手放す服から、ラインナップに加えていきたい服を考える
ユニクロの上着を手放すことに決めた話を以前書きました。
この上着をユニクロの回収ボックスに持っていくついでに、他にも不要なユニクロの服はないか見渡したところ、しっくりこなかった服が二着ありました。
今回は、この二着の服について、なぜしっくりこなかったのかを掘り下げていきます。
そして、同じような買い物の失敗を繰り返さないためにも、自分が着たい服を明確にしていきたいと思います。
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赤のワッフルクルーネックTシャツ
2、3年前に購入した赤のワッフルクルーネックTシャツです。
その当時持っていたトップスは、重ね着をしなければならないデザインであったり、透け感が気になったりと、少々めんどうな服ばかりでした。
そこで、一枚だけで安心して着られる服がほしいと思い、ユニクロで探していました。
「安心して楽に着られる服」という観点で服を眺めていたところ、ワッフル素材でしっかりした作りの服がありました。
これなら一枚で着られるし、筆者の目的をドストライクで満たしているのではないか。
せっかく自分が納得のいくものを見つけたのだから、色違いで購入しておこうと、ライトグレーと赤の二色を購入しました。
(興奮状態にあったため、試着もせずに購入しました。いつものパターンです‥)
実際に着たところ、これ一枚で着られるという安心感は確かにありました。
ただ、袖の部分のすぼまりが、筋肉質な筆者の二の腕にはなんだか合いません。なんだか筋肉が強調されるような感じです。
それなら上に何か羽織ればよいのでは、とも考えたのですが、ライトグレーに合う羽織り物はあるのですが、赤に合う羽織り物はありません。
赤のワッフルTシャツ、一枚で着ると二の腕が気になってくるし、色が合わない羽織り物を上から羽織ると、変な色の組み合わせに、すぐに自宅に帰りたくなってしまいます。
他の人は何とも思っていないと思いますが、筆者自身がどこか着心地の悪さを感じてしまうのです。
そのような状態でしたので、赤のワッフルTシャツの出番は少なくなっていきました。
青のクロップドパンツ
この青のクロップドパンツ(くるぶしが見えるくらいの丈のズボン)は、元々紐でウエストを絞る仕様だったものを、ゴムを入れなおしました。
5年前くらいに、気軽に履けるズボンがほしいと思い、ユニクロで購入したものでした。
なぜこのはっきりとした色のブルーを購入したのかは、思い出せません。デニムの色も青だし、青ってベーシックカラーでしょ、と思っていたのでしょうか。
この青の色になかなかてこずりました。
この色がはっきりした色なので、手持ちで多かったアースカラーの服とは合わないのです。
先述の赤のワッフルTシャツとも全く合いませんね。
結局黒のTシャツか、ライトグレーのワッフルTシャツあたりと合わせていました。
「気軽に履けるズボンが欲しい」と思って購入しました。
紐で結ぶ仕様は脱ぎ履きが面倒だったので、そこはゴムを通して気軽に履けるようにしました。物理的には履きやすくなりました。
ただ、はっきりした青の色という、服の組み合わせという観点からいくと、このズボンは気軽に履けるものではありませんでした。
そうして出番が少なくなりました。
色は服ではなく小物で楽しんでみたらどうだろう
しっくりこなかった二着について振り返ったところ、共通する問題点は「色」です。
赤や青というはっきりした色が、服の組み合わせを難しくする原因でした。
赤や青の服を着るために、また別の合う服を買わなければなりません。
色に対してのこだわりや執着を外せればよい話なのですが、筆者は見た目のこだわりを手放すことがまだできないのです。
色味を楽しみたい気持ちはあるけれど、服の無駄買いもやめたい。
ここから思ったことは、「服に色味を求めることをやめてみる」ということです。
色味は、アクセサリーやショールなどで加えられるので、それで十分おもしろいのではないかと。
服はシンプルな色で、小物で色味を加える。
服はシンプルな色味しか買わないと決めれば、買った服が無駄になる状況も少なくなるのではないか、と思いました。
デザインが自分に合うか、ラクに着られるか
赤の服の袖の感じが気に入りませんでした。
これは試着をしていれば認識できた問題です。
また、青のズボンが紐の仕様なことは最初からわかっていたことです。
ゴムにつけなおす手間が発生してしまいました。
お店で服を見た時に、その服単体で見て「いいね!」と思い、購入してしまうことがあります。
服を買うという行動をするのは、服を手に入れることが目的ではなく、その服を着てその後の時間を過ごすことが目的です。
この服が自宅にあったら、自分の暮らしはどうなるのか。
自分に合っているのかを客観的に確かめたり(可能なら試着をする)、その服がある生活を想像して、もし合わなければ「買わない」という選択肢もありえると思います。
服の買い物で心がけたいこと
筆者自身の買い物の失敗から、どのような服をラインナップに加えたいのかが見えてきました。
ここから、次の服選びの際に心がけたいことをまとめると、
- シンプルな色
- サイズやデザインが自分に合うかを確かめる
- ラクに着られるもの
という観点です。
この観点で服を揃えていったときに、朝の服選びにストレスがなくなってくるのか?快適に過ごせているのか?
実験がてら、試してみたいと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、服を二着の服を手放すことにした理由を自分の中で掘り下げ、今後はどのような服を揃えていきたいのかを考えました。
「買い物の失敗」と書きましたが、筆者は失敗も悪くないと思っています。
そういう経験で、より自分を知り、よりよい次につながると思うからです。
自分の服のラインナップを急いで揃えたいわけではないので、ゆっくりのんびりやっていけたらと思います。
子どもたちと近所のごみ拾い#3~子どもたちにどこまで任せるか~【江東輝地団】
次男の発案で、土曜の午後に1時間、『江東輝地団(こうとうきちだん)』という名で近所のごみ拾いをしています。
今回は、その三回目の活動の記録です。
新たなお友達が増え、人数が増えたことで、この活動が子どもたち同士で考えて行動する練習の場にもなっている、と思いました。
どこまで子どもたちに任せるか、どこを大人が口出しするのか。
ごみ拾いを通じて、子どもたちの成長も見守っていきたいと思いました。
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新しいお友達も一緒に、にぎやかなごみ拾い
2020年11月14日(土)14~15時で、前回・前々回と同じ川沿いの公園と、少し範囲を広げてごみ拾いを行いました。
メンバーは、先週も来てくれた2名とワンちゃん、新しく来てくれた次男のお友達親子、我が家の家族5名の、総勢9名+1匹です。
集合場所に集まったメンバーに対し、次男がごみの回収方法の説明を行いました。
燃やすごみになるものは各自の袋に入れ、分別が必要になるものは母(筆者)に渡すことを伝えました。
前回・前々回と同じ場所は、これまでのごみ拾いの成果なのか、ごみはけっこう少なかったです。
ただ、ベンチ周りには吸い殻や食べ物の袋などが目立っていました。どの公園でも、ベンチ周りにはけっこうごみが落ちています。
先週見つけたけれど拾わなかった、楽器を入れるような大きなケースは、今週は川の中にありました。
景観を考えると拾ってごみに出したいところですが、粗大ごみまで拾うとこちらの負担が大きくなりすぎるので、拾いませんでした。
先週拾った缶の中に虫が入っていたことから、缶を拾うのにかなり躊躇しましたが、最大限中身を出して虫がいないことを確認してから回収しました。
今回は幸い缶の中の虫に遭遇することはありませんでしたが、子どもたちがビニール袋にムカデのような虫がいるのを発見していました。
子どもたちは「あ、ムカデだ」というくらいで、なんてことないという様でぱっと払ってビニール袋を拾っていました。
虫への耐性は、子どもたちのほうがよっぽどありますね。
今回からの新しい子もいましたが、一緒に活動をして、ますます仲良くなった気がします。同じ目的を持って一緒に時間を過ごすと、距離がぐっと縮みますね。
そのような感じでにぎやかに、あっという間に一時間が終わりました。
燃やすごみは45Lのごみ袋1袋とレジ袋2袋、要分別のごみはレジ袋2袋でした。
リーダーシップの必要性を感じる
今回は9名でしたので、前回よりもリーダーシップをとってやる必要性を感じました。
遊びの延長線上でやっているのですが、複数の人が一緒に活動をしているので、各自が自由に動くより、ある程度場を仕切る人がいたほうが動きやすいと思います。
この会は次男の発案なので、基本的に小3の次男君がリーダーです。
集合時間・場所をきちんと伝えることはOKでした。
集まったときに、新しい子にもごみ拾いの方法の説明もしっかりできていました。
ごみ拾い最中も、分別が必要なごみは筆者のところに持ってくるように促していたので、よくできていました。
欲を言うと、新しい子が来ていたので、最初の集合時点で終わりの時間をしっかりと伝えておいてほしかったなと思いました。
ごみ拾い何時までやるんだろう、と気になってしまいますよね。
終わりの時間(3時)の確認も筆者が行っていたので、そこも次男がやってくれると、安心してリーダーを任せられますね。
もしも筆者がいなければ、案外自分たちで時間の確認もするかもしれませんが。
まだ始めたばかりなので、楽しくごみ拾いをするだけで十分OKなのですが、仲間が増えたことで、ゆるやかですがリーダーシップが必要になってきました。
これは次男にとって、場を仕切る練習としても、よい機会だと思いました。
想定外の出来事に対する対応
今回のごみ拾いで想定外の出来事が、2つありました。
一つ目の出来事は、一人の子が軍手を忘れてお姉ちゃんに持ってきてもらったことです。
最初の待ち合わせ場所で、お姉ちゃんが持ってくるのを待っていなければいけませんでした。
全員でそこで一緒に待っていてもよかったのですが、全員で待っている時間ももったいない気がします。
そこで筆者の判断で、長男と一緒に待ってもらうことにして、次男を含めた残りのメンバーで先に始めることにしました。
二つ目の出来事は、次男が転んで擦り傷を負い、けがの手当てのために次男と筆者が一旦離脱したことです。
筆者は要分別のごみを回収する役目があったので、離脱するにはその役割を他の人に任せないといけません。
