手放す服から、ラインナップに加えていきたい服を考える
ユニクロの上着を手放すことに決めた話を以前書きました。
この上着をユニクロの回収ボックスに持っていくついでに、他にも不要なユニクロの服はないか見渡したところ、しっくりこなかった服が二着ありました。
今回は、この二着の服について、なぜしっくりこなかったのかを掘り下げていきます。
そして、同じような買い物の失敗を繰り返さないためにも、自分が着たい服を明確にしていきたいと思います。
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赤のワッフルクルーネックTシャツ
2、3年前に購入した赤のワッフルクルーネックTシャツです。
その当時持っていたトップスは、重ね着をしなければならないデザインであったり、透け感が気になったりと、少々めんどうな服ばかりでした。
そこで、一枚だけで安心して着られる服がほしいと思い、ユニクロで探していました。
「安心して楽に着られる服」という観点で服を眺めていたところ、ワッフル素材でしっかりした作りの服がありました。
これなら一枚で着られるし、筆者の目的をドストライクで満たしているのではないか。
せっかく自分が納得のいくものを見つけたのだから、色違いで購入しておこうと、ライトグレーと赤の二色を購入しました。
(興奮状態にあったため、試着もせずに購入しました。いつものパターンです‥)
実際に着たところ、これ一枚で着られるという安心感は確かにありました。
ただ、袖の部分のすぼまりが、筋肉質な筆者の二の腕にはなんだか合いません。なんだか筋肉が強調されるような感じです。
それなら上に何か羽織ればよいのでは、とも考えたのですが、ライトグレーに合う羽織り物はあるのですが、赤に合う羽織り物はありません。
赤のワッフルTシャツ、一枚で着ると二の腕が気になってくるし、色が合わない羽織り物を上から羽織ると、変な色の組み合わせに、すぐに自宅に帰りたくなってしまいます。
他の人は何とも思っていないと思いますが、筆者自身がどこか着心地の悪さを感じてしまうのです。
そのような状態でしたので、赤のワッフルTシャツの出番は少なくなっていきました。
青のクロップドパンツ
この青のクロップドパンツ(くるぶしが見えるくらいの丈のズボン)は、元々紐でウエストを絞る仕様だったものを、ゴムを入れなおしました。
5年前くらいに、気軽に履けるズボンがほしいと思い、ユニクロで購入したものでした。
なぜこのはっきりとした色のブルーを購入したのかは、思い出せません。デニムの色も青だし、青ってベーシックカラーでしょ、と思っていたのでしょうか。
この青の色になかなかてこずりました。
この色がはっきりした色なので、手持ちで多かったアースカラーの服とは合わないのです。
先述の赤のワッフルTシャツとも全く合いませんね。
結局黒のTシャツか、ライトグレーのワッフルTシャツあたりと合わせていました。
「気軽に履けるズボンが欲しい」と思って購入しました。
紐で結ぶ仕様は脱ぎ履きが面倒だったので、そこはゴムを通して気軽に履けるようにしました。物理的には履きやすくなりました。
ただ、はっきりした青の色という、服の組み合わせという観点からいくと、このズボンは気軽に履けるものではありませんでした。
そうして出番が少なくなりました。
色は服ではなく小物で楽しんでみたらどうだろう
しっくりこなかった二着について振り返ったところ、共通する問題点は「色」です。
赤や青というはっきりした色が、服の組み合わせを難しくする原因でした。
赤や青の服を着るために、また別の合う服を買わなければなりません。
色に対してのこだわりや執着を外せればよい話なのですが、筆者は見た目のこだわりを手放すことがまだできないのです。
色味を楽しみたい気持ちはあるけれど、服の無駄買いもやめたい。
ここから思ったことは、「服に色味を求めることをやめてみる」ということです。
色味は、アクセサリーやショールなどで加えられるので、それで十分おもしろいのではないかと。
服はシンプルな色で、小物で色味を加える。
服はシンプルな色味しか買わないと決めれば、買った服が無駄になる状況も少なくなるのではないか、と思いました。
デザインが自分に合うか、ラクに着られるか
赤の服の袖の感じが気に入りませんでした。
これは試着をしていれば認識できた問題です。
また、青のズボンが紐の仕様なことは最初からわかっていたことです。
ゴムにつけなおす手間が発生してしまいました。
お店で服を見た時に、その服単体で見て「いいね!」と思い、購入してしまうことがあります。
服を買うという行動をするのは、服を手に入れることが目的ではなく、その服を着てその後の時間を過ごすことが目的です。
この服が自宅にあったら、自分の暮らしはどうなるのか。
自分に合っているのかを客観的に確かめたり(可能なら試着をする)、その服がある生活を想像して、もし合わなければ「買わない」という選択肢もありえると思います。
服の買い物で心がけたいこと
筆者自身の買い物の失敗から、どのような服をラインナップに加えたいのかが見えてきました。
ここから、次の服選びの際に心がけたいことをまとめると、
- シンプルな色
- サイズやデザインが自分に合うかを確かめる
- ラクに着られるもの
という観点です。
この観点で服を揃えていったときに、朝の服選びにストレスがなくなってくるのか?快適に過ごせているのか?
実験がてら、試してみたいと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、服を二着の服を手放すことにした理由を自分の中で掘り下げ、今後はどのような服を揃えていきたいのかを考えました。
「買い物の失敗」と書きましたが、筆者は失敗も悪くないと思っています。
そういう経験で、より自分を知り、よりよい次につながると思うからです。
自分の服のラインナップを急いで揃えたいわけではないので、ゆっくりのんびりやっていけたらと思います。