたときに、字でも絵でも自由に書きとめています。
あとは覚えておきたい言葉なども書いています。
大方は忘れてしまったり、実施しなかったり、というものなのですが、ごくたまにそれらの点がつながることがあるのです。
無地のメモ帳でいいから、手書きできるものは持ち歩きたいですね。
結局メモという荷物が増えてしまいますが、落としたとしても殴り書きのメモ程度なので、心配することはありません。
手帳に挟んでいる小物は別のところへ
手帳のカバーのところに、付箋と絆創膏と、子どもの保険証のコピーを挟んでいれています。
これらは別のところにしまえばいい話です。
保険証のコピーは落とすといけないので、普段バッグから出し入れしない、車のカギ入れのポーチに入れておけば安心です。
付箋や絆創膏は、筆者が持ち運んでいる『備えあれば憂いなしポーチ』に入れておけばOKです。
備えあれば憂いなしポーチには、ホイッスル・ライト・十徳ナイフや、替えのマスクなどが入っており、防災や筆者のうっかり行動の備えになっています。
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スマホの重要度がさらに増すけれど、貴重品を多く持つよりはbetterかな
手帳の役割ごとに代替策を考えてきて、手帳がなくてもなんとかなりそうな気がしました。
これまで手帳で行っていたスケジュール管理・To doリスト・記録をGoogleカレンダーに入れることになると、スマホの役割がさらに増え、重要度が一層大きくなります。
スマホを落としたらさらに大変な事態になると想像できますが、スマホは元からとても大事なものだったので、スマホを管理すること自体の心理的負担はそこまで変わりません。
スマホに足して手帳も管理しなければならないときに比べると、スマホだけの管理で済むのなら、少しも楽になるのではないでしょうか。
筆者の手荷物は、重要度合い別に次のようになります。
- 【ものすごく大事】スマホ、財布、家の鍵、車の鍵
- 【けっこう大事】手帳
- 【落としてもあきらめのつくもの】備えあれば憂いなしポーチ、エコバッグ、ハンカチ、ティッシュ、モバイルバッテリー、ごみ袋
手帳の役割りを用途ごとに、スマホ・エクセル・ポーチ・メモ帳で対応することで、持ち運ぶ荷物を以下のようにすることができます。
- 【ものすごく大事】スマホ、財布、家の鍵、車の鍵
- 【落としてもあきらめのつくもの】備えあれば憂いなしポーチ、エコバッグ、ハンカチ、ティッシュ、モバイルバッテリー、ごみ袋、メモ帳
荷物の個数としては、手帳の代わりにメモ帳が増えるので変わりませんが、【けっこう大事】という項目が丸々減ったので、管理する心理的なストレスが減ります。
筆者の場合、家の鍵はバッグに直接つけており、車の鍵はリュックの奥底にしまいっぱなしです。
出し入れし、落とす可能性の高めな貴重品は、スマホと財布です。
しまうときに意識的に気を付けるのはこれらの二つだけという状況は、うっかり者な筆者にとっては、けっこう大きな安心材料です。
実際に手帳を持たない生活を始めるのは、今の手帳が終わってからになるので、2022年4月からになります(3月まで月間カレンダーがついています)。
今年はその移行期間ということで、少しずつ代替策を試していこうと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、手帳を無くした出来事から、手帳に代わる手段を考えていきました。
自分の注意力に自信がなくなってきているので、そこは仕組みで補っていこうと思います。
環境を整えることで心配事が減らせるならば、どんどん環境を整えていけばいいですよね。
大事なことに時間と労力を割けるように、余計な懸念事項は減らしていこうと思います。