筆者の判断で長男に要分別ごみの管理を任せ、メンバーにはその旨を伝え、次男と筆者で一時離脱しました。
基本的に、子どもたちの考えや次男のリーダーシップに任せるつもりでいましたが、想定外の出来事が起きると、子どもたちの意見を聞くことを筆者自身すっかり忘れてしまいました。
次男のケガに関しては、急を要することだったので大人の判断でよかったと思いますが、軍手を持ってくるのを皆待つのか、先にごみ拾いを始めるのかは、子ども同士で相談して判断してもらってもよかったかなと思いました。
大人が仕切ったほうが早いのでつい口出してしまいましたが、これは大人の会ではなく、子どもたちがメインの会です。
子どもたちが何かあったときにどういう判断をしてどういう行動をとるのか、そこを待つ心の余裕を、筆者自身も持ちたいと思いました。
ケガや危ないこと、負担になってしまうようなごみの判断というところは、口を出すと思います。
ですが、基本的には子どもたちが考えて判断することを尊重し、筆者自身はそっとサポートすることを心がけていこうと思いました。
◇◇◇◇◇
今回は、近所のごみ拾いの三回目の記録でした。
この活動で、子どもたちが人と一緒に何かをすることの楽しさを感じ、自分たちで考えて行動する、経験の一つになればよいなと思っています。
活動にご共感いただき大きなごみ袋を持って参加してくれたお友達親子、「楽しかった!また来週!」と言ってくれたお友達。
筆者自身も、人の温かさを感じています。
お直しした上着を手放すことに。ユニクロのサステナブルな取り組み。
先日袖をお直ししたユニクロの上着ですが、着ていてどうしても違和感があったので、手放すことにしました。
ユニクロの回収ボックスに入れてきます。
今回は、この上着を手放すに至った思いを振り返ります。
また、ユニクロのサステナブルな取り組みについて、取り上げたいと思います。
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袖を短く縫い直したメンズの上着
実家から持ってきた上着を、袖を縫い直して着ていました。ユニクロのメンズのMサイズです。
裏地がついており、袖がすぼまる作りだったので、袖を短く縫うだけで一苦労‥。
そして、苦労した割には仕上がりがイマイチという、なんとも不毛なお直しでした。
詳しくはこちらに書いています。
袖のお直し。できることとできないことを知る。 - 歩歩是道場
遠目から見たら袖のイマイチさは目立たないし、この上着自体は着やすいデザインなので、子どもとの公園遊びにいいなと思って着ていました。
ところが、袖のサイズはピッタリになったのですが、全体的なサイズまで直したわけではないので、筆者にとって少し大きいところがどうしても気になりました。
手持ちのボトムスはゆとりのあるものが多いので、上もオーバーサイズになると、全体的なバランスが悪い気がするのです。
袖の長さを直しただけでは、全体的なサイズの違和感を拭うことができませんでした。
着心地の悪さを感じたまま過ごすのは、筆者にとって、暮らしの質を下げる一つの要因になってしまいます。
自分がなんとかできること(=袖のお直し)をした結果、やはりイマイチに感じたので、これは手放そうと思いました。
ユニクロの製品なので、ユニクロ店舗にある回収ボックスに出すことにしました。
この上着、ダウンやコートを着るまではないけど少し肌寒い‥という日にちょうどよかったです。
上着はなくなりますが、この時期に良さそうな厚めのカーティガンを持っているので、カーティガンとショールなどでこの秋をしのいでいこうと思います。
もしも「コレ!」と思うカジュアルな上着が見つかったら、購入してもOKと思っています。
そのときは必ず試着して、サイズ感を確かめることを忘れずに、ですね。
ユニクロのサステナブルな取り組み「RE.UNIQLO」
ユニクロの店舗に、不要になったユニクロ製品を入れられる回収ボックスがあるのをご存じでしょうか。
ユニクロでは、ユニクロ・ジーユーの全商品をリサイクル、リユースする「RE.UNIQLO」という取り組みを行っています。
各店舗の回収ボックスで集められた衣服のうち、着られる服は衣料支援に、着られない服はCO2削減に役立つ代替燃料への再生や、防音材に加工されるなどして使われます。
筆者の服はユニクロの物ですが、少し袖を縫い直したので、どういう判断をされるのでしょうか。
うまく縫えていないので、着られない服として使われるかもしれませんね。
洗濯をしてから、回収ボックスに入れます。
ユニクロダウンリサイクル
ユニクロのリサイクルの取り組みの中で、特にダウン商品のリサイクルに関しては、「服が、服に生まれ変わる時代」への挑戦として、新たな取り組みが行われています。
回収ボックスで集められたユニクロのダウンから、ダウン・フェザーを分離・再生させ、新たなダウン商品が作られているのです。
100%リサイクルダウン&フェザーを利用して作られた「リサイクルダウンジャケット」が、この秋冬の新商品として販売されています。
2021年1月31日までに、不要になったユニクロのダウン商品をリサイクルに出すと、500円割引のデジタルクーポンをもらえるようです。
もしご不要になったダウン商品がご自宅にありましたら、この時期にユニクロに持って行くとクーポンがもらえるので、ただ単に処分するよりおトクです。
詳細はこちらをご覧ください。
ペットボトルから服を作る取り組みは、ユニクロですでに行われていますが、服から服へのリサイクルというのはこのダウンが第一弾のようです。
これから、服から服へのリサイクルがますます進んでいくのでしょうか。
ユニクロのサステナブルな衣料品への取り組み、これからも注視していきたいと思います。
ちなみに、2020年11月10日の「ガイアの夜明け」でも、このリサイクルダウンのユニクロの取り組みが紹介されていたようです。
リサイクル技術とユニクロ価格を両立させるのが、かなり大変だったようですね。
ELLEのサイトには、工場のリサイクルシステムの様子が詳しくレポートされています。
◇◇◇◇◇
今回は、最近お直ししたばかりのユニクロの上着を手放すことに決めたお話と、ユニクロのサステナブルな取り組みについて取り上げました。
労力をかけてお直しをしたのにすぐに手放すなんてもったいない、と思うかもしれませんが、どこかで違和感を覚えてしまうならば、着続けている時間のほうがもったいなく思います。
お直しをする際に「袖を直せばすっきり着られるかもしれない」という仮説を立てて、実践してみました。
その結果、「やはりすっきり着られない」とわかったので、筆者自身とても納得して手放すことができます。
たまたまユニクロの製品でしたので、回収の仕組みがきっちりあるところも、すっきりと手放すことができる理由の一つです。
商品を提供しておしまい、ではなく、その後の始末まで考えて商品を提供するという形が、今後のスタンダードになっていくかもしれませんね。
【MSC・ASC】購入した認証つき水産商品の振り返り#1~意外と高くないかも!~
今月は、水産物はMSC・ASC認証のマークのついた商品をメインに買っていくことにしています。
MSC・ASC認証についての説明は、こちらに書いています。
これまで、トップバリュのMSC・ASC認証の商品をいくつか購入したので、今回は、そのうち5商品の内容や価格などについて、振り返っていきたいと思います。
価格は少し割高だろうと思っていたのですが、実際買ってみるとそこまででもなかったという印象でした。
文中の価格は2020年11月時点のもので、本体価格となります。
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塩紅鮭切身
トップバリュグリーンアイのMSC塩紅鮭(中辛塩味)切身です。
左下にMSC認証マークがついていますね。
こちらの商品、3切れ(193g)で497円。100gあたり258円でした。
MSC認証ではない、養殖の塩銀鮭はら身(甘口)という商品も近くにありました。
こちらも100gあたり258円とのことで、MSC認証のものと同じ額でした。
筆者は、中辛塩味の鮭より、甘口の鮭の方がほしかったのですが、今回はMSC認証のものを買うと決めていたので、MSC認証の中辛塩味の鮭を購入しました。
ぜひ、MSC認証で甘口の鮭も出してほしいです。
⇒売り場にMSC認証の甘口鮭も売られていました。(11/11追記)
筆者が魚を購入するときは、大体一人100円で考えています。3切れで497円でしたので、1パックを家族5人で分けることにしました。
この塩紅鮭は中辛塩味なので、子どもたちには辛すぎると思い、多めの野菜と一緒に炒めて「鮭のちゃんちゃん焼き風」に仕上げました。
野菜でかさ増しもできました。
減塩たらこ
トップバリュのMSC減塩たらこです。数量限定で1.5倍量でしたので、ラッキーでした。
こちらの商品、4腹で298円でした。
他にも、トップバリュのMSC認証のたらこ製品として、「辛子明太子」「無着色辛子明太子」がありました。
これらは通常通りの量で、3腹298円となっていました。
MSC認証ではないたらこもありました。味や作り方が特別なのか、3腹398円で売られていました。
筆者が行ったダイエーの売り場では、MSC認証のたらこが大きなスペースを占めています。
トップバリュのたらこに関しては、海の環境を守りつつ獲る仕組みが、すでにうまく整っているということなのですね。
子どもたちは食べなかったので、大人たちのご飯のお伴になりました。
「増量」に惹かれてたらこを購入しましたが、次回は辛子明太子を買いたいな~と思っています。
ホカホカご飯と辛子明太子の組み合わせ、たまにとても食べたくなるんですよね。
ちくわ
トップバリュのすけそうだら100%のちくわです。4本入り(120g)です。
こちらの商品、4本で98円でした。
トップバリュベストプライスのちくわも売られており、5本入り(115g)で78円でした。MSC認証のものよりも、若干割安です。
MSC認証の製品はトップバリュのものだけかと思っていましたが、ニッスイの「おいしいものをちょっとだけ」というちくわにも、MSC認証のマークがついていました。
3本入り(90g)で98円でした。
トップバリュの商品は4本で98円でしたので、プライベートブランドだからこそ実現できた価格なのかもしれません。
筆者はよくカニカマを購入していて、サラダに入れたり手巻き寿司に使ったりしていました。
MSC・ASC認証のカニカマというものはまだなかったので、このちくわがカニカマ替わりに使える、と思いました。
今回は、サラダのトッピングに使うことが多かったです。
白身魚フライ(冷凍)
トップバリュの冷凍の白身魚のフライです。10枚(280g)入っています。
油で自分で揚げるタイプの商品になります。
裏面を見たら原材料名に「ブルーホワイティング」と書かれていました。フライでよく使われるお魚で、タラの一種だそうです。
10枚入って298円で、値段の安さに驚きました。
業務スーパーなどはもっと安いと思いますが、298円で5人家族でフライを2切れずつ食べられたので、かなり満足度が高いです。
揚げたてのおいしさは格別です。そのままでもおいしいですが、今回はソースをかけて食べました。
家族も大喜びだし、海にも優しいし、財布にも優しい。
これは今回一番のヒットでした。揚げ物をするのに抵抗のない方、おすすめです。
たら甘塩味切り身【11/24追記】
トップバリュグリーンアイの、たら甘塩味切り身です。
3切れ(188g)入って定価372円でした。筆者は10%引きで購入したので、約335円となりますね。
このタラは、以前サステナブルシーフードウィークで紹介されていた、有賀薫さんの「MSC認証マダラとじゃがいものミルクスープ」のレシピで作りました。
家族皆パクパク食べていました。おいしかったです。
【サステナブル・シーフード・ウィーク2020】スープ作家・有賀薫と作ろう MSC・ASC認証水産物で簡単サステナブル・シーフードスープ
縞ほっけ干物【12/2追記】
縞ほっけふっくら干物です。
こちらはダイエーで購入しましたが、トップバリュの製品ではなく、株式会社アルティフーズのものでした。
2切れ入って398円です。ほっけは一枚が大きいので、我が家ではこの量を5人に分けて食べています。
ふっくらしていて、脂がのっていて、おいしかったです。
認証つき商品の値段について。意外と高くなかった。
今月購入する水産商品をMSC・ASC認証のものをメインにしようと決めたときに、多少値段が高くなることを覚悟していました。
ところが、実際に買ってみると、そこまで高くなかったことに驚きました。
認証されるためには、環境に優しい漁業の仕組みを整えなければなりません。そのための新たな設備投資が必要です。
そして、MSC認証の初回審査には15000米ドル~120000米ドルかかり、ロゴ使用料として販売金額の約0.5%がかかります。
(参考元:水産エコラベルをめぐる状況についてPDF水産エコラベルの推進について:水産庁)
通常の漁業よりも投資額が大きいので、その分価格にもっと上乗せされていると思ったのです。
今回の商品はトップバリュのものでしたので、価格を抑えて提供できるのは、大手スーパーであるイオンならではということでしょうか。
漁業関係者やスーパーがかなりの投資をして、環境によい方法で獲られた魚を消費者に提供しているので、認証マークの認知度がもっとあがっていくといいなと思いました。
◇◇◇◇◇
今回は、これまで買ってきたMSC認証商品の振り返りでした。値段がそこまで高くなかったので、無理せずに続けらそうです。
MSC・ASC認証についての記事はこちらのカテゴリーにまとめています。
♯買って良かった2020
子どもたちと近所のごみ拾い#2~「ほどほどに」が難しい!?~【江東輝地団】
次男の発案で、土曜の午後の一時間、『江東輝地団(こうとうきちだん)』という名でごみ拾いをすることにしました。
初回の記録はこちらです。
本日は、お友達を誘って、二回目を行った記録です。
お友達と一緒だと楽しくなってきて、子どもたちは「ほどほどに」ということを忘れがちになっていました。
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お友達と一緒ににぎやかなごみ拾い
2020年11月7日(土)14~15時、先週と同様に自宅近所の川沿いの公園と、通学路のところも少し、ごみ拾いを行いました。
ご近所さんの三兄弟(+ワンちゃん)も一緒に参加してくれて、にぎやかな時間になりました。
先週は、前半は家族だけでしたので淡々と行っていましたが、今日はお友達もいたので、冒険感覚です。
「缶見つけた!」
「あそこのトングでとって!」
「大きいケースがあった!」
「川の中の取りたい!」
無理なくごみ拾い活動を続けていきたいという思いがあったので、ほどほどにやることを意識していましたが、子どもたちは集まると冒険心や挑戦意欲がどんどん高まっていきます。
さすがに大きいケース(楽器を入れるようなものです)は、粗大ごみになり、大変な負担になってしまうので拾いませんでした。
びっくりしたごみは、カメラです。
先週も同じ場所のゴミ拾いを行ったはずなのですが、そのときは気づきませんでした。
けっこう古く壊れていたので、燃やせないごみに出すことになりましたが、これを落とした方は残念だったでしょうね。
子どもたちには、「ほどほどに」ということは必要ないのかな、と思いました。
一時間ワイワイ動き回っていたのですが、体力を使って疲れたとしても、楽しいことならば続けられますよね。
「ほどほどに」を意識するのは筆者自身のほうです。
このごみ拾い活動、全てを子どもたちに任せているのではなく、分別は筆者自身が行っています。
「このごみまで拾うと後で負担になる」と思う物は、そのときに子どもたちに伝えておこうと思いました。
子どもたちの活動を、筆者自身も楽しんで関わっていきたいので、「楽しいな」「心地よいな」と思って終わらせたいです。
子どもたちは力の入れ具合なんか意識せずに、楽しく取り組んでもらえればいいな、と思いました。
拾ったごみの結果
一時間で拾ったごみです。
燃やすごみ2袋、燃やさないごみ1袋、リサイクルできそうなごみの1袋です。
燃やすごみ、燃やさないごみは、自宅のマンションにそのまま出すことができますが、リサイクル可能な物は一旦自宅に持ち帰ります。
そして、お風呂場で洗って干してから、リサイクルに出します。
リサイクルできそうなものの中に、きれいな缶ごみがありました。
きれいな缶なのに吸い殻が入っていて、これは残念ながら燃やさないごみになりました。(先週もありましたね‥)
あと、鳥肌が立ったのは、比較的きれいめな缶の中に、土汚れと一緒に虫が入っていたことです。
虫の種類をここに記すことはやめますが、これは少し筆者のトラウマになってしまいそうです。
缶って中身が見えないから怖いですね。来週からどうしようかな‥。
小学生の気づき
ごみ拾いの記録を残していっているんだよ、とお友達に話したところ、お友達が「つまりごみが少ないと嬉しいんだね」と話していました。
その通りですね。
こうして記録を残していますが、ごみをたくさん拾ったことが「記録更新」ではなくて、ごみが少なければ少ないほうが「記録更新」なのです。
机上での学びも大切ですが、体験を通じて様々なことに気づくということもとても大切です。
子どもたちと一緒に活動していて、子どもたちが何か気づきを覚える瞬間に立ち会えたことが、なんだかとても嬉しかったです。
◇◇◇◇◇
今回は、お友達と一緒に行ったごみ拾い『江東輝地団』の記録です。
普段ゲームばかりで遊んでいるお友達同士だったので、どうかな~と思いましたが、勇気を出して誘ってみると、ごみ拾いでも案外楽しんで取り組むものですね。
筆者自身も、土曜午後にいい時間が過ごせています。
個人的な「やりかけ」を洗い出す。すっきり暮らすために。
なんとなく先送りにしてしまっていること、ありませんか。
人と関わりのあることは進められますが、自分だけのことだと、つい先送りになってしまいます。
7月に、筆者自身のやりかけを洗い出した記事を書きました。
タスクを可視化したことが、重い腰を上げるのにけっこうよかったので、今回も再び、現段階でのやりかけを洗い出していきたいと思います。
完了できるものはサクサク終わらせて、すっきりさせていきたいです。
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子どもの教育費を分ける
我が家には12歳を筆頭に三人の子供がいます。
子どもの教育費として、特に大学等の入学に向けて積み立てておくとよい、という話をよく聞きます。
ですが、色々な情報や商品がありすぎて、何がよいのか判断ができずに今まできてしまいました。
次男は学資保険をやっているのですが、長男・長女の分の教育費をどうするかが課題です。
長男はこれから6年なので、運用するには期間が短いかも‥と思います。貯金を教育資金として分けておこうか‥。
長女は5歳なのでまだ13年あるので、運用期間もありそうです。ジュニアNISAを開設しましたが、商品がたくさんあるので悩みます。
次男は学資保険に入っているけれど、この額だけで足りるのだろうか。
この課題は、年内をめどに整えられたらいいのですが。
以前にも相談に乗ってもらったFPさんがいるので、ご意見をいただきつつ進めていこうと思います。
未来かかるかもしれないお金の用意って、実に難しいですね‥。
暮らしをシンプル化していきたいのに、お金関係は年々入り組んできています。ジレンマです。
筆者の歯を直す
つい先日、奥歯が虫歯になっているのを発見しました。
デンタルミラーでチェックしたら、奥歯の後ろに黒い穴がありました。ショックです。
歯医者に定期的に行った方がよいことはわかりつつも、子どもの歯医者を優先し、自分のことは後回しになっていました。
末っ子も幼稚園に行くようになったので、その間に歯医者に行ってこようと思います。
早速予約です。歯は大切です。
【11/11追記】
歯医者に行ってきました。
5年ぶりの歯医者で、自分で発見した大きな虫歯の他に、小さな虫歯も‥。これからしばらく通うことになります。
治したあとも、歯のケアに半年に一回は歯医者でみてもらったほうがいいですね。
子どもの歯だけに目を向けていましたが、末娘が幼稚園に行き始めたので、自分の歯のケアもしっかりやっていこうと思います。
ベランダに放置しているバケツを洗ってしまう
先々月くらいに、ベランダでバケツで飼っていたメダカたちが、次々に死んでしまいました。
その後、藻が付いたバケツを洗浄するのがなんだかためらわれて、今まで来てしまいました。
見た目には全くきれいではないものなのに、最近見ても何も思わなくなっていました。慣れっておそろしいですね。
めだかを飼い始めたときばかりきれいにして、最後の始末が悪いのはよくありませんね。最後まできれいに。
【12/2追記】
バケツをきれいにし、ついでにベランダの掃除もしました。
そうしたところ、ご近所さんからメダカさんを頂けることに!
掃除をしたから、こうしたご縁が生まれたのかもしれませんね。
ガーデニングの整理。枯れた大豆を処分
春に娘と大豆を植えましたが、実が出来ることなく枯らしてしまいました。
そしてそのまま放置してしまっています。
見た目にも良くないので、娘と一緒に処分しようと思います。めだか同様、最後まできれいに、ですね。
そして空いた植木鉢に、室内で水に活けていたアロマティカスを植えていきます。
ずぼらな筆者には、多肉植物のように保水力の大きい植物の方が向いているようです。
筆者のゆるい管理でも元気に育てられている植物は、こちらに紹介しています。
【11/11追記】
娘も大豆が枯れてしまったことを納得したようです。
枯れた大豆は抜いて、アロマティカスを植えておきました。
大きくなりますように☆
メルカリ取り下げ&出品
一品だけ出品していたのですが、ひと月待っても売れなかったので、取り下げます。
夫から頼まれたものや、娘が使わなくなったおもちゃの出品をします。
【1/19追記】
夫からの頼まれものを出品したところ、すぐに買い手がつきました。
娘のものは、まだ使うかもしれないので、もう少し自宅に置いておこうと思います。
少し大きな掃除(換気扇、お風呂)
換気扇を外しての掃除の掃除や、お風呂のエプロンカバーを外しての掃除です。
先日、マンションの専有部の点検で、指摘された項目です。
業者さんに頼むのがラクで確実なのですが、自分でもできないことはないようなので、ここは経験をつむつもりでやってみます。
◇◇◇◇◇
今回は、現段階での筆者自身のやりかけを洗い出しました。
タスクの中でも、体を動かせば終わることは、早めに取りかかって完了させてしまおうと思います。
教育費のように、頭を使うものはなかなか難しいですね。
ある程度の妥協も必要かな、と思います。
皆さんも、「やりかけ」はありますか?
のんびり楽しむ益子陶器市の魅力とそこで出会った器たち
益子陶器市というイベントをご存じでしょうか。
毎年春と秋に、栃木県益子町一帯で行われる大規模な陶器市です。
町のあちらこちらに作家さんのテントが並び、春には40万人以上が、秋には20万人以上の人々が訪れる、器好きにはたまらないイベントです。
新型コロナウィルスの影響で、2020年春・秋の陶器市はWEB開催となりました。
今回は、筆者の大好きなイベントである『益子陶器市』について取り上げます。
これまで筆者が購入した素敵な器たちも、合わせてご覧ください。
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第2回益子WEB陶器市について【終了しました】
第2回益子WEB陶器市は、2020年10月31日から11月10日までの11日間開催されました。
WEB陶器市のサイトはこちらです。
このサイトで作品を探す際には、アイテムの種類、陶器市のマップ、お値引き品、一点物、出品者一覧、と、各自のニーズに合わせた方法で探すことができます。
小皿がほしい!と決まっている方は「アイテムの種類」から選べますし、偶然の出会いを楽しみたい場合は「陶器市のマップ」から選ぶのもいいですね。
好きな作家さんの作品を見たい方は、検索窓に作家名を入れるか、「出品者一覧」で探す方法があります。
人気商品は早めに売り切れてしまうので、「完売」となっている作品もけっこうあります。
益子陶器市の魅力は、いろんな作家さんの作品が一堂に会しているというところです。
これだけ多種多様な器をいっぺんに見られる機会はなかなかないので、購入しなくても、いろんな作品を眺めているだけでとてもおもしろいです。
2020年春からWEB開催になっていますが、全国どこからでも気軽に器を見ることができる点は、けっこうよいですね。
実際に触って、さまざまな角度から眺め、作家さんと話をして購入できることが一番よいことはもちろんです。
ですが、筆者は車で往復8時間くらい運転して行っていたので、WEB開催という気軽さは、これはこれでなかなかよいな~と思っています。
2018年春の益子陶器市の様子
筆者が実際に足を運んだのは、2017年春と2018年春の二回です。
栃木県に住んでいた友人の紹介で、行くようになりました。
時間が経つにつれて駐車場が混んでくるので、2018年は7時半に到着するように行きました。
朝早く着けたので、会場の中心に近い駐車場に停めることができました。
販売店約50店舗のほかに、約500ものテントが立ち並びます。テントを見て回るのが、それぞれ個性的でとてもおもしろいです。
区画ごとに、『かまぐれの丘』『路地裏テント』『じゃりん小径』など、おしゃれな名前が付けられています。
好きな作家さんのSNSなどを見ると、「かまぐれの丘の○○に出店しています」などと書かれていたりするので、それを頼りにお店を探しに行くこともできます。
友人たちと歩きながら、テントで器を眺めたり、作家さんとお話したり。
小腹が空いたら出店で買ったり、芝生で少し休憩したり。
器を作る人も、器を買う人も、自由でのんびりした雰囲気を、一日楽しむことができます。
筆者が行った日はたまたま晴天でしたので、気分爽快でした。
ただし、大人気のイベントなので、人はかなり多いです。
また、人気の作家さんの品は、早々に売り切れてしまうことがあります。筆者は7時半についてから、真っ先に目的の作家さんのテントに行きました。
友人と話すのは、器との出会いは縁だ、ということです。
もしも売り切れていたら、その日はその器とはたまたま縁がなかっただけで、思いがけない場所で別の器との縁があるかもしれない。
また来年行ったら、今度は目的の作家さんの器を買えるかもしれませんし、そういった縁をそのまま受け入れればいいかなと思いました。
益子陶器市の自由でのんびりとした雰囲気が、そう思わせるのかもしれませんね。
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益子陶器市で手に入れた器
筆者が益子陶器市で手に入れた、お気に入りの器をご紹介します。
よしざわ窯
当ブログでもたまに登場しているこちらのお皿は、2018年に購入したものです。
深いブルーの色味や、釉薬のムラのある感じ、デザインのかわいさと素朴な作りが気に入っています。
よしざわ窯さんは、今回の益子WEB陶器市では参加されていないようです。
よしざわ窯さんの作品は、こちらのネットショップでご購入いただけます
渡辺篤さん
こちらのお皿は2018年に購入しました。こちらも深みのあるブルーで、気に入っています。
渡辺篤さんは今回のWEB陶器市に出品されていますが、早々に完売になっていました。
村山大介陶芸研究所
左奥のカップは2017年に、右手前のマグカップは2018年に購入したものです。
カップを持った時に、内側のブルーの様子が「深い海みたい!」と思いました。
ブルーがとてもきれいなので、このままの色を保ちたいと思い、基本的に水やお湯を飲むのに使っています。
2017年に作家の村山大介さんとも少しお話させていただきました。とてもフランクに話してくださり、作り手の方と直に話せる陶器市の楽しさを教えていただいたように思います。
今回のWEB陶器市には参加されていないようです。
村山大介陶芸研究所のサイトはこちらです。
桜井ケンイチさん
2018年に次男と娘へのお土産に購入しました。
作家の桜井ケンイチさんとも少しお話しました。
左の猫と蛙のお皿は、猫と蛙は一緒にいることはないけれど、一つのお皿に一緒に描いたことで「みんな仲良く」という想いを表したようです。
お皿一つ一つに、作家さんのいろんな想いがこめられているのですね。
下永久美子さん
こちらは2018年に長男のお土産に購入した、ハシビロコウのお皿です。
下永久美子さんは、動物が描かれた器をたくさん作られています。
下永さんの作品を筆者自身もとても気に入り、今回のWEB陶器市でも購入しようと思っていましたが、早々に売り切れていました。
余談ですが、ハシビロコウっていいですよね。何を考えているのかわからない静かな佇まいが、何とも言えません。
◇◇◇◇◇
今回は、益子陶器市について取り上げました。筆者のお気に入りの器までご覧いただき、ありがとうございます。
普段は節約志向の筆者ですが、益子陶器市では少し財布の紐がゆるみます。日々使うものがお気に入りだと気分よく暮らせるので、益子陶器市ではあまり財布を気にしないでよし、と自分の中で決めています。
今ある状況で最善を尽くしてイベント開催してくださっている、益子WEB陶器市実行委員会の方々には感謝です。
特に第一回のWEB陶器市は、新型コロナウィルスの流行により急遽WEB開催となったので、ご対応が相当大変だったかと思います。
実際に行って楽しむ陶器市は、コロナウィルスの状況が落ち着いてからの楽しみにとっておきます。一ファンとして、これからも応援しています!
子どもたちと近所のごみ拾い#1~岩倉使節団に憧れて~【江東輝地団】
次男の発案で、毎週土曜の午後の一時間、『江東輝地団(こうとうきちだん)』という名前で地域のごみ拾いを行うことにしました。
友人たちを誘ってやりたいようですが、初回なのでお試しに、家族5人だけでやりました。
今回は、ごみ拾い活動の初回の記録です。
拾い終えたあとの分別のことや、細く長く続けていくために気を付けておきたいことも考えていきます。
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ごみ拾いをするに当たっての準備
ごみ拾いをするに当たって、用意したものは以下のとおりです。
- レジ袋(人数分+α)
- 軍手(人数分)
- BBQの炭用のトング
レジ袋は、各自がそれぞれ持ってごみを入れる用と、分別が必要なごみ用に1枚用意しました。(予備にもいくつか用意しました)
燃やすごみと、汚れた容器包装プラスチックは、各自のレジ袋に入れます。
分別が必要なごみの袋は筆者が持っておき、缶・びん・ペットボトル・燃やせないごみなどがあったときには、筆者のところまで来てもらうようにしました。
子どもたちがレジ袋を二枚持って作業するのは大変なので、要分別の物は筆者管理にしました。
当初、容器包装プラスチックもきれいにしてリサイクルに出したいと思いましたが、落ちているプラ製品はかなり汚れがきついです。
これをきれいにするのは労力が大きすぎると思い、そこまで深追いしないことにしました。
今は新型コロナウィルスの心配もあるので、軍手は必須です。
枝のところに手を入れたりもするので、軍手があると手が守られます。
BBQの炭用のトングは、遠くのものや生垣の中などの取りにくいごみを拾うのに、大活躍しました。
秋晴れの午後のごみ拾い
2020年10月31日(土)14~15時、自宅近くの川沿いの公園のごみ拾いを行いました。
一番多かったのは吸い殻です。小さいし、よく落ちているものなので、吸い殻を落としてもあまり気にならないのかもしれません。
拾ったきれいめなレジ袋は、次回のごみ袋にすることにしました。
道の脇の箇所やベンチ周りには、特に色々なものが落ちていました。サンドイッチやお菓子の袋、ティッシュ、段ボール等々。
割れたガラスなんかもありました。これは大人が対応します。
ハンガーがけっこう落ちていた所があったのですが、カラスが巣作りのために集めていて落とした物かもしれないね、と話したりしていました。
一時間で集めたごみは、レジ袋3枚分の燃やすごみと、レジ袋1枚分の要分別のごみです。
お昼ごはんを食べて一休みした後に、一時間程度体を動かす作業は、とても気持ちのよいものでした。
15時くらいになると西日になってきます。少し夕暮れを感じながら作業を終えて、さわやかな気分で自宅に戻りました。
体を動かした後のおやつは、格別ですね。
ごみ拾い後の分別作業
筆者が済む江東区は、汚れた容器包装プラスチックは燃やすごみで出せ、指定の袋などは特にないので、レジ袋に集めた燃やすごみはそのままごみ置き場に持って行くことができます。
分別が細かい地域だと、さらに大変かと思います。
要分別の袋に入っていたごみは以下のとおりです。
- ペットボトル
- 缶
- びん
- 汚れた缶・ペットボトル
- 割れた瓶・陶器
- 針金ハンガー
- ライター
- 乾電池
リサイクルに出せそうなペットボトルと缶・びんは、軽く洗ってリサイクルに出しました。
他はすべて燃やせないごみです。
割れ物や針金ハンガーは、処分の際に作業される方が危ないので、新聞紙でくるんで「キケン」と書いておきます。
乾電池は、火災防止のためにテープを貼っておきます。
困ったのは、吸い殻が入っている缶ごみです。
きれいな缶だったので、少し洗えばリサイクルに出せそうなのに、吸い殻が入っていることで燃やさないごみに出すしかありませんでした。
あまり深追いしすぎないこと
地域のごみ拾い活動をしてみて、住んでいる地域がきれいになり、軽く体を動かして無心になって作業に取り組めて、ストレス解消にもなりました。
発案者の次男も、今のところ続けたいと言っているので、細く長く続けていけたらいいなと思います。
長く続けるうえで、気をつけておきたいことがあります。
あまり深追いしすぎないことです。
ごみ拾いをしていて、川(とても浅い)の中にビニール傘がありました。
川がきれいかもわからないし、入ると濡れてめんどうなので、そこまではしませんでした。
また、ビニール袋に入った怪しげな土のような物がありました。
危ないものかもしれないし、こういうものには手を出さないようにしました。
頑張りすぎず、続けられる程度の労力で取り組むことを意識していました。
拾えるごみの8割でも6割でもいいので、「楽しいな~」「気分いいな~」という気持ちで終えられるようにしたいと思います。
あとは、雨天の場合は中止で、雨上がりにもやらないようにしようと思います。
ごみが濡れていると拾うのも大変ですし、濡れたごみは収集する方々の作業も大変になってしまいます。
晴れた日に気分よくやりたいと思います。
岩倉使節団に憧れて『江東輝地団』
次男がこの活動をしたいと言いだしたのは、最近日本史にはまっていて、岩倉使節団を知ったことがきっかけです。
岩倉使節団の写真がとても好きで、自分でも○○団のようなものをやりたいと思い、『江東輝地団(こうとうきちだん)』というごみ拾い活動を思いついたようです。
岩倉使節団の写真を見ては、「岩倉具視だけちょんまげで和装だ」とか「後ろの左側の人(山口尚芳)は目立たない」だとか、色々と言っていましたが、歴史好きがゴミ拾いにつながってきたことには驚きました。発想が自由です。
岩倉使節団の写真は、筆者自身も好きです。
周りの4人が洋装な中、岩倉具視だけちょんまげと和装でばっちりきまっている姿に、彼の日本人としての強い心を感じました。
結局、海外視察の最中に、西洋と対等に振る舞えるようにと、ちょんまげを切り洋服を着るようになりました。洋装の岩倉具視の写真を見たことのある方も多いと思います。
長い鎖国の時代から、一気に近代化が進んだ時代です。
この一枚の写真から、時代の大きな変化を感じられる気がして、とても好きです。
◇◇◇◇◇
今回は、家族で地域のごみ拾いをしたお話でした。
この活動、今子どもたちは続けていきたいと言っていますが、寒い日が続くようになったらどうでしょうね。
冬の寒さでやらなくなりそのまま自然消滅‥なんてことも、十分にありそうです。
子どもがやりたいと言っているうちは、一緒に続けていきたいと思います。
5人家族の食費。10月の振り返りと11月の計画。
9月、10月の食費予算を、少し頑張れば実現できそうな45000円としていました。
9月は45579円で少しオーバーでしたが、10月は果たして‥?
今回は10月の食費の振り返りを行います。
夫と小学生2人、幼稚園児1人の5人家族のケースです。
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当初立てた10月の食費の目標
9月の食費の振り返りの際に、10月の食費目標を以下のように立てました。
- 10月の食費予算を月45000円にする。
- お菓子代はそのうち3000円とする。
- もう少しスムーズに節約できる流れを作る。
(記事はこちら⇒5人家族のひと月の食費を45000円にした結果の考察 - 歩歩是道場)
10月は31日間ありますが、お米を実家からもらったうえ、ふるさと納税で送られてくる分があるので、あまりがんばらなくても45000円でいけそうと考えました。
9月にお菓子代の目安を設けてみて使いすぎを防げたので、引き続き月3000円としました。
あまり考えなくてもスムーズに節約できる仕組みをつくっておきたいと思い、基本の買い物をディスカウントスーパーであるオーケーストアでするとよいのではないかと考えました。
10月の食費支出結果と考察
食費の支出合計は46165円でした
9月に引き続き45000円に抑えることはできず、10月の食費の支出は46165円でした。
途中、買い物疲れが生じ、朝ごはんのパンを切らしてコンビニで買ってくることがありました。
ハロウィンの配り用として少し多めにお菓子を購入しことも、支出額に影響していると思われます。
筆者にとって食費月45000円に抑えるのは、なんとなく過ごしていては実現が難しい額なのかなと思いました。少し頑張って到達できる額だから、やりがいがあるともいえるのですが。
予算をオーバーしましたが、1165円くらいなので、家計全体としてはそれほど問題ではないかなと思います。
店舗別の食費支出額
10月のひと月で食材買い出しで利用した店舗別の支出額は、以下の通りです。
- オーケー(5回):23345円
- ダイエー(7回):13861円
- イオン(1回):3634円
- まいばすけっと(5回):3481円
- ミニストップ(1回):1000円
- イトーヨーカドー(1回):844円
9月より、オーケーに行く回数・金額が少し増えました。
以前は楽天西友ネットスーパーを利用していましたが、価格を考えるとネットスーパーよりも実店舗のほうがおトクな商品が多いので、楽天西友ネットスーパーの利用は一回もありませんでした。
10月はお米を買う必要もなかったので、あえてネットスーパーを利用する必要もなかった、ということもあります。
ミニストップは子どもたちに行ってもらったので、おつりはお小遣いです。
食材とお菓子代の支出
食材代とお菓子代で分けると、支出額は以下のとおりです。
- 食材代:42712円
- お菓子代:3453円
9月の食材代は42920円で、その内3582円がお米代だったので、9月のお米以外の食材代は39338円でした。
9月のお菓子代は2659円でした。
10月はお米代の支出がなかったので、多少9月より支出が多くても大丈夫と考えていましたが、そのういたお米代以上に、食材代やお菓子代の支出が多くなってしまいましたね。
ハロウィンの配り用のお菓子も含まれているので、そこは交際費やレジャー費に含めるべきか、悩むところです。ここでは食費の中のお菓子代に入れました。
あまり節約を意識せずにすごしてこの程度の金額でした。ここにお米代が入ってきた場合、節約を意識せずに普通に過ごした場合の我が家の食費は、50000円程度だろうと考えられます。
11月の食費について
11月は、MSC・ASC認証の魚介類を積極的に購入していこうと考えています。
認証つきの水産物は多少お値段が高いので、少し食費支出が上がることを想定しておきます。
11月は月予算を設定することはせずに、買い物の仕方だけ意識してみようと思います。
意識することがらは以下のとおりです。
- 牛乳は最安値で買う
- 基本の買い物はオーケーで行う
- MSC・ASC認証の水産物を購入する(ダイエーが主になるかな)
あまり気にすることが多いと日々の生活が大変になってしまうので、この程度にしておきます。
11月は30日間ですし、お米はまたふるさと納税の分が送られてくるので、認証付きの水産物を購入してもそこまで大幅な支出増にはならないかと思っていますが、どうなるでしょうか。
◇◇◇◇◇
今回は、10月の食費の振り返りと、11月の食費支出作戦について取り上げました。
一か月間、魚介類はMSC・ASC認証のものを主に買っていこうと思っているので、どのような商品に出会えるのか楽しみです。
節約も大事だけど海の環境も大事なので、我が家の家計でどの程度認証商品を取り入れていけるか、来月は落としどころを探る第一歩にしたいと思います。
【MSC・ASC】大手スーパーの認証つき水産物の取り扱いについて
スーパーの水産物で見かけるようになってきた、『MSC・ASC認証』というマーク。
前回の記事でも取り上げたのですが、環境にやさしい漁業で獲られている水産物に対してつけられているマークです。
これらの水産物を購入するにあたって、スーパーでの取り扱いはどのようになっているのか気になりました。
今回は、2大スーパーであるイオンとイトーヨーカドーの、MSC・ASC認証の水産物の取り扱いについて取り上げます。
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MSC、ASC認証のおさらい
前回の繰り返しになりますが、MSC認証とASC認証についておさらいします。
未来にわたって海の恵みをいただくには、海の環境を守ることが必要です。
魚を過剰に獲ることによる個体数の減少、それにより引き起こされる生態系の乱れ、養殖時の過剰な餌やりによる水質の悪化、人権侵害した形での労働などが、国際問題になっていました。
そこで、サステナブル(持続可能な)・シーフードの重要性が認識されるようになりました。
サステナブル・シーフードであることを審査する代表的な国際非営利団体は二つあります。
天然水産物に対する団体はMSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)で、養殖水産物に対する団体はASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)です。
ここで審査基準を満たし、サステナブル・シーフードであるお墨付きが得られた水産物に対して、MSC・ASC認証がつきます。
2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)は記憶に新しいと思います。
その14番目が「海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」という目標です。
このSDGsという国際目標により、海の環境の持続可能性も一層認識されるようになってきています。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは? 17の目標ごとの説明、事実と数字 | 国連広報センター
イオンの取り組み
目標
2017年4月のイオン株式会社のニュースリリースで、「水産物の持続可能な調達2020年目標」として、以下の内容が発表されていました。
- イオン(株)連結対象の総合スーパー、スーパーマーケット企業で、MSC、ASCの流通・加工認証(CoC)の100%取得を目指す
- 主要な全魚類で、持続可能な裏付けのあるプライベートブランドを提供する
参考元:イオン株式会社ニュースリリース(一部抜粋)2017/4/19
MSC・ASC認証水産物の取り扱い状況
現在、イオンで販売されている水産物の100%で認証マークがついているわけではありませんが、取り扱いは増えてきているようです。
イオンのネットスーパーの商品検索で「MSC」で調べたところ19件、「ASC」で調べたところ5件の商品がヒットしました。うち2件はパック寿司でMSC・ASCの両方の記載がありました。
甘エビ・サーモンなどの鮮魚や、煮つけ・エビチリなどの総菜、おにぎりや寿司などです。クリスマスの予約商品で、MSC認証のホールのロブスターまでありました。
先日筆者が購入した、カツオフレークの缶詰(MSC認証)と冷凍のあさりのむき身(ASC認証)も、イオンのトップバリュの商品でした。
これらはネットスーパーでは取り扱いがなかったので、ネットスーパーと実店舗とで、商品ラインナップが少し異なるようですね。
昨年のサステナブル・シーフード・ウィークのページに、2019年8月時点でのイオンが取り扱っているMSC認証魚種は24種、ASC認証魚種は10種であることが取り上げられていました。
イオンでは、様々な種類の認証ラベルのつきの魚介類を取り扱っていることがわかります。
これからもMSC・ASC認証商品を積極的に取り扱っていくとのことなので、今後イオンの魚売り場で認証マークのついた商品がますます増えていくことと思います。
ちなみに、筆者はダイエーをよく利用していますが、イオン系列なので、ダイエーでもトップバリュのMSC・ASC認証の水産物を購入することができます。
イトーヨーカドーの取り組み
目標
2019年5月の株式会社セブン&アイホールディングスのニュースリリースで、『GREEN CHALLENGE 2050』という環境宣言をされていました。(イトーヨーカドーはセブン&アイホールディングスのグループ会社です)
その中で、自然共生型社会を目指すにあたって、持続可能な調達に取り組んでいく旨が書かれていました。
そこで、2030年、2050年に向けても目標として、以下のような発表がありました。
2030年の目標
オリジナル商品(セブンプレミアムを含む)で使用する食品原材料は、持続可能性が担保された材料50%使用。
2050年の目標
オリジナル商品(セブンプレミアムを含む)で使用する食品原材料は、持続可能性が担保された材料100%使用。
参考元:株式会社セブン&アイ・ホールディングスニュースリリース2019/5/8(一部抜粋)
セブン&アイグループの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』4つのテーマを定め、2050年までに実現を目指します。 | 企業情報 | セブン&アイ・ホールディングス
イオンが2020年までに100%にしようとして動いていたのに対し(実現はしていませんが‥)、セブン&アイホールディングスは2050年までに100%を目指す、とのことですね。
MSC・ASC認証水産物の取り扱い状況
イトーヨーカドーのネットスーパーで、MSCで検索したところ1件もありませんでした。ASCで検索したところセブンプレミアムのバナメイ海老の取り扱いがありました。
(ただし、筆者に近い店舗で検索したので、すべてのイトーヨーカドーのネットスーパーでそうだとは限りません)
昨年のサステナブル・シーフード・ウィークのページには、2019年8月時点でイトーヨーカドーでは、MSC認証の「7プレミアムさばの味噌煮」「7プレミアム辛子明太子」、ASC認証の「養殖かき」などが取り扱われているとのことでした。
ネットスーパーでは取り扱いは少ないけれど、実店舗ならもう少し取り扱い種類もありそうですね。
イトーヨーカドーでは、MEL認証の商品も取り扱っているようです。MEL認証は、マリン・エコラベル・ジャパン協議会による、日本発の世界が認める水産エコラベルとのことです。
一般社団法人として、2016年に設立されています。
イトーヨーカドーは、MSC・ASC認証取得以外にも、MEL認証取得にも力を入れているようですね。いろんな認定団体があるんですね。
◇◇◇◇◇
今回は、実際にMSC・ASC認証の水産物を購入するにあたって、大手スーパーでの取り扱いはどのようになっているのか取り上げました。
MSC・ASC認証の取り扱いが多かったのはイオンでした。イオン系のスーパーで買い物すれば、MSC・ASC認証がついた水産物だけ購入する、という買い物スタイルも実現できそうです。
筆者がよく利用するオーケーストアでは、ざっとみたところ取り扱いがありませんでした。「Everyday Low Price」のディスカウントスーパーなので、低価格を維持するところに力を入れているのでしょう。
オーケーストアで魚のパッケージをみると「魚を食べて応援」と書いてありました。認証マークがついていないからといって、その魚がだめなんてことはなくて、どんな魚にも命があり、いろんな人の尽力の末にスーパーに並んでるんですよね。
そう思うと、認証ラベルがついているものも、ついていないものも、ありがたいものです。
イトーヨーカドーでの取り扱いは少なかったのですが、イトーヨーカドーでは独自のペットボトル回収システムがあったりするので、持続可能性に向けたの取り組みの力の入れ方はスーパーによって異なります。
オーケーストアではMSC・ASC認証の取り扱いが見たところありませんでしたが、品質を保ったまま価格を安く抑えるというところに対して、実に誠実に取り組んでいます。筆者はオーケーストアも信頼しています。
今回認証ラベルについて取り上げてみて、選択肢の幅が広がればよいなと思いました。
MSC・ASC認証についての記事はこちらのカテゴリーにまとめています。
【MSC・ASC】環境にやさしい水産物という選択肢を加える
『MSC認証』『ASC認証』というものをご存じでしょうか。
先日、かつおフレークの缶詰を購入したところ、パッケージに『MSC認証』と書かれたラベルがついていました。
持続可能な漁業で獲られた水産物に対してつけられる認証マーク、とのことです。
今回は、天然水産物で用いられる『MSC認証』や、養殖水産物で用いられる『ASC認証』について取り上げます。
環境にやさしい水産物というものの理解を深め、商品を選ぶ際の選択肢の幅を広げていきたいと思います。
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MSC認証とは
魚、貝、エビなどの海の生き物は、海の生態系を守った上で適切な量を獲るならば、いつまでも食べ続けることができます。
適切な量を超えて獲り続けると、取った魚介類そのものが減るだけではなく、その魚介類を餌として生きている個体まで減ることになります。
これが続くと、これまで食べてきた海の生き物を将来にわたって食べることが難しくなってしまいます。
そこで、「持続可能で適切に管理された漁業の普及」を目的として設立された国際非営利団体が、MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)です。
1997年に設立され、本部はロンドンにあります。2007年に日本事務所が開設されました。
MSCは、以下の3つの原則をもとに、持続可能な漁業であるかを審査しています。
原則1:資源の持続可能性
過剰な漁獲を行わず資源を枯渇させないこと。枯渇した資源については回復を論証できる方法で漁業を行うこと。
原則2:漁業が生態系に与える影響
漁業が依存する生態系の構造、多様性、生産力等を維持できる形で漁業を行うこと。
原則3:漁業の管理システム
地域や国内、国際的なルールを尊重した管理システムを有すること。また、持続可能な資源利用を行うための制度や体制を有すること。
これらの審査基準を満たした漁業による水産物であることの証が、海のエコラベルであるMSC認証のマークです。
消費者は、MSC認証ラベルがあることで、この水産物は水産資源や環境に配慮したものなのだと確認することができます。
これらの商品を選ぶことで、厳しい取り組みを行っている漁業者を支え、海の環境の持続可能性を守ることにつながります。
こちらの動画にMSCのことが詳しく取り上げられています。
この動画の中で、MSC認証を受けた漁業を行う漁師さんが、
「主婦の方がスーパーでMSCの商品をみたときに、この商品は環境を守るんだと、自然とMSCの商品を選んでもらえたらありがたい」
との旨の話をされていたことが印象的でした。
<参考元>
養殖による水産物はASC認証
MSC認証は天然物に対するものですが、養殖物に対するものもあります。
ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)の認証制度です。
ASCは、2010年に設立された国際的な非営利団体です。
世界の水産生産量のうち、約半数を養殖が占めるようになってきています。
ところが、養殖水産業には、海洋環境の悪化、餌となる天然魚の過剰利用、養殖魚の逃避による生態系のかく乱など、海の環境に悪影響を及ぼすケースがありました。
また、児童労働や奴隷労働など、労働者の人権を侵害するような形で養殖業が行われるケースもあり、国際問題になっていました。
そこで、環境に大きな負担をかけず、地域社会や労働環境にも配慮した養殖業を推進するために、ASCの認証制度が始まりました。
消費者はこのマークにより、その水産物が環境や社会に配慮した方法で養殖されたものであることがわかります。
これらを購入することで、持続可能な形で養殖に取り組む業者を支え、環境や社会を守ることにつながります。
<参考元>
養殖版海のエコラベル「ASC認証」について |WWFジャパン
サステナブル・シーフードの選択と食費予算の問題
筆者が今回購入したカツオフレークの缶詰と冷凍のあさりのむき身は、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」の製品でした。
イオングループは、10年後、20年後を考えて、「サステナブル(持続可能な)シーフード」を推進しています。
その取り組みとして、MSC、ASCの認証商品のラインナップを増やしています。
イオンのように、サステナブル・シーフードを購入できる場所は、年々増えてきています。
筆者自身もこの取り組みにとても共感できるので、もっと購入していけたらと思います。
ですが、これらの商品は少し割高な印象があるため、日常的に購入しようとしたときに家計に与える影響も気になるところです。
参考までに、今回筆者が買ったトップバリュの商品の価格をみていきましょう。(2020年10月28日時点)
ASC認証の冷凍のあさりのむき身230gは、本体価格298円でした。思ったほど高くはないかな‥。
カツオフレークは、MSC認証の商品は本体価格105円でした。比較のため、カツオフレークの一番お値段が安いトップバリュ・ベストプライスの商品では本体価格63円でした。
カツオフレークの缶詰では、MSC認証の商品の割高さ(ベストプライスの商品の格安さ?)がありました。
2商品だけではまだなんともいえないので、11月の食材購入の際に、魚介類はなるべくMSC認証・ASC認証のものを選んでいき、それらの価格や家計に与える影響を調べてみようと思います。
家計にそこまで負担なくできるなら、積極的に購入していきたいと思うのですが、どうなるでしょうか。
家計管理も大事ですが、海の環境も大事なので、両立できる道を探っていきたいと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、水産物についていた『MSC認証』『ASC認証』のお話でした。
こういう表示ってけっこう見逃してしまうもので、筆者は今回調べるまでよく知りませんでした。
水産物を選ぶ際に、金額や種類だけではなく、環境・社会にもやさしいかどうかという判断基準も加わり、少し視野が広がったような気がします。
やみくもに支出を控えるだけの節約ではなくて、必要なお金は支払い無駄はなくすという考えで、家計改善を進めていきたいですね。
こういうことを考えていると、そもそも魚を食べないというベジタリアンやヴィーガンを選択をする人の気持ちも、少しわかるような気がしました。
ちなみに、2020年10月1~30日まで、第7回サステナブルシーフード・ウィークが開催されています。今年のテーマは「おうちから守る魚の未来」です。
サステナブル・シーフードで作ったスープレシピが紹介されており、その料理をtwitterに投稿すると抽選でプレゼントがもらえる企画もあります。
筆者もスープを作って応募しようと思います♪
ご興味のある方は、以下のサイトをご覧ください。
MSC・ASC認証についての記事はこちらのカテゴリーにまとめています。
【リペア】袖のお直しでできることとできないことを知る。
先日、袖を少し短く縫い直すプチお直しをしました。
娘のTシャツと、筆者の上着の袖です。
今回は、これらの袖のお直しのお話です。
このお直しをやってみて、筆者の技術で手を出していいもの、手を出してはいけないものを知りました。
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ロングTシャツの袖
汚れが気になるので直すことに
末っ子が着ているロングTシャツです。
上2人が着たお下がりでそれなりの状態ではあるのですが、娘は黄色が好きなのでよく着ています。
お気に入りのTシャツの袖汚れが気になった娘からの要望で、袖先の部分だけ切って縫い直すことにしました。
このTシャツ、娘の腕には少し長かったので、縫い直せば娘にジャストフィットしてとてもよいかもと思いました。
切って縫うだけ!お直しで意識したポイント
袖の汚れの部分を切り、内側に三つ折りにしてぐるりと縫いました。
このお直しの際に筆者が意識したポイントとしては、
- 三つ折りした後にアイロンがけをする
- 黄色の糸を使ったこと
- ミシンで縫うときに袖口を閉じてしまわないようにする
ということです。
三つ折り後にアイロンをかけることで、折跡がキープされたまま縫うことができるので、仕上がりがきれいになります。少し面倒ですが、欠かせないひと手間です。
黄色の糸が自宅にあったことはラッキーでした。多少汚い縫い目でも、生地と同系色なので目立ちません。
少し大変だったことが、ミシンで縫うことです。
子ども服の袖なので袖口が小さいので、袖口を縫ったときに反対側も一緒に縫ってしまいそうになるので、気をつけていました。
縫った後にまたやり直すのは大変なので、そこは集中しました。
これで、黄色のTシャツの袖汚れが気にならなくなりました。
お砂場遊びや食事をするときにも、袖が手にかかるのを気にしないで過ごすことができそうです。
メンズの上着の袖
レディースサイズの袖に直したい
実家から持ち帰ってきたユニクロの上着で、メンズのMサイズです。
この上着、筆者自身が買ったようなのですが、記憶が定かではありません。独身時代に買ったものの中には、購入経緯不明なものがけっこうあります。
色・デザインは使いやすいのですが、メンズ仕様で袖が長く、筆者にはオーバーサイズで少しイマイチです。
そこで、袖を少し短くするお直しに取りかかることにしました。
裏地があるし袖口に向かって細くなっているし‥大変!
片方の袖ずつお直しを進めていきました。
自分で上着を着てみて、理想の袖の長さを把握しておきます。そして、三つ折り部分も考慮した上で袖を切りました。
表地を内側に三つ折りにして、アイロンをかけておきます。
裏地も適度な長さに切りました。
元の上着の袖をみたところ、裏地が少したゆませて縫われていることに気がつきました。腕の曲げ伸ばしをスムーズにするためだと考えられます。
なので、裏地を少し余裕を持って切っておきました。
そうして切った裏地を、少したゆませた状態のまま三つ折りに挟んで、ミシンで縫いました。
Tシャツの時みたいに三つ折りだけを縫うのではなく、裏地も縫い留めなければならないのが、筆者にとっては大変でした。
筆者がミシンを使うと、表はきれいでも裏はきたない場合が多いので、今回は上着の表を上にして縫いました。
「裏地を挟んだ状態の三つ折り部分を、見えないままで縫う」という、なんとも神経がすり減る作業でした。
さらに、縫い進めていくと、最後まで縫えないことに気が付きました。
この上着の袖が、袖口に向かって細くなっている仕様なのです。
つまり、三つ折りをした際に内側の円周よりも外側の円周が少し長くなっているので、このまま縫うと、外側の生地を少し折って縫うはめになってしまいます。
そこで苦肉の策として、「服を着た時に内側にくる部分は少し縫わないでおく」という方法をとりました。
袖を切っているのでお直しを進めるしかないので、妥協しました。
片方の袖のお直しをなんとか終え、もう片方のお直しをする際には、袖をカットすることはやめました。
せめて、裏地を挟み込んだまま三つ折りを縫うという作業だけでも、無くしたかったのです。
そのまま内側に折り込んで、「服を着た時に内側になる部分は少し縫わないでおく」方法で、袖を短くしました。
理想通りではありませんが、なんとか着れる程度にはお直しを終えることができました。
遠目からは良し。自分が納得できるかが問題。
昨日着てみたのですが、見た目としては問題ないですし、袖の長さとしては良かったです。
袖がぐるりと一周縫われていない状態なのですが、他の人は一切気にしないでしょう。(そもそも、袖が長くても他の人は気にしていませんね)
このまま着てみて、筆者自身がどれだけ気になっているのか、自己観察していきたいと思います。
今はお直ししたてなので、妥協して仕上げた点に、気持ちのひっかかりがあります。
時間が経てば気にならなくなるかもしれないし、そこは実際に着てみなければわかりません。
「袖が適切な長さになったこと」と「袖の縫製のイマイチさ」とでは、筆者にとってどちらが上回るのでしょうか。
もしも、妥協して直した上着じゃイマイチ‥という思いがぬぐえなければ、この上着はユニクロのリサイクルに出そうと思います。
自分の手に負えないものは手を出さないこと
今回二つのお直しをして、Tシャツはできましたが、上着はうまくいきませんでした。
お直しは、労力と時間を使ってやるものなので、その結果うまくいけば達成感があり嬉しいものです。
ですが、お直しの結果自分にとってイマイチであったり、作業過程が過度なストレスになってしまうならば、その労力や時間をもっと有意義なことに使いたいですね。
筆者の場合、「裏地があるもの」のお直しは障壁が高かったです。
少しのストレスなら達成感を感じられますが、大きなストレスだと達成感よりも徒労感の方が大きくなる気がします。
また、お直しをする前に、形をよく見るようにしようと思いました。
袖口に向かって細くなる形をよく見ておけば、三つ折りにしたときにうまく縫えなくなることは、想像できたことです。
ハサミを入れる前に、慎重にシミュレーションする必要がありました。
労力と時間をかけた上で、喜びが勝るのか、ストレスが勝るのか。
理想の形を求めて勢いでお直しに取り組む前に、自分の技術力を考えてやる・やらないを今一度しっかり検討しようと思いました。
これもまた、一つ、勉強です。
◇◇◇◇◇
今回は、袖のお直しから己の技術の程度を知ったお話でした。
袖を直すだけだし簡単でしょ~と思っていましたが、上着のお直しは実に大変でした。
Tシャツについては娘にOKをもらったので、及第点だったかな。
実際に手を動かして、自分を知れただけでも、良しとしておこうと思います。
自宅の環境を整えてプチストレスを減らす
最近なんだかソワソワしていたり、小さなことでイライラしてしまうことがありました。
睡眠不足かホルモンバランスの乱れか‥原因はわかりませんが、自分の状態が周囲に悪影響を及ぼしてしまうようだとよくありません。
そこで今回は、環境面からストレスを減らすことを目標に、生活の中でプチストレスになっているものを見直していこうと思います。
節約志向の筆者ですが、日々のストレスが解消され生活の質が上がるのならば、多少の支出があってもOKということを心に留めておきます。
物で解決できるなら、早々に手を打ってしまいましょう。
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焦げ付いたフライパンを買い替える
ここのところ、卵焼きでも、餃子でも、チャーハンでも、調理した後にフライパンに少しくっついてしまうようになりました。
餃子の場合、せっかくおいしく焼けたにも関わらず、フライパンから取り出す段階で皮が破けて中の肉汁が流れ出てしまいます。
小さなストレスなのですが、毎日続くのはちょっと‥。さすがにこれは買い替え時ですね。
小さな深型のフライパンは、イトーヨーカドーでセットで購入したものです。11年くらい使っています。
大きい浅型のフライパンは、フライパンは6年ほど前にカインズホームで購入したものです。
どちらもお買い得商品だったのですが、次に購入するフライパンは、多少値が張っても長く使える物を選びたいと思いました。
長く使えて、料理がくっつかず、お手入れしやすいものが理想です。
新しいフライパンの検討を、筆者のタスクに加えておきます。
【11/22追記】
実家で余っているフライパンを一つ譲ってもらいました。しかもフレーバーストーン!
少し小さめで深型のフライパンだったので、それまで持っていた小さな深型フライパンは手放しました。
フレーバーストーンのフライパンの実際の使い心地は、こちらに書いています。
子どものアレルギー鼻炎対策
小学生の息子たちの、早朝のくしゃみ・鼻水がひどくなってきました。
彼らはアレルギーもちなのでその症状だろうと思いつつも、風邪だったらどうしようと、朝に症状を見極めるのが悩みの種でした。
症状をはっきりさせるために小児科で診てもらうと、案の定アレルギーによる症状で「家の掃除が足りない」とご指摘を受けました。
そのとおりです。病院に行った後何日かは掃除に意識がいくのですが、しばらくするとさぼりがちになるです‥。
掃除が足りないため、ダニやホコリで症状が出てしまっていたということでした。
和室に布団で寝ていると話したところ、先生から「昔の人は畳にも雑巾がけをしていた」との話があったので、日々のタスクに「畳の雑巾がけ」を追加することにしました。
ただ、アレルギー対策はしたいものの、雑巾がけを毎日することが筆者自身のストレスになってしまいそうです。
毎日の雑巾がけがストレスなくできるように、寝室の環境を整えていくことから始めました。
端に置いていたおもちゃを別の場所に移動させました。
おもちゃを置いているとホコリがたまるし、おもちゃをどかして雑巾がけをするとなると、雑巾がけのハードルが高くなってしまい続かなくなると思ったのです。
ついでに、壁に貼っていた絵やポスターをはがしました。
壁に色々貼っていると、それだけでホコリがたまりやすいですよね。
子どもたちに残すか処分するか判断してもらい、残す絵はまとめてしまっておき、捨ててもよい絵は写真に撮って処分しました。
これで雑巾がけを行い、万一毎日できないようなら、そのときにまた工夫を考えようと思います。今のところ2日は続いています。
アレルギー対策で部屋を整えたのですが、和室が視覚的にもすっきりしたので、アレルギーのない筆者も気分よく過ごせています。
出にくいボールペンは捨てる
手帳やカレンダー、買い物メモなど、ボールペンを使う機会が多いです。
ボールペンで書いてもインクが出ないときは、いらない用紙にくるくる書いて、インクが出るようになってから使っていました。
まだ使えてラッキーでしょう、エコでしょう、という気持ちでした。
ですが、インクが出にくいときの状況を振り返って見ると、書こうと思ったことがすぐに書けないもどかしさや、周囲にあるいらない用紙を探す手間、書き終わった後の紙の汚さなど、ストレスでしかない気がします。
その分だけ、時間を余計に使っていますし。
「ボールペン一本を最後まで使い切った達成感」と「インクが出にくいことによって生じるストレス」とを天秤にかけたとき、どちらがのほうが大きく感じるでしょうか。
筆者の最近の様子を考えると、ストレスの方が大きいのではないかと思います。
もったいない精神はあるのですが、ここはストレスを無くす方向に行動して生活の質を上げる方が、今の優先順位としては高いです。
書き出しでインクの出ないボールペンは、躊躇せず処分しようと思います。
◇◇◇◇◇
今回は、生活環境を整えてプチストレスを減らす試みをしたお話でした。
暮らしの中を見渡してみると、どこかストレスになっているのに、やり続けていることってありますね。
不必要なストレスは無くしていったほうが生活の質が上がるので、暮らしのプチストレスに気が付いたら早々に整えて、快適に過ごしたいものです。
不要になったキックバイク。もう一度生かされる方法を考える。
まだ使えるけれど使わない物。
こういうものの処分は、どこかもったいなくて躊躇してしまいます。
我が家では、10年物の子どものキックバイクが不要になりました。
結局ジモティーに出品したのですが、その判断に至るまでいろいろな方法を検討しました。
今回は、古いけどまだ使える物をどのように手放すのか、思考過程を振り返っていきます。
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子どもの成長に伴いキックバイクが不要に
末っ子が子ども用の自転車に乗るようになり、キックバイクに乗らなくなりました。
キックバイクとはペダルのない自転車のようなものです。
『ストライダー』という商品が有名ですが、筆者が持っているものは10年前にアサヒ自転車で5000円程度で購入したものです。
3人の子どもが使ったので、全体的に傷や落ちない汚れもありますし、錆びてもいます。
見た目としては年月分の古さがどうしてもありますが、つい最近まで末っ子が乗っており問題なく使えます。
古くはなっているけれど、まだまだ使えるキックバイク。
さて、どうしていきましょう。
粗大ごみに出したらどうなる?
仮に、粗大ごみに出してみるとします。
筆者の住む区では、子供用遊具(竹馬、トランポリン、ホッピング等)や16インチ未満の自転車は400円で出せるので、このキックバイクも400円かかります。
粗大ごみ回収日の予約をし、400円分の粗大ごみシールを貼って、当日朝に出すことになります。
回収されたキックバイクはどうなるのでしょうか。
東京23区では、粗大ごみは中央防波堤内側埋立地にある粗大ごみ破砕処理施設で処理されています。
まず、区の粗大ごみ中継所や粗大ごみ破砕処理施設の受け入れヤードで、可燃系と不燃系とに手作業で選別されます。
可燃系は細かく砕いて燃やされ、不燃系は細かく砕いて鉄を回収してから埋め立て処理されています。
キックバイクは不燃系の粗大ごみになるので、埋め立て処理されることになるでしょう。
都の廃棄物埋立処分場には限りがあります。
なるべくこのキックバイクが生かされることが望ましいです。粗大ごみに出すのは最終手段としたいと思いました。
<参考元>
身近な人に譲るのはどうだろう?
もしも知り合いでほしい方がいらっしゃったら、譲る方法もありますね。
雑談の中で「キックバイクほしい」という話が出たら、「うちに不要な物あるけどどうかな?」と話題にしやすいです。
ところが、最近は雑談の機会も少なくなったため、なかなか自然な流れがきません。
わざわざLINEで聞くというのも、なんだか負担をかけてしまいそうな気がしてしまいます。
「もらう」と言われても、見た目があまりよくないのに気を遣ってひきとってくれたのかなと思いそうだし、断られたときには、お断りするのに気を揉ませたのかなとどこかで思ってしまう気がします。
コロナが流行る前は、普段から人と接していたので、不用品を譲るのにそこまで考えてはいませんでした。
直接会ったときに話すと、相手の雰囲気から「これはOK、これはやりすぎ」ということをなんとなく感じるので、こちらも譲ってもよいのか判断をしやすかったです。
コロナ禍で、LINEなどのやりとりが中心になってくると、文面から気持ちを読み取るしかないので難しいですね。わざわざ電話する要件でもないですし。
自分が人から不要品を受け取る場合を考えると、筆者はけっこうありがたくもらうほうです。
子どものものは期間限定なので、お下がりが大変助かります。
また、手元にあるもので何とかするという暮らしが好きなので、我が家にやってきたものが、自分の暮らしの中にどう溶け込んで生かされるかというのも、楽しみなのです。
ですが、多少の管理の負担が増えてしまうことは確かです。処分するにも、頂いたものだし‥という思いはどこかに生じています。
そう考えると、「人からお下がりをもらうありがたさ」と「物が増えてしまう負担感」の感じ方のバランスは、人によって異るものだなと思います。
今回の物はキックバイクです。場所もとりますし、譲った先でもいずれ不要になるものです。
お互い気を遣う状況になるかもと思ったので、知り合いに譲るのはやめました。
メルカリ出品は無理だな‥
メルカリの出品は早々にあきらめました。
まず、あまりきれいではないことです。10年も使っており、持ち手の部分が少し切れていたり、錆びているのです。この状態では、自信を持って出品できません。
最近は出品者もかなり多いので、買取手はつかないかなと思います。
また、たとえ売れたとしても、大物なので配送料がかなりかかってしまいます。
配送料を差し引くと、結局マイナスになってしまいそうなので、そこまでしてメルカリでの出品作業をしようとは思いませんでした。
大物だと梱包も一仕事です。
今回はジモティーがベストだった
そこで、今回筆者が利用したのは『ジモティー』です。近隣住民で不用品の受け渡しができるサイトを利用して、欲しい方を探すことにしました。
このキックバイク、実用面ではOKなものの見た目がよいとは言えない状態なので、0円で出品しました。
結局、出品して15分もしないうちに引き取り手が現われ、二日後に自宅近くでお渡しすることになりました。
現状を知ったうえでほしいと思ってくれた方に譲ることができることと、直接の受け渡しになるので送料が発生しないところが、今回の筆者のケースでは、ジモティーのサービスがとてもニーズに合っていました。
寄付という手段も選択肢に入れたい
近所の児童館や児童遊園など、使ってくれそうな施設に寄付するという選択肢もありますね。
筆者が遊びに行く児童遊園では、あちこちからお下がりで持ってこられたと思われる三輪車などがあるのです。
今度遊びに行ったときに、寄付を受け付けているのか、確認だけでもしておこうと思います。
近所の子たちの共有物になったなら、とても嬉しいですよね。
◇◇◇◇◇
今回は、不要になったけれどまだ使えるキックバイクを、どのように次につないでいくかについてのお話でした。
物のやり取りが生じるときに、双方にとってよい結果になるといいですよね。
今回はジモティーを利用して良かったです。
このように手放す方法をじっくり考えると、物を取り入れるときにもじっくりと考えていきたいと思いになりますね。
こういう一つ一つの積み重ねで、暮らしができてくるんでしょうね。