湯シャンをメインに1年4か月すごして。気楽さとにおい。
2019年秋からシャンプーの頻度を減らしてきて、今では湯シャンがメインで、たまに(月に1回程)のシャンプーの回数に落ち着いています。
湯シャンをメインにしようと思った理由や、シャンプーを減らし始めた頃の頭が過剰にべたついていた話などは、こちらに書いています。
昨年の記事から半年経つので、今回は、今の湯シャンの状況や、湯シャンにして良かったこと、気になることについて取り上げます。
頭の状態は、なるべく人工的になものに頼らず、生活習慣を整えて自分の皮脂に任せていきたいと思っています。
筆者のケースです。全ての方に当てはまるわけではないので、その点はご了承ください。
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今の湯シャンの状況や頭皮・髪の状態
湯シャンを始めて10か月目の時点では、基本的に湯シャン、月に2、3回シャンプーという頻度でした。
今では湯シャンがメインで、シャンプーは月1回ほどになっています。
湯シャンのやり方は、ブラッシングをした後に、お湯を流しながら髪や頭皮を洗うだけです。
髪を乾かすことはしっかりしています。生乾きで摩擦が起きると髪を傷めてしまうので。
シャンプーをするタイミングは、「皮脂が過剰に出ているかも」と思うときです。
湯シャンを始めたばかりのころに比べると、皮脂が気になる日は随分少なくなりました。
また、当初はブラッシングすると白いべたつくものがブラシについてきましたが、今は白い物がブラシにつくのが減ってきました。
白い物がついてきたときには、「今日はシャンプーもしようかな」と考える目安になっています。
髪の毛は7月に美容院でショートに切って以来、伸ばしっぱなしです。
末娘の出産してから髪のうねりがありましたが、思いっきり切ったおかげで、気にならなくなりました。
白髪はめだたない箇所に少しあります。
生活していて、べたつきやかゆみが特別気になるということはありません。
ただ、必要な皮脂は残しているので、少し重めな感じはあります。
湯シャンの仕上がり状態に慣れることが、最初のうちはけっこう大変かもしれません。
(シャンプーで皮脂をすっきり落としきることに慣れているからです)
お手入れの行き届いたきれいな髪と比べると見劣りするでしょうが、普通に過ごす分には全く問題のない髪だと思います。
湯シャンの良さ
シャワーを浴びる負担が減る
シャンプーをしていたころに比べると、シャワーを浴びる精神的な負担が減りました。
シャンプーをするには、最初にお湯で髪全体を濡らして、シャンプーを手にとって泡立ててから髪・頭皮を洗い、最後にすべて洗い流します。
すすぎ残しがあると肌に負担をかけてしまうので、しっかり洗い流すことがとても大切です。
「シャンプーしてしっかりすすぐ」というのを毎日行うことは、筆者には小さな負担になっていました。
湯シャンでしたら、その負担を感じなくて済みます。
シャンプーに比べると洗浄力の弱さはありますが、その分、洗い残しを全く気にしなくてよいのです。
気軽にシャワーを浴びられます。
シャンプーのことを考えなくて済む
シャンプーを使わない(頻度を下げる)ことは、シャンプーのことを考える手間もなくなります。
筆者は、シャンプーとコンディショナーをセットで購入し続けなければならないことに、どこか違和感がありました。
人間の皮脂は皮膚を守る役割をします。
シャンプーは頭の洗浄のために使いますが、汚れと同時に頭に必要な皮脂まで取り除いているのではないか。
強すぎる界面活性剤は、頭皮に負担をかけてはいないか。
過剰に取り除いた皮脂の分をカバーするために、その後のコンディショナーなどで、人工的に髪をきれいに見せているような気がするのです。
「頭の清潔や健康のため」というよりも、わざわざする「嗜好品」という印象がぬぐえないのです。
本当に髪や頭皮に優しいシャンプーというのもあると思います。
低刺激の界面活性剤(お酢)を用いたものなど、筆者自身、気になっているシャンプーもあります。
もしも理想のシャンプーを手に入れられたら、もっと髪の状態がよくなるかもしれません。
ですが、その理想のシャンプーがないと維持できない髪の状態を続けたいのか、というと、筆者はそれは望みません。
清潔でさえあれば十分なので、今の湯シャンの髪の仕上がり状態で満足しています。
湯シャンがメインになれば、シャンプーを選ぶ手間が減りますし、節約にもなりますね。
素敵な香りはしませんね
シャンプーをしないので、髪から素敵な香りはしません。
試しに一日経った頭のにおいを次男に嗅いでもらいました。
彼曰く、「何かのにおいする」とのことです。
その後、次男が長男の頭のにおいをかいだところ、「ママのにおいと同じ」と話していました。
筆者も長男の頭をかいで確認しました。なるほど。。
ちなみに、5歳の長女の頭は全くにおいませんでした。
筆者の頭は酸化した皮脂が残っていたということなのかもしれませんし、油っこい食事により過剰分泌が生じていたのかもしれません。
ただし、「におう」といっても、頭に鼻を近づけた時に少し感じるかどうかくらいで、普通にしているだけでは感じません。
湯シャンをして、再び次男にかいでもらいました。
すると、「においがしなくなった」とのことです。ホッ‥
湯シャンという、洗浄力の弱い洗い方をしている分、髪や地肌をより意識的に丁寧に洗う必要があると思いました。
湯シャンでは香りでごまかすことができません。
適当にお湯を流して済ましていたら、余分な皮脂が落としきれずに、におってしまうということにもなりかねません。
そこは清潔感にもつながる大事なポイントですね。
指の腹を使って、「お湯で洗う」ということを意識してやっていこうと思いました。
素敵な香りが恋しくなったときには、エッセンシャルオイルで楽しもうと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、湯シャンをメインにして1年4か月経った今の状況と、湯シャンの気楽なところや、気になったにおいのことについて取り上げました。
筆者は湯シャンというやり方にとても納得しているので、取り入れています。
まったくシャンプーをしないというわけではなくて、頭が気になったときや、試供品でおもしろそうなシャンプーを頂いたときに好奇心でやったりすることはあると思います。
自分に合ったやり方でやればよいと思うので、家族は家族のやり方でやればよいと思いますが、お母さんは湯シャンを取りいていることは伝えています。
最近は自宅時間も長くなっているでしょうから、こういうチャレンジをしやすいかもしれませんね。
もしかしたら、「ずっと習慣でやっているけれど、実はなんとなくやっているだけ」というものが他にもあるかもしれません。
少し立ち止まって自分にとっての過不足を調整していくと、暮らしが自分にもっとフィットしてきて、過ごしやすくなるような気がします。