グリーンのある生活。ゆるい管理でも育つおすすめ植物。
筆者は、20年ほどガーデニングをやっています。これまで様々な植物に挑戦し、枯らしたこともありました。
そんな中、順調に増殖している植物が二種類あります。私のゆるい管理の中の生き残りなので、この二種類の植物はとても丈夫です!
今回は、簡単に育てられて長年楽しめる、丈夫な二種類の植物についてご紹介します。室内のインテリアにしても楽しめますよ。
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さわやかな香りのアロマティカス
20年ほど育っています。最初はちいさな一株だったのが、たくさんになりました。
特徴 ~ミントのような香りが楽しい~
葉の形は丸く肉厚で、その表面には細かな毛が生えています。
とても香り高く、ミントに似たさわやかな香りがします。
そのままでも香るのですが、指で葉っぱを少しこすってから指を鼻に近づけると、その香りをより強く感じることができます。
育て方 ~簡単に大きくなります!~
葉が厚めで、水分が閉じ込められているため、基本的に水やりはそれほど多くはいりません。
夏場は土が乾いたら水をやります。多少忘れていても、葉の保水力のおかげで、簡単には枯れません。
冬場の水やりは月一回程度です。我が家では一年中ベランダに置きっぱなしなのですが、雪が積もった後は葉っぱが弱まってしまいました。雪の日はさすがに屋内が良いです。
繁殖力がとても高く、すぐに葉が多くなるので、適宜剪定をします。切り枝は、我が家では花瓶に差してインテリアとして楽しんでいます。
根っこもたくさん生えますので、根っこが詰まって全体的に元気がなくなってきたら、大き目な鉢に植え替えをするか、根っこを少し切ってあげるとよいです。植え替えは春の時期がよいです。
切り枝を土に植えればすぐ育ちます。そのうちベランダを埋め尽くすのではと思うくらい、簡単です。
食べることもできます
さわやかな香りを生かして、肉料理の風味付けや、ハーブティーとしても活用されています。我が家では、お水に入れて風味を楽しんだりしています。
そのまま食べると、シャキシャキとした歯触りで、軽くミントの葉っぱのような風味がします。キッチンに飾ってあるアロマティカスをちぎって、ガム替わりに食べてリフレッシュ、なんてこともできます。
葉がぽろぽろ落ちるのが少し難点
とてもかわいくて、香りのよいアロマティカスですが、葉が落ちやすいところは気になるところです。日の当たらない下側が枯れて落ちていることもありますし、ふと触れたときに緑の葉がポロっと落ちやすかったりします。
そのため、落ちた葉を片付つける頻度が、他の植物に比べ少し多く感じています。
あと、大きくなるスピードが速いところが、若干大変かもしれません。
ですが、上記の問題点以上に、見た目や香り、育てやすいという点で、とても魅力的な植物だと思います。
Amazonでも購入できます。
グミみたいな葉のハオルチアオブツーサ
10年ほど育ていています。大きくなったので一昨年株分けしました。
特徴 ~見た目のかわいさに癒されます~
アロエのように、葉に多くの水分を含んでいます。見た目はグミみたいです。
春にひょろ長い茎をのばし、花を咲かせます。(あまりきれいではないです。)
のんびり大きくなります。
育て方 ~のんびり管理でOK~
こちらの葉も保水力が高く、簡単には枯れません。
水やりは春、秋は土が乾いたらたっぷりあげ、夏、冬場は軽くあげます。
冬の気温が下がる中、ベランダに置きっぱなしにしていたところ、葉が赤くなってしまいました。冬場は屋内が望ましいです。友人は、冬場には自家製ビニールハウスに入れて育てていました。
大きくなって植木鉢がきつそうになってきたら、一回り大きな植木鉢に植えなおすか、株分けを検討してみてください。
プクッとした葉の魅力
葉の形がプクッとしていて、先が透明でキラキラした感じになるのが魅力的です。私のはまだまだなのですが、ネットで上手に育てている方の写真を見ていると、とてもかわいいです。
南アフリカ原産の植物で、乾燥した地域に自生しています。乾燥した場所でも生きられるように進化した結果、このような葉に水分をため込める形になっているんですね。
過酷な環境に対応して、たくましく生きのびる姿に、人間も学ぶところがありますね。
ハオルチアオブツーサもAmazonで出品されていました。
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今回は、我が家の植物から、特に育てやすい二種類の植物を紹介しました。
この二つの共通点は「葉が分厚い」ということです。葉に保水力があるので、頻繁な水やりをしなくてもしっかり育つため、ゆるい管理の筆者でも簡単に育てられた、ということでした。
それほど手間がかからず、たまに見た時に変化を感じられて、のんびりと楽しめます。無理なくグリーンを生活取り入れたい方、多肉植物はとてもおすすめです!