リサイクルに出した服から、自分が着やすい服の傾向を知る。
先日、断捨離中の叔母さんから古着をたくさん譲っていただきました。
シンプル化の観点からいうと、「古着をたくさん譲ってもらう」という行為はNGかもしれませんが、筆者は今回いただいた古着がとても着やすくおしゃれなものばかりで、生活の活力までもらったような気がしました。
ただ、たくさん服を取り入れる、ということは、すでにある服を手放すことを考えなければなりません。収納のキャパシティは有限なので。
今回は、手放した服の振り返りです。
自分が手放した服から、自分が実際にすんなり着られる服の傾向がわかってきました。
- 元からあった服を見直し、リサイクルへ
- GAPツイードのコート。複色のコートはなかなか着ない。
- UNIQLOの薄手カーティガン。実用的でないものはちょっと‥
- UNIQLOの青のクロップドパンツ。はっきりとした色味は難しい。
- 着やすい服の傾向のまとめ
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元からあった服を見直し、リサイクルへ
ここのところ日ごろから手持ちの服のシンプル化をしていたので、収納ケースに隙間もあったのですが、今回もらった服があまりに多くて収納スペースが足りなくなりました。
そこで、ずっと持ってはいたもののなんとなく着ていなかったり、着てもなんだかモヤモヤする服を、この機会に地域の古着回収に出すことにしました。
筆者の住む地域では、区内を巡回して古着回収を行ったり、清掃センターで常時古着回収が行われています。
巡回の古着回収の日程はしばらく先になるので、清掃センターに持って行くことにしました。
回収された古着は国内外で再利用され、再利用できないものは、工業用雑巾(ウエス)の加工や、綿やフェルトの材料になるようです。
今回筆者がリサイクルに出した服のうち、印象に残っているものをご紹介します。
GAPツイードのコート。複色のコートはなかなか着ない。
学生時代くらいに買ったGAPの白黒のツイードコートを手放しました。
白と黒でけっこう目立つような気がして、着る機会の少なかった代物でした。
一回だけこのコートで写真を撮っていました。暗くて見にくい画像ですが、このような感じです。
なぜ買ったかというと、当時、ツイードの服に対してちょっとした憧れがあったことがあります。
なんとなくなのですが、ツイードって品よく見えるような気がしませんか?
ファッション誌で、パリジェンヌがデニムパンツにツイードジャケットを合わせていたのを見た時に「すごく素敵!」と思い、一度やってみたかったのです。
そんな折、GAPでたまたまツイードのコートを見つけ、けっこうインパクトのある柄のコートでしたがチャレンジ精神で購入しました。
その後、15年以上で着用したのは何回だったでしょうか‥。
結局、筆者は複数の色が使われているコートより、一色のみでシンプルなコートの方が好きだったのです。
GAPのツイードがけっこう白黒のコントラストが強くて、筆者にとっては派手な印象がぬぐえませんでした。
着ていると、どうしてもソワソワして落ち着かないのです。
同系色のツイード素材だったら、もっと着やすかったかな。
ツイードを一度取り入れてみたかったので、試せたことはとても良かったです。
ただ、日常的に着るコートとしては、もうツイードは買わないなと思いました。
UNIQLOの薄手カーティガン。実用的でないものはちょっと‥
以前、「タンスに眠っている服を着てみるチャレンジ!」を行いました。
そのときから、久々に着るようになったカーティガンを、今回手放すことにしました。
このときは、赤のカーティガンが手持ちのグレーのTシャツにもけっこう合ったので、カーティガンを生かす方法が見つかり、昨年の夏はちょこちょこ着る機会がありました。
しかし、今回たくさん服をもらってタンスが満たされてくると、「わざわざ組み合わせを意識しないと着られない服」というのが、なんだか負担に思えてきました。
リゾート感のあるリラックスした雰囲気が素敵、と思って購入したものだったのですけどね。
実用面としては、この赤のカーティガンは着なくてもいいようなものです。
とても薄い生地で五分袖なので、防寒としても、日よけとしても、なんだか中途半端です。
これからもおしゃれを楽しみたいですが、「実用的な服」であることがで大前提で、その上でおしゃれを楽しもうと思いました。
いくらおしゃれであっても、実用的でないものは、結局着なくなってしまう、ということです。
UNIQLOの青のクロップドパンツ。はっきりとした色味は難しい。
こちらのUNIQLOの青のクロップドパンツは、以前、気軽に履けるズボンが欲しいと思って購入したものです。
しかし、このはっきりとした青が、手持ちのトップスと合わせにくく、着るのにどこか負担を感じていました。
筆者にとって、このズボンの問題点は色だけです。
色のこだわりさえ目をつぶれば、ゴムでさっと履けるものなので、手放そうと思いつつも残していたのでした。
先日、タンスの肥やしにしているのももったいないと、試しにこのズボンを寝巻にしてみました。
寝巻にしてはこのズボンの固さは、ちょっとイマイチです。
今回叔母さんから、ボトムスもたくさんいただいたので、これはいよいよこの青のズボンを手放すときがきたなと思いました。
他の快適に履けるボトムスがあれば、この青のズボンの出番はますますなくなってきますし。
ここで筆者の服としてわかったことは、はっきりとした色はちょっと難しい、ということです。
収納力の大きいクローゼットで、ベーシックな服が十分ある中で、アクセントとしてブルーのズボンがあるのは良いかもしれません。
ですが、5人家族のマンションの収納で、筆者自身の服をしまえるスペースは限られています。
現実的には、アクセントカラーのズボンをしまっておくスペースがあるならば、着まわしやすくて実用的なズボンが一本あったほうがいいです。
色味はショールとか、アクセサリーとか、トップスで加えればいいかなと思いました。
着やすい服の傾向のまとめ
以上、三点の手放した服から気が付いた、今後筆者が服を選ぶ上で気を付けておきたい点は次のとおりです。
- 上着は単色・無地のものを選ぶ。
- 実用的な服の中で、おしゃれを楽しむこと。
- はっきりしたカラーのズボンを買うのは、収納のキャパシティが増えてから!
買い物の失敗を繰り返さないように、しばらく服を購入するときには、これらのことを心に留めておこうと思います。
いずれ子どもが巣立って、自分で使える収納スペースが増えたときには、カラフルな服なども楽しめるかもしれません。
カラフルなおばあちゃんっていうのも、いいですね!元気が出そうです。
◇◇◇◇◇
今回は、叔母から服をいただいたことをきっかけに、自分の手持ちの服を手放したお話です。
手放した服から、自分がどうしても着なくなってしまう服の傾向がわかってきました。
理想は、特に何も考えないでパッと手にした洋服で、それなりにスタイルが決まるクローゼットです。
そこに至るには、まだまだ時間がかかりそうです。