ささやかに過ごすお正月。お飾り、料理、コミュニケーション。
あけましておめでとうございます!
今年の新年は、帰省もせず親せきにも会わず、生活を共にする家族だけで、静かに迎えています。
今回は、正月飾りを中心に、料理や他の人とのコミュニケーションなど、我が家のささやかなお正月の様子を取り上げます。
多くの人とごちそうを囲んで迎えるお正月も嬉しいですが、同居家族だけで質素に過ごすお正月も、これはこれでいいものだなと思っています。
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寄り集まった正月飾り
リビングの正月飾りは、小さな鏡餅二つ、牛のお年玉袋、牛型の焼酎を、テレビ横の棚の上に飾りました。
左の鏡餅は、娘が幼稚園で作ってきた物です。
お餅と橙は紙粘土、三方は牛乳パック、四方紅・御幣・裏白は色紙で作った物になります。
右の鏡餅は、ダイソーでお餅を購入し、他のパーツは幼稚園の物をまねて折り紙で作りしました。
ちょうどよい大きさの橙がなかったので、ティッシュを丸めてオレンジ色の折り紙でくるんで、テープで取り付けています。
手前の牛のお年玉袋は、夫のお姉さんから子どもたちに贈っていただいたもので、お姉さんのお手製の物です。
毎年その年の干支の形で作られていて、手作りとは思えないクオリティ!
とてもかわいい牛さんなので、眺めて愉しめるように、飾りました。
後ろの牛型の焼酎は奄美酒造株式会社のものです。
両親が鹿児島県徳之島の出身で、母からもらいました。
徳之島は「闘牛」で有名な島です。丑年なので、牛の陶器の干支ボトルが販売されているようです。
ちなみに、昔徳之島に遊びに行ったときに、近くの海辺で牛を散歩させている人に出会い大変驚いたことを覚えています。
まるで犬の散歩のように、牛が人々の暮らしに溶け込んでいました。
今年は、ダイソーで購入した鏡餅だけのお供えのつもりでしたが、いろんな物が集まりにぎやかに飾ることができました。
1月11日の鏡開きでお餅を食べるまでは、正月気分を愉しもうと思います。
ダイニングに飾った赤い実と松。玄関にも
今年は自宅時間が長いので、部屋をもう少し彩りたいと思い、まいばすけっとで赤い実と松の枝を購入しました。
生きた植物を部屋に置くと、自然とのつながりを感じられますね。
緑色の中の赤色がとてもいいです。
この赤い実、南天にとても似ていますが、「千両」という名の植物です。葉っぱがギザギザしているところが、南天とは異なります。
おめでたい名前から、こちらの植物も慶事の飾り物によく使われています。
例年は玄関にしめ縄飾りをしていましたが、今年はしませんでした。
筆者は「物理的によい状態の物をすぐに処分する」ということに抵抗を感じてしまうところがあるので、きれいに作られているしめ縄飾りを手放すことがなかなかできません。
本来ならば、飾り終えたしめ縄は神社でお焚き上げしてもらうのでしょうが、もったいなくて数年使っていたこともありました。
そこで今年は、ダイニングに飾った千両を一枝だけ切って、玄関横に飾りました。
このような形で年神様をお迎えする気持ちを表しましたが、年神様、いかがでしょうか。
好きなもので好きなように食べる
例年は、実家や親せき宅でおせち料理などのお正月料理を食べていました。
そして余ったごちそうは、ありがたいことに5人家族の我が家にくるということが、毎回のパターンでした。
今年は家族だけなので、お正月料理の中でも家族が好きな物だけをちょこっと準備しました。
お正月前のスーパーには、お正月仕様の立派なおせちの具材が並びます。
かまぼこなら普段100円程度で購入できるのに、お正月時期になると5~10倍になったりします。
我が家は100円のかまぼこで十分満足ですし、黒豆も普段から売られているもので十分満足なので、スーパーの中でそのような商品を探しました。
栗きんとんもほしかったのですが、ちょうどよい価格の商品に入っていた栗は4粒‥。
5人家族の我が家には栗が1粒足りないので、やめました。
今年のお雑煮は、家族の苦手な具を入れずに作りました。(もはやお雑煮と言えるかわかりませんが)
家族皆お餅好きですが、お雑煮の中のお餅は積極的には好みません。
「大好きなお餅は好みの味で食べたい!」と、磯辺・きなこ・あんこの準備をしました。
写真ではお餅1個ですが、お餅は出来立てがおいしいので、お替りの都度作っています。筆者は2個食べました。
我が家のお正月関連消費で、一番大きかったものはお餅かもしれません。
お餅は正月しか食べないので、その分特別感が増すようで、子どもたちもごちそう感覚食べています。
なるべく大量に作って料理の手間を減らせたらいいなと考えていましたが、汁物を大鍋に作っても2食でなくなってしまうので、結局ほぼ台所にいます。
質素な食事で正月を迎えていると、これまで親せき宅や実家で過ごさせてもらったことは、当たり前ではないのだと感じますね。
あらためて感謝です。
電話やお手紙、ビデオ通話などで人とのつながり
毎年遊びに行っていた親せき宅には、今年はご挨拶にいけない分、お手紙を書きました。
子どもたちの写真と、次男が書いた詩も同封しました。
にぎやかなことが好きで人が寄ってくる親せきなので、子どもの詩も笑って読んでくれるかなと想像しています。
父母とは電話で話しました。まだまだ元気でいてほしいです。
甥っ子たちとはビデオ通話を楽しみました。子どもたちにとっては、同世代で仲良しのいとこです。
いとこ同士久しぶりに顔を見ながら、近況報告やクイズを出したりして、楽しんでいました。
友人たちとは、年賀状やLINEなどでご挨拶しました。年賀状はやめる方も増えてきていますね。
今年はいろんなツールを利用してコミュニケーションを取りました。
普段言えない感謝の気持ちを、ゆっくりと考えて伝えられる、よい機会になっているように思います。
◇◇◇◇◇
今回は、我が家のささやかなお正月の様子について取り上げました。
いつものメンバーだけで過ごすお正月は、初めてのことでした。
刺激が少なく、正月太りの心配もないお正月も、身も心も落ち着いていいものだなと感じています。
皆で集まるにぎやかなお正月も大好きです。直接会うのはまたの楽しみにして、この一年も一歩一歩進んでいこうと思います。
感染者数はまだ増えていますね。
自分のできる感染対策を引き続き行いつつ、平凡な暮らしをおもしろがりながら過ごしてまいります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!