【リメイク】着る機会の少ない麻のワンピースをロングスカートに
服自体はかわいいのに、着るとなんだか着心地が悪い服ってありませんか。
そういう服は、着ないのに捨てられずタンスの奥に眠っている‥という状況になってしまうことが多いです。
ここは思い切ってリメイクするというのも一つの手です。物が生き返ります。
今回は、筆者が衝動買いしたワンピースをロングスカートにリメイクしたお話です。使い勝手がよくなりました。
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ワンピースに感じた違和感
衝動買いしてしまったワンピースをについて考えたことは、以前記事にも書きました。リラックスした雰囲気が気に入ったのですが、実際に着てみると部屋着という感じがしすぎて、外出には向かないと思いました。
今年の夏はコロナ禍で外出が少なかったため、部屋着としてこのワンピースを活用することができました。
八月も終わりに近づき、このワンピースを来年まで使わずにしまっておくことが、なんだかもったいなく思えてきました。素材の雰囲気や色は好きなのです。
ワンピースとして着たときに、リラックスしすぎるダボっとしたところに少し違和感があったのです。検診衣のような気がしてしまいました。
それなら、もっとこの服の素材を生かしたいということで、ロングスカートにすることにしました。
ロングスカートにする利点はいくつかあります。
- ウエストを縫ってゴムを通すだけなので、簡単に作れる。
- いろいろと着回せる。上に着る服で少ししっかりした雰囲気にもできます。
- 足を隠せる。
ロングスカートに作り替えるモチベーションを高めたところで、さっそくリメイク作業に移っていきたいと思います。
ワンピースからロングフレアスカートへのリメイク
単純すぎるのですが、ご参考まで、ワンピースからフレアスカートへのリメイク方法を載せます。
1.ワンピースにポケットの部分があったので、その少し上の部分がウエストになるようにワンピースを切ります。
2.ウエストにゴムを通せるように、ウエスト部分は内側に三つ折りにしてアイロンをかけます。
このとき、スカート生地の縫い合わせの縫い代部分は、すべて同じ方向に倒すとよいです。後でゴムを通すときに、通しやすくなります。(反対向きに倒してしまうと、そこでゴム通しがひっかかったりしてしまいます)
3.ゴムを通せる部分を少し空けておき、それ以外を縫います。目立たない部分で
4.ゴムを通します。ゴムを通した後は、開けていた箇所を縫って閉じてもよいのですが、ゴムの調整がしやすいように、筆者は縫いません。
5.麻素材のロングフレアスカートが完成しました。長さも適当に作ったのですが、ロングだしそこまで気にならないです。
残った部分はターバンとシュシュに
ワンピースの上の部分が残ったので、この部分でターバンとシュシュを作りました。
ターバンを作ろうと思ったのは、元々筆者は洗顔のときにターバンを使っているのですが、洗い替え分がなかったのでもう一つほしかったのです。
ターバンは初めて作ったので「簡単」とは言えませんが(特にひだをつくったままゴムを縫う工程が‥)、素人でも作れました。
こちらのサイトを参考にしました。
シュシュは、娘用に作りました。
娘はロングヘアなのですが、髪の毛がとても細くて、寝ている間に髪が絡まってしまいます。その対策として、髪の毛を二つに結んで寝ることで、髪が絡みにくくなるので実践していました。
シュシュならばゴムの跡がつきにくいので、二つお揃いの物がほしかったのです。
さらに残った麻の端切れは乾拭きに
もう一つシュシュを作れるくらいの端切れが余ったのですが、もう一つのリメイクをする余力がなかったので、その生地は掃除で使いました。
麻は吸水性が悪そうで、水拭きには向かないと思ったので、乾拭きで使いました。
洗濯機の周囲や側面がホコリまみれになっていたので、端切れでホコリをとって処分しました。
麻素材の特徴
麻素材に向き合っていて、麻の特徴がわかってきました。
まずは、通気性がよいことです。「吸水性が悪い=通気性がよい」ということになりますね。
暑い時期でも生地がまとわりつかず、サラサラ着ることができます。
光沢があるということもあげられます。
娘にシュシュをつけたところ、少し光沢感があり品のある雰囲気になりました。シルクほどではないものの、麻にもさりげない光沢があります。
少し残念なところとしては、しわがつきやすいということです。
普段はワンピースをハンガーにかけて保管していましたが、たまたま折りたたんで置いていたところ、アイロンをかけないといけないくらいのしわができていました。
昔、麻のパンツを持っていたことがありますが、このときに、膝後ろのしわが気になっていたことを思い出しました。
ロングスカートを履いたときに、しわは少し気にしておこうと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、着なくなったワンピースを、ロングスカートとターバンとシュシュにリメイクしたお話でした。
ワンピースのままだったら、夏の部屋着としての出番しかありませんでしたが、ロングスカートにしたことでもっと普段から履けるようになりました。
クローゼットのスペースは限られているので、しっかり活躍できる服を収められるように、一歩ずつ進めています。服としてまた生き返ったら、タンスの肥やしが宝物になりますね